007スカイフォール [映画 数字で始まるもの]
◆ 007 スカイフォール
やっぱり、土曜の映画の日、午後のいい時間帯の上映回は、気付いた時にはいつもネット予約するあたりの席は数個ポチポチと空いてるだけ。（まぁ、ゼロじゃないから席取れて、別に不満もありませんが....） 思ったとおり混んでいました。
007は全部観てます。公式な23本＋昔のカジノ・ロワイヤル（ウディ・アレン！）＋ネバーセイ・ネバーアゲインの25本。
1974年の第9作・007/黄金銃を持つ男以降はすべて劇場で公開リアルタイム鑑賞。第2作・ロシアより愛を込めて他いくつかは、リバイバルの機会を捉えて劇場・大スクリーンで観ています。
・・・・なので、今回も外せません。
スカイフォールって何だろう?! とずっと思っていました。
予告編で見ると、撃たれて鉄橋から落ちたけれど実は生きてた007が復帰テストの心理テストで連想ゲーム的なやり取りで試験官に”sky fall ? ” と聞かれ言い澱んでいるところに再度問われて ” Done !! ” というところに「完了」という字幕が当てられていたので勝手に「（作戦は）完遂した」という意味で言っていて、作戦名かと思っていたんですが、実はスコットランドの地名でした。このやり取り、映画の中で ” Done !! ” は「もう止めだ...」という打ち切り宣言でした。どういう地名かは観てのお楽しみ....
【鑑賞日：2012年12月1日（土）】
今回もネタばれです。
観ていない方は、観てから読みましょう。 興味が殺がれても私は責任を持てません。警告はしましたよ。
今回の悪役シルヴァ（ハビエル・バルデム）は、スケールが大きいんだか小さいんだかよくわかんない悪役でした。
どうも終盤のエピソードからすると、やっぱりスケール小さいかな....感、小物だな、コイツは…感が漂いだして、少こぉし残念な感じでした。動機や狙いが大きくないからなんでしょうけれど.....
ただ、ボンドの個人史的にはものすごく大きなエピソードになるはずの出来事が描かれていて、その意味するところは、知る人ぞ知る2代目ボンドのジョージ・レーゼンビー主演の第6作女王陛下の007で新婚の花嫁テレサを亡くしたのに次ぐ個人史上の出来事のはず（あ！ダニエルのボンドはまだ未婚??ややこしいなぁ....）。
ダニエル・クレイグになってから、若かりしジェームズ・ボンドという設定になって、カジノ・ロワイヤル（2006年）でボンドが00要員になった設定。・・・・なので、各エピソードの時間軸が大混乱しています。
今回、かのゴールドフィンガーで初登場したアストン・マーティンDB5がボンドの愛車として秘蔵されていたかのような設定で出てくるけれど、アレってリアの防弾鉄板こそ出てこなかったけれど、マシンガンが仕込んであったし、どうやら多少頑丈なつくり（防弾というほどじゃなかったみたいだけれど）みたいだし、何より、シフトノブの蓋開けるとあのボタンがあったし（使わなかったけど…。あのシーン、独り笑ってしまってちょっと恥ずかし...）、完全に個人が趣味として改造して良い範疇を超えた造りなので、当然、M.I.6.の正式装備（だったはずのもの）。なんで、ボンドがあんなガレージに隠し持ってるの???なんて辺りには目を瞑って楽しまないと、いくら考えてもどこがどうなってるか辻褄が合わなくて悩みが解けなくなります。
最大の「はっはぁっ～ん、そういうこと....」は、同僚というか相棒で列車の上のボンドを撃った女イヴ（ナオミ・ハリス）のファミリーネーム。ここも肌・髪の色とかそういうのは全部目を瞑る必要があります。中盤の再会シーンで「今はMallory の秘書をやってる」とちゃんと言ってるしねぇ。
ＭのＰＣのハードディスクから機密情報が盗まれてから、情報国防委員長としてＭに引退勧告をする Gareth Mallory（レイフ・ファインズ）は、初めは内部監査系の嫌な奴かと思ったら、意外と美味しい役で、最後にはやっぱりね....な登場の仕方（はじめからそういう立ち位置だったよなぁ....）。
もう一人のボンドガールのセブリン（ベレニス・マーロウ）は、いろんな表情を魅せるいいオンナでした。
特に、ボスに合わせろとボンドに要求されてからの、恐ろしさに小刻みに震える様子とかいろいろと細かなしぐさ・表情の表現の巧みさと、そのひとつひとつのシーンが実に「うわぁ！キレイ....」と、決して絶世の美女というわけではないのに（もちろんすごい美女だけれど）いちいち見とれてしまう表情を魅せて印象的。
ナオミ・ハリスの方がアクション・シーンでボンドと対等に渡り合う（ボンドをカバーする）活動的な動の魅力で迫るのに対し、ベレニス・マーロウは女性的な静の魅力という役割分担ですな。
これ映画館でパンフと一緒に売ってて思わず買っちゃいました。
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やっぱりこれは単品のBlu-ray出てないんですね...![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
2012/12/1（土）公開
やっぱり、土曜の映画の日、午後のいい時間帯の上映回は、気付いた時にはいつもネット予約するあたりの席は数個ポチポチと空いてるだけ。（まぁ、ゼロじゃないから席取れて、別に不満もありませんが....） 思ったとおり混んでいました。
007は全部観てます。公式な23本＋昔のカジノ・ロワイヤル（ウディ・アレン！）＋ネバーセイ・ネバーアゲインの25本。
1974年の第9作・007/黄金銃を持つ男以降はすべて劇場で公開リアルタイム鑑賞。第2作・ロシアより愛を込めて他いくつかは、リバイバルの機会を捉えて劇場・大スクリーンで観ています。
・・・・なので、今回も外せません。
スカイフォールって何だろう?! とずっと思っていました。
予告編で見ると、撃たれて鉄橋から落ちたけれど実は生きてた007が復帰テストの心理テストで連想ゲーム的なやり取りで試験官に”sky fall ? ” と聞かれ言い澱んでいるところに再度問われて ” Done !! ” というところに「完了」という字幕が当てられていたので勝手に「（作戦は）完遂した」という意味で言っていて、作戦名かと思っていたんですが、実はスコットランドの地名でした。このやり取り、映画の中で ” Done !! ” は「もう止めだ...」という打ち切り宣言でした。どういう地名かは観てのお楽しみ....
【鑑賞日：2012年12月1日（土）】
今回もネタばれです。
観ていない方は、観てから読みましょう。 興味が殺がれても私は責任を持てません。警告はしましたよ。
今回の悪役シルヴァ（ハビエル・バルデム）は、スケールが大きいんだか小さいんだかよくわかんない悪役でした。
どうも終盤のエピソードからすると、やっぱりスケール小さいかな....感、小物だな、コイツは…感が漂いだして、少こぉし残念な感じでした。動機や狙いが大きくないからなんでしょうけれど.....
ただ、ボンドの個人史的にはものすごく大きなエピソードになるはずの出来事が描かれていて、その意味するところは、知る人ぞ知る2代目ボンドのジョージ・レーゼンビー主演の第6作女王陛下の007で新婚の花嫁テレサを亡くしたのに次ぐ個人史上の出来事のはず（あ！ダニエルのボンドはまだ未婚??ややこしいなぁ....）。
ダニエル・クレイグになってから、若かりしジェームズ・ボンドという設定になって、カジノ・ロワイヤル（2006年）でボンドが00要員になった設定。・・・・なので、各エピソードの時間軸が大混乱しています。
今回、かのゴールドフィンガーで初登場したアストン・マーティンDB5がボンドの愛車として秘蔵されていたかのような設定で出てくるけれど、アレってリアの防弾鉄板こそ出てこなかったけれど、マシンガンが仕込んであったし、どうやら多少頑丈なつくり（防弾というほどじゃなかったみたいだけれど）みたいだし、何より、シフトノブの蓋開けるとあのボタンがあったし（使わなかったけど…。あのシーン、独り笑ってしまってちょっと恥ずかし...）、完全に個人が趣味として改造して良い範疇を超えた造りなので、当然、M.I.6.の正式装備（だったはずのもの）。なんで、ボンドがあんなガレージに隠し持ってるの???なんて辺りには目を瞑って楽しまないと、いくら考えてもどこがどうなってるか辻褄が合わなくて悩みが解けなくなります。
最大の「はっはぁっ～ん、そういうこと....」は、同僚というか相棒で列車の上のボンドを撃った女イヴ（ナオミ・ハリス）のファミリーネーム。ここも肌・髪の色とかそういうのは全部目を瞑る必要があります。中盤の再会シーンで「今はMallory の秘書をやってる」とちゃんと言ってるしねぇ。
ＭのＰＣのハードディスクから機密情報が盗まれてから、情報国防委員長としてＭに引退勧告をする Gareth Mallory（レイフ・ファインズ）は、初めは内部監査系の嫌な奴かと思ったら、意外と美味しい役で、最後にはやっぱりね....な登場の仕方（はじめからそういう立ち位置だったよなぁ....）。
もう一人のボンドガールのセブリン（ベレニス・マーロウ）は、いろんな表情を魅せるいいオンナでした。
ナオミ・ハリスの方がアクション・シーンでボンドと対等に渡り合う（ボンドをカバーする）活動的な動の魅力で迫るのに対し、ベレニス・マーロウは女性的な静の魅力という役割分担ですな。
- 作者: ロジャー・ムーア
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 大型本
007 COMPLETE GUIDE: 007コンプリートガイド (マガジンハウスムック)
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: ムック
これ映画館でパンフと一緒に売ってて思わず買っちゃいました。
- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
- アーティスト: アデル
- 出版社/メーカー: ホステス
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
007 製作50周年記念版 ブルーレイ BOX（007製作50周年記念キーチェーン付） 〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
James Bond (Skyfall) 007 スカイフォール ポスター (120905)
- 出版社/メーカー: フラスター
- メディア: おもちゃ＆ホビー
ジェームズ・ボンド 007 スカイフォール ポスター James Bond - Skyfall One Sheet (White)
- 出版社/メーカー: フラスター
- メディア: おもちゃ＆ホビー
Designing 007 - Fifty Years of Bond Style
- 作者:
- 出版社/メーカー: Barbican International Enterprises
- 発売日: 2012/07
- メディア: ペーパーバック
- 出版社/メーカー: ジーピー
- メディア: おもちゃ＆ホビー
- 出版社/メーカー: ジーピー
- メディア: おもちゃ＆ホビー
007 Skyfall スカイフォール 公式ポスター ジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグ
- 出版社/メーカー: 007
- メディア: おもちゃ＆ホビー
CORGI コーギー 007 James Bond Aston Martin DB5 SKYFALL カー 1/36 並行輸入品
- 出版社/メーカー: コーギー
- メディア: おもちゃ＆ホビー
James Bond (Skyfall) 007 スカイフォール ポスター フレームセット【送料無料】(120905)
- 出版社/メーカー: フラスター
- メディア: おもちゃ＆ホビー
007/ダニエル・クレイグ・ブルーレイ・コレクション(2枚組)(初回生産限定) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
女王陛下の007(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD
やっぱりこれは単品のBlu-ray出てないんですね...
ダニエルクレイグのカジノロワイヤルを観るまではボンド役=ショーンコネリーというのが私の意見でしたが…
最高のボンドですね！
by JUN (2012-12-03 09:23)
あのボタンは男の夢ですね。
あれでヘリを落とすと思ったら・・・・
元ＭＩ６気付かれた？
by aneurysm (2012-12-04 21:15)
> JUN さん
nice! とコメントをありがとうございました。
私は2番目に不人気な4代目ティモシー・ダルトンが結構好きなんです。
でも、ダニエル・クレイグは良いですね。
今回のはかなりマニアックなくすぐりも多かったし...
by 怪しい探麺隊 (2012-12-04 21:38)
> k-iga さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-04 21:39)
> beamuse さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-04 21:40)
> のむら さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-04 21:40)
> aneurysm さん
nice! とコメントをありがとうございました。
そういえば、真上に来ればあのボタンで落とせますね。
ボタン押しに行けないけれど.....
by 怪しい探麺隊 (2012-12-04 21:57)
> つむじかぜ さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-07 21:17)
こんにちは。
全作、制覇しているのですか！さすがです～
私は逆にほとんど観ていないのです…
でも、日劇のレイトショーはキツイかなあと、今は悩み中です☆
by non_0101 (2012-12-08 11:37)
こんばんは。
シルヴァ！やはり小物感ただよってましたね～(^^)
作品自体が世界をまたにかけてるエージェントが題材なのに
それを相手にするにしては、動機も動作もちょっとちっちゃかった。
でも、世界観はとてもとても楽しめました。
クレイグくんも完全にボンドのイメージとして定着した感じしました。（って大ファンの方に言うのも変ですが・・・）
by コザック (2012-12-09 00:49)
> non_0101さん
nice! とコメントをありがとうございました。
ラストは「あ!そうなるのね...」というマニア向けのくすぐりが用意されていました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-09 01:59)
> コザック さん
nice! とコメントをありがとうございました。
カジノ・ロワイヤルでリ・スタートして、いろいろな小ネタを準備して今作で整った感じでしたね。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-09 02:02)
> YaCoHa さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-12-17 00:58)
こんばんは。今年もあと３時間で終わりです。
今年最後の映画として、これを観ることができました。
今までのジェームス・ボンドに比べて、非常に男っぽい感じでいいと思いました。ボンドガールはベレニス・マーロウが昔っからのボンドガール的でしたが、ナオミ・ハリスはボンドと互角といってもいいくらいの活躍ぶりでしたね。
サム・メンデス監督なのでどんな作品になるのかと思いましたが、ちゃんと娯楽作品になっていました。さすが。
今年も怪しい探麺隊 さんのブログで楽しませていただいてありがとうございました。来年も楽しみにしております。佳いお年を！
by coco030705 (2012-12-31 20:53)