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3月のライオン(前編) [映画 数字で始まるもの]

◆ 3月のライオン(前編) 
2017/3/18(土)公開
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 人気漫画家・羽海野チカが将棋という厳しい勝負の世界に身を置く若き天才プロ棋士を主人公に描く大ヒットコミックスを「るろうに剣心」「ミュージアム」の大友啓史監督が前後編で実写映画化した青春ドラマ。本作はその前編。幼くして実の家族を失い、孤独の中で史上5人目の中学生プロ棋士となった主人公・桐山零が将棋に全身全霊で立ち向かっていく姿と、偶然の出会いから始まった下町の3姉妹家族との温かな交流の行方を綴る。主演は「桐島、部活やめるってよ」の神木隆之介、共演に有村架純、倉科カナ、清原果耶、染谷将太、佐々木蔵之介。
 東京の下町でひとり暮らしをしている17歳の青年、桐山零。9歳の時に交通事故で家族を失い、父の友人である将棋のプロ棋士、幸田柾近に引き取られた彼は、将棋しか生きるすべはないと強い覚悟で勉強を重ね、史上5人目の中学生棋士としてプロデビューを果たす。しかし一緒にプロを目指していた幸田の実の娘・香子は、実力の世界の厳しい現実を突きつけられ、親子の関係にも暗い影を落としてしまう。責任を感じた零は幸田家を出て、下町にアパートを借り、1年遅れで高校にも通い始める。そんなある日、具合が悪くなって道端に倒れていた零は、近くに住む川本あかりに助けられ、彼女の自宅で介抱される。以来、面倒見のいい長女あかり、がんばり屋の次女ひなた、天真爛漫な末っ子モモという明るい川本3姉妹との思いがけない交流が始まる零だったが…。
≪ all cinema online より ≫


観た当時のメモがあります......
日曜日に、映画「3月のライオン」を観てきた。
原作マンガは読んだことなく、予備知識は
 1.将棋の話
 2.予告編やチラシで月島辺りの橋やビルが出てくるので多少土地勘がある場所が舞台
 (少なくとも撮影地)だろう
という2つくらい。
期待以上に面白かった。
有村架純が主人公(神木隆之介)と互いに複雑な感情を抱いている「義理の姉(※1)」で何かと主人公に辛く当たる役を演じている。
 ※1 交通事故で両親と妹を喪って孤児になった主人公を引き取って内弟子にした
    棋士(※2)の娘。
 ※2 主人公の父もかつては棋士を目指していたので父の友人にあたる。
有村架純は今までカワイイ系の役でしか見たことなかったけれど、憎まれ役を演じていてその陰の屈折まで見え隠れしてなかなか巧い!!
神木隆之介が巧いのは今さら言うまでもないし、義理の姉の子供時代を演じていた子役の子もなかなか上手かったし、主人公の子供時代を演じていた子役も上手かった。
棋士役の伊藤英明、佐々木蔵之介、加瀬亮らの将棋シーンも緊迫感があるし、見応えがある。
後編は約1ヵ月後の公開だけれど早く観たい。
以上、当時の感想メモでした。

【鑑賞日:2017年3月26日(日)】

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007 スペクター(先行上映) [映画 数字で始まるもの]

◆ 007 スペクター の先行上映を観てきました。
2015/12/4(金)公開
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 ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる007シリーズの4作目にしてシリーズ通算24作目となるスパイ・アクション大作。最大の宿敵“スペクター”の謎を追って世界を駆け巡るジェームズ・ボンドの活躍を壮大なスケールで描き出す。共演はクリストフ・ヴァルツ、ベン・ウィショー、レイフ・ファインズほか、ボンドガールとしてレア・セドゥ、モニカ・ベルッチ。監督は前作に引き続き「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。
 “死者の日”の祭りでにぎわうメキシコシティで、凶悪犯スキアラと大立ち回りを演じたジェームズ・ボンド。後日、MI6の本部に呼び出され、Mから職務停止を言い渡されてしまう。折しもロンドンでは、スパイ不要論を掲げるマックス・デンビが国家安全保障局の新トップとなり、MI6をMI5に吸収しようと画策していた。表立って活動することができなくなったボンドだったが、マネーペニーやQの協力でローマへと飛び、そこでスキアラの未亡人ルチアと接触、強大な悪の組織の存在を突き止めるが…。
≪ all cinema online より ≫


007シリーズは、1974年の黄金銃を持つ男(第9作目)以降は全部リアルタイムで劇場で観ています。これ以前の作品もWOWOW等で観た他、総てBlu-rayに焼いている(もちろん、いくつかはセル版のDVDやBlu-rayを買ったりしています)くらい好きなシリーズです。
・・・・なので、当然、先行上映にも飛んでいきました。
この先行上映と言うヤツ、たぶん、興行成績としては12/4からの初週の成績に合算されるんだろうと思いますが、劇場も混んでいたし、たぶん、ダントツの首位を飾るんだろうと思います。欧米では既に2.3週早く公開されて各国のトップを飾っており、日本も続かないわけにはいかないのでこういう作戦(先行上映3日間実施)を取ったんでしょうね...

歴代ボンドの中でもダニエル・クレイグが一番体を張ったアクションをこなし、ストイックに役になりきっている気がしています。彼はカジノ・ロワイヤル(2006年)でシリーズ刷新のため、00ナンバーを得る前のジェームズ・ボンドから演じ始めてもう10年になるところ...
スペクターは彼の4作目ですが、カジノ・ロワイヤル(2006年)と慰めの報酬(2008年)のストーリーが続き物で、スカイフォール(2012年)と今回のスペクターが続いている他に、今回のスペクターにはカジノ・ロワイヤル以降のキャラ(ヴェスパー・リンド、ル・シッフル、ミスター・ホワイト、ドミニク・グリーン、ラウル・シルバ)の名前と顔が登場します。
MI6のキャラも新M(レイフ・ファインズ)、故・先代M(ジュディ・デンチ)、イヴ・マニーペニー(ナオミ・ハリス)、Q(ベン・ウィショー)が前作に引き続き登場します。
・・・なので、最低でもスカイフォール、できれば、カジノロワイヤル以降の3作を見直してから臨むと良いと思います(素で臨んではダメということではないですよ。単独でも十分楽しめる映画になっています)。
ストーリー的には、ダニエル・クレイグ・ボンドの話が一旦終結するような感覚がある終わり方です。一部でダニエル・クレイグのボンドは今作が最後という報道がありますが、どうなんでしょう....。 契約はもう1本残っているというインターネット上の記事を読んだ記憶があります。 一方で本人がインタヴューで「もうこの仕事はイヤだ」と口走ったというニュースも確かにありました。(本人が後で、今回を最後に降りるということじゃないよと降板説を否定したという記事も読みました。)
ダニエル・クレイグは68年生まれの47歳。次の作品を撮ってる頃には50歳目前なのでそろそろ体力的にはキツイのも事実だと思います。肉体労働の最たるものとしてのエージェントの年齢としてのリアリズムの観点でもそろそろ感はあります。ハマリ役なのであと1本は演じて欲しいな...というのが私の想いですが....
なお、当然ですが、スペクターでもエンドタイトルの最後には007シリーズのお約束の ” James Bond Will Return. ” と出てきます。 ・・・なのでシリーズは確実に続きます。 問題は誰が演じるか...ですが、是非もう少しダニエル・クレイグに頑張って欲しい...と思います。

【鑑賞日:2015年11月27日(金)】
【鑑賞日:2015年11月28日(土)】
カミサンに付き合ってもう1回行きました。
【鑑賞日:2016年1月3日(日)】007映画は基本的教養なので娘を連れてもう1回行きました。 (^^ゞ


以下、気を付けながら書きますが、多少ネタはバレますので未見でそういうことが嫌いな方は鑑賞後にお読みください。

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007スペクター Twitter 2015/11/28 [映画 数字で始まるもの]


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47RONIN [映画 数字で始まるもの]

いまさら、去年、劇場で観るのを見送った 47RONIN  を、WOWOWの放送の録画で観た。(ゲテモノ映画は割と好物ですが、それでもコレはお金払って観る気にはなれなかった....) 
2013/12/6(金)公開
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 ハリウッドが日本の古典復讐譚“忠臣蔵”をモチーフに、日米の豪華キャストの共演で描く異色の3Dアクション・ファンタジー・エンタテインメント大作。主演に「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーヴス、共演に真田広之、浅野忠信、柴咲コウ、菊池凛子、赤西仁。監督はCM業界で活躍し、本作が記念すべき長編デビューとなる新鋭カール・リンシュ。
 将軍・徳川綱吉が治める鎖国時代の日本。かつて赤穂藩藩主・浅野内匠頭に命を救われた混血の異人カイ。浅野の娘ミカと心を通わつつも、浅野への忠義を誓い、領地の片隅で一人静かに暮らしていた。そんな中、赤穂藩の追い落としを目論む隣国の藩主・吉良上野介は、謎の妖術使いミヅキと共に奸計を巡らせ、浅野に刃傷沙汰を起こさせてまんまとお家取り潰しに追い込むことに成功。さらに浅野の忠臣・大石内蔵助はじめ家臣たちは浪人となり、四散してしまう。一年後、大石は出島でオランダ人の奴隷となっていたカイを助け出すと、復讐への助太刀を要請する。こうして大石率いるわずか47人の赤穂浪士は、ついに吉良への仇討ちへと立ち上がるのだったが…。
≪ all cinema online より ≫


いやぁ、凄かった...... コレって忠臣蔵なの???? だって、日本じゃないじゃん、これ...
服装・建物・文化は全て中国だし、自然環境はニュージーランドだし、謎の化け物やらトロールやら出てくるし....
あんまり凄かったんで、本人たちがアフレコ当てている吹替え版まで録画して観ちゃった。

予告編見て覚悟していたレベルの3万メートルくらい上を行っていて、成層圏を突き抜けそうでした。

2011/4に、この映画についてこんなこと書いていました(ここをクリック →  )

公開は2013/12なので構想何年か知らんが、少なくとも迷走3年くらいではある。 ちなみに公開時点では、こんなことを考えていて、結局観には行きませんでした。(ここをクリック →  )

柴咲コウが宣伝の場で使った固定観念に囚われないっていうのは素晴らしく考え抜かれた表現なんだろうなぁ...と思います。 出演している以上、宣伝の場で貶したり足を引っ張るようなことは言えないし、そうはいっても友人・知人からはいろいろ言われるだろうし.....  「オトナだなぁ....」と思いました。

【鑑賞日:2014年12月10日(水):字幕版、2014年12月21日(日):吹替版】


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6歳のボクが、大人になるまで。  [映画 数字で始まるもの]

◆ 6歳のボクが、大人になるまで。 
公式HP http://6sainoboku.jp/ 
2014/11/14(金)公開
20141114_6sainoboku_01.jpg

 「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、オーディションで選ばれた6歳の少年エラー・コルトレーンを主演に据え、彼の12年間の成長と家族の変遷の物語を、劇映画でありながら実際に12年間をかけて撮影するという画期的かつ大胆な手法で描き出し、登場人物に刻まれるリアルかつ自然な時の流れまでをも鮮やかにフィルムに焼き付けた感動の家族ドラマ。共演は両親役にパトリシア・アークエットとイーサン・ホーク、姉役で監督の実の娘ローレライ・リンクレイター。
 テキサスの田舎町に住む6歳の少年メイソンは、母のオリヴィアと姉サマンサとの3人暮らし。父親のメイソン・シニアは離婚してアラスカに放浪の旅に出てしまった。シングルマザーとなったオリヴィアは、キャリアアップを目指して大学への入学を決意し、メイソンとサマンサを連れてヒューストンに移り住む。そこで多感な思春期を送り始めたメイソンは、やがて母の再婚や風来坊の父との交流、そして初恋と、様々な経験を重ねていくが…。
≪ all cinema online より ≫


実際に、同じ俳優陣で主人公の子役(6歳)を追って12年掛けて撮ったという、目からウロコというか、ふつー、思い付いてもやらないよ....という撮影法と、あなた、よくこの長い仕事の出演交渉にYesと言ったね...という出演陣の映画。
シリーズとして長く続いて、結果的に同じ役者陣で続ける例はいくらでもあるけれど、たった1本の映画作るためにこんなことをするのは偉いというか、なんというか.....

【鑑賞日:2014年11月18日(火)】

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300 ~帝国の進撃~ [映画 数字で始まるもの]

◆ 300 ~帝国の進撃~ を観ました。
なんと、実に約1年半ぶりに試写会というものに当たって、有楽町のよみうりホールでタダで3D字幕版を観せて頂きました。
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2014/6/20(金)公開


 2007年の「300 <スリーハンドレッド>」に続いてフランク・ミラーの人気グラフィック・ノベル・シリーズを映画化した歴史スペクタクル・アクション第2弾。史実を基にしたペルシア帝国 VS ギリシャ連合の壮絶な戦いを、今度は海を舞台に再び迫力のバイオレンス&アクションとスタイリッシュな映像美で描き出す。主演は「アニマル・キングダム」のサリヴァン・ステイプルトン、共演にエヴァ・グリーン、レナ・ヘディ。前作の監督ザック・スナイダーは脚本と製作を務め、監督は新たに「賢く生きる恋のレシピ」のノーム・ムーロが手がける。
 ペルシア帝国100万の大軍に、わずか300人の戦士を率いて立ち向かい美しく散ったスパルタ王レオニダス。しかしその何者にも怯まない強靱な意志は、彼一人ではなく、ギリシャの男たちに広く受け継がれていた。そして今、大艦隊でエーゲ海を席巻するペルシア海軍の前に、アテナイの勇者テミストクレス将軍がギリシャ連合軍を率いて立ちはだかる。彼らは圧倒的な戦力差を、その勇猛な闘志と知略で跳ね返していく。しかし迎え撃つペルシア軍には、大艦隊を統率する残忍な女戦士アルテミシアがいた。もともとギリシャ人でありながら、両親を惨殺された過去ゆえに、ギリシャに対する激しい憎悪で復讐の炎を燃やしていた。やがてアルテミシアは、優秀な敵将テミストクレスを取り込もうと色仕掛けで迫るのだったが…。
≪ all cinema online より ≫



【鑑賞日:2014年6月11日(水)】

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96時間リベンジ [映画 数字で始まるもの]

96時間リベンジ を観てきた。
2013/1/11(金)公開
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前作96時間アクションオヤジに開眼したリーアム・ニーソンは還暦を迎えてなお元気にアクションオヤジしていた。
前にも書いたけれど、1作目がすごく面白かった(ここをクリック→ )。
映画館(レイトショー)が結構混んでたのはやっぱり前作観たヒトの期待の現れ....
製作者は2匹目の泥鰌を狙った甲斐があった・・・というものでしょう。

前作を観ている前提の作りです。観てない人は予習が必要ですので、お近くのツ〇ヤかゲ〇に走りましょう....(未見だとすると観て損はない映画だと思います。)

【鑑賞日:2013年1月11日(金)】

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以下、ネタばれです。

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007スカイフォール [映画 数字で始まるもの]

 ◆ 007 スカイフォール
2012/12/1(土)公開
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やっぱり、土曜の映画の日、午後のいい時間帯の上映回は、気付いた時にはいつもネット予約するあたりの席は数個ポチポチと空いてるだけ。(まぁ、ゼロじゃないから席取れて、別に不満もありませんが....) 思ったとおり混んでいました。

007は全部観てます。公式な23本+昔のカジノ・ロワイヤル(ウディ・アレン!)+ネバーセイ・ネバーアゲインの25本。
1974年の第9作・007/黄金銃を持つ男以降はすべて劇場で公開リアルタイム鑑賞。第2作・ロシアより愛を込めて他いくつかは、リバイバルの機会を捉えて劇場・大スクリーンで観ています。
・・・・なので、今回も外せません。

スカイフォールって何だろう?! とずっと思っていました。
予告編で見ると、撃たれて鉄橋から落ちたけれど実は生きてた007が復帰テストの心理テストで連想ゲーム的なやり取りで試験官に”sky fall ? ” と聞かれ言い澱んでいるところに再度問われて ” Done !! ” というところに「完了」という字幕が当てられていたので勝手に「(作戦は)完遂した」という意味で言っていて、作戦名かと思っていたんですが、実はスコットランドの地名でした。このやり取り、映画の中で ” Done !! ” は「もう止めだ...」という打ち切り宣言でした。どういう地名かは観てのお楽しみ....

【鑑賞日:2012年12月1日(土)】

今回もネタばれです。
観ていない方は、観てから読みましょう。 興味が殺がれても私は責任を持てません。警告はしましたよ。

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50/50 [映画 数字で始まるもの]

50/50 を観ました。
5050_01.jpg



ラブ&ドラッグのところでも書きましたが(ココをクリック → )、病気モノは苦手なのでどうしようかなぁ…と思いつつ、 でも、なんとなく惹かれて観に行きました。

深刻な事態ではあるんだけれど、意図してコメディにしているので軽い感じで観られます。

【鑑賞日:2011年12月1日】

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96時間 [映画 数字で始まるもの]

96hours_a.jpgリーアム・ニーソン、96時間です。

アン・ノウンを観て、当然ながら
96時間を思い出し、アレは面白かったよなぁ...と思っていたら、Wowowでちょうどやりました。
WOWOW
実は前に放送した時に録画したディスクもあるはずなんだけれど、山盛りのディスクに埋もれていて探すのも大変で、劇場で観た後は観ていませんでしたが、改めて観ると、やっぱり面白い。。。。


いまやアクション・オヤジ化しているリーアム・ニーソンの意外な一面を初認識した映画でした。


もうひとつ。。。この映画、原題はTaken です。誘拐されるとか連れ去られる略取されるという意味で、コレはコレで良いのですが、邦題の「96時間」というのは、すごく良いと思う。邦題を変えて正解の珍しい例だと思います。


このブログを始める前も、いくつかの映画は観た後にメモを書いていたんですが、
こんなこと↓を書いていました。
リ-アム・ニーソン!
あのリ-アム・ニーソンがこういう役をやるの?と思いつつ、楽しみにしていた。
観てみると、意外としっくりと役にハマっていた。
今年観たなかでも面白さでかなり上位に入る。(当然、シリーズ化は無理だけど...)
あまりにも慎重で、それって杞憂じゃないの・・・と言いたくなることまで、確認・納得しないと先に進めないキャラが、限られた時間内に奪還しなければ・・・とタイム・リミットが切られた途端に、大暴走キャラ「風」に変身する。
・・・・で、一見、大暴走なんだけれど、目的のために匙加減を「無限大に容赦無く」しているだけで、動きの順序は極めて的確で1つの無駄もない。。。。
「娘を無事取り返す」という最優先事項のためには、手段を選んでいる余裕は無いから、昔の仲間の奥さんで旧知の仲であっても(急所は外して)撃つ!この場合は本人の脚や腕を撃っても多分効き目は無く、情報は引き出せない。家族だからこそ効く!ただの犯罪者・組織の人間と、国家権力の人間とでちゃんと使い分けている。

あれだけ大騒ぎを巻き起こして、ふつーに腕を吊って娘と民間の飛行機で帰ってくる。(行きは、継父の富豪の用意するプライベート・ジェットだったのに、帰りはなんで???「一刻も早く」とならなかったの?という気はした。)
警察だって動くわけだし、傷の手当てひとつ取ったって銃創なわけだし、無事に済むわけないでしょ・・・とも思うけれど、人身売買組織をひとつ壊滅させたわけだし、フランス公安とアルバニア系組織の黒い癒着を暴き出したこととか、人身売買マーケットの存在がパリの観光に与える影響とか、いろいろ政治的判断の末の無罪放免なんだと思う。(映画の脚本としては。。。)
父娘共々闇に葬るっていうオチも現実にはある得るのかも。それだと『国家も犯罪組織もイコール』に堕ちるし、「陰謀モノ」の観過ぎかな。
(2009/08/22鑑賞)


いま観ても感想はほぼ同じですね。
あの、フランスの公安部副部長の奥さんの腕を撃ったところが、一番のポイントで、あれでリアルさ・説得力がもの凄く増したと思う。
今回は家でカミサンも一緒に観ていて(うちのカミサンは一般的に評価がかなり辛口なんだけれど)コレはリアルで面白かったと言ってました。
カミサンは、ラスト近くでリーアム・ニーソンが捕まって、天井のパイプから手錠で吊られたときに天井との接合金具が重さで壊れた時に、ご都合主義を感じ「鉄パイプで頭にゴン!!って何...」と笑っちゃったそうですが、私としては身長190超の大男の体重を支える必要性を考慮して作ってはいないし、ぶら下げる時も強度がどうか…なんて気にするわけがないので、アレはアレでリアルであった…と思っています。ただ、こんなことで揉めたり・議論をする必要性は感じなかったので家庭の平和のために黙っていたけれども...

96hours_b.jpg


96時間 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray

Taken (Score) (Snys)

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  • アーティスト: Nathaniel Mechaly
  • 出版社/メーカー: Razor & Tie
  • 発売日: 2009/01/27
  • メディア: CD


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