6歳のボクが、大人になるまで。 [映画 数字で始まるもの]
◆ 6歳のボクが、大人になるまで。 
「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、オーディションで選ばれた６歳の少年エラー・コルトレーンを主演に据え、彼の12年間の成長と家族の変遷の物語を、劇映画でありながら実際に12年間をかけて撮影するという画期的かつ大胆な手法で描き出し、登場人物に刻まれるリアルかつ自然な時の流れまでをも鮮やかにフィルムに焼き付けた感動の家族ドラマ。共演は両親役にパトリシア・アークエットとイーサン・ホーク、姉役で監督の実の娘ローレライ・リンクレイター。
テキサスの田舎町に住む６歳の少年メイソンは、母のオリヴィアと姉サマンサとの３人暮らし。父親のメイソン・シニアは離婚してアラスカに放浪の旅に出てしまった。シングルマザーとなったオリヴィアは、キャリアアップを目指して大学への入学を決意し、メイソンとサマンサを連れてヒューストンに移り住む。そこで多感な思春期を送り始めたメイソンは、やがて母の再婚や風来坊の父との交流、そして初恋と、様々な経験を重ねていくが…。
実際に、同じ俳優陣で主人公の子役（6歳）を追って12年掛けて撮ったという、目からウロコというか、ふつー、思い付いてもやらないよ....という撮影法と、あなた、よくこの長い仕事の出演交渉にYesと言ったね．．．という出演陣の映画。
シリーズとして長く続いて、結果的に同じ役者陣で続ける例はいくらでもあるけれど、たった1本の映画作るためにこんなことをするのは偉いというか、なんというか．．．．．
【鑑賞日：2014年11月18日（火）】
主人公の6歳から18歳（大学入学）までの12年間を、主人公と、姉役の子と、母役のパトリシア・アークエットと父役のイーサン・ホークの4人が、実際に12年掛けて撮っている。
毎年夏休みに数日ずつ撮影し、瞬間瞬間を重ねて時間の経過を描いた驚異の作品。こんな映画始めて観た。
観る前に想像していたのはもう少し、1年ごとの区切り目が明確な定点観測的なものだったんだけれど、観てみたらすごく自然でシームレスな感じだった。
放浪癖のある夫に愛想をつかして別れたシングル・マザーの母親が、もっと給料のいい仕事に就くために大学で学び直すことを決心し、実家に戻り、大学に入学し、教授と再婚し････とエピソードは繋がっていくけれども、流れが極めて自然で、その間に子供はまったく自然に少しずつ成長して顔付き・身体つきが変わっていって、声変わりして、彼女が出来て･･･と、成長していく（声変わりはちょっと節目感があったけれど）。
離婚も再婚も連れ子同士の交流も別れも、人生のドラマはいろいろ起きるけれど、アメリカのふつうの子供って、あんな風に育っていくんだねぇ....という、ちょっと新鮮な驚きもあった。
ハリー・ポッターの新刊発売のカウントダウンとか時事ネタが織り込んであるのも楽しい。
放浪癖のために離婚されたダメパパのイーサン・ホークが意外とかっこいいオヤジだった。 時々現れるだけだからこそ･･･なんだけどね....（イヤなところが目に付く機会・可能性が少ない・低い。）
男を選ぶ目のないダメママの方はいつも子供と一緒だから、不利だ。
この映画、2時間45分くらいあるけれどまったく長いと感じないし、すぅーーーっと観られるけれど、実はすごい映画なんだ…という点がスゴイ。（もはや書いてることが支離滅裂....よくワカンナイ....）
これ、画期的だし、映画の出来も良いし、何らかの賞とか、獲ると思うなぁ...
2014/11/14（金）公開
「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、オーディションで選ばれた６歳の少年エラー・コルトレーンを主演に据え、彼の12年間の成長と家族の変遷の物語を、劇映画でありながら実際に12年間をかけて撮影するという画期的かつ大胆な手法で描き出し、登場人物に刻まれるリアルかつ自然な時の流れまでをも鮮やかにフィルムに焼き付けた感動の家族ドラマ。共演は両親役にパトリシア・アークエットとイーサン・ホーク、姉役で監督の実の娘ローレライ・リンクレイター。
テキサスの田舎町に住む６歳の少年メイソンは、母のオリヴィアと姉サマンサとの３人暮らし。父親のメイソン・シニアは離婚してアラスカに放浪の旅に出てしまった。シングルマザーとなったオリヴィアは、キャリアアップを目指して大学への入学を決意し、メイソンとサマンサを連れてヒューストンに移り住む。そこで多感な思春期を送り始めたメイソンは、やがて母の再婚や風来坊の父との交流、そして初恋と、様々な経験を重ねていくが…。
≪ all cinema online より ≫
実際に、同じ俳優陣で主人公の子役（6歳）を追って12年掛けて撮ったという、目からウロコというか、ふつー、思い付いてもやらないよ....という撮影法と、あなた、よくこの長い仕事の出演交渉にYesと言ったね．．．という出演陣の映画。
シリーズとして長く続いて、結果的に同じ役者陣で続ける例はいくらでもあるけれど、たった1本の映画作るためにこんなことをするのは偉いというか、なんというか．．．．．
【鑑賞日：2014年11月18日（火）】
主人公の6歳から18歳（大学入学）までの12年間を、主人公と、姉役の子と、母役のパトリシア・アークエットと父役のイーサン・ホークの4人が、実際に12年掛けて撮っている。
毎年夏休みに数日ずつ撮影し、瞬間瞬間を重ねて時間の経過を描いた驚異の作品。こんな映画始めて観た。
観る前に想像していたのはもう少し、1年ごとの区切り目が明確な定点観測的なものだったんだけれど、観てみたらすごく自然でシームレスな感じだった。
放浪癖のある夫に愛想をつかして別れたシングル・マザーの母親が、もっと給料のいい仕事に就くために大学で学び直すことを決心し、実家に戻り、大学に入学し、教授と再婚し････とエピソードは繋がっていくけれども、流れが極めて自然で、その間に子供はまったく自然に少しずつ成長して顔付き・身体つきが変わっていって、声変わりして、彼女が出来て･･･と、成長していく（声変わりはちょっと節目感があったけれど）。
離婚も再婚も連れ子同士の交流も別れも、人生のドラマはいろいろ起きるけれど、アメリカのふつうの子供って、あんな風に育っていくんだねぇ....という、ちょっと新鮮な驚きもあった。
ハリー・ポッターの新刊発売のカウントダウンとか時事ネタが織り込んであるのも楽しい。
放浪癖のために離婚されたダメパパのイーサン・ホークが意外とかっこいいオヤジだった。 時々現れるだけだからこそ･･･なんだけどね....（イヤなところが目に付く機会・可能性が少ない・低い。）
男を選ぶ目のないダメママの方はいつも子供と一緒だから、不利だ。
この映画、2時間45分くらいあるけれどまったく長いと感じないし、すぅーーーっと観られるけれど、実はすごい映画なんだ…という点がスゴイ。（もはや書いてることが支離滅裂....よくワカンナイ....）
これ、画期的だし、映画の出来も良いし、何らかの賞とか、獲ると思うなぁ...
ポスター A4 6才のボクが、大人になるまで。 光沢プリント
- 出版社/メーカー: 写真フォトスタンド APOLLO
- メディア:
ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 6才のボクが、大人になるまで。 光沢プリント
- 出版社/メーカー: 写真フォトスタンド APOLLO
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こんにちは。
エラー・コルトレーンはとってもかわいい坊やでしたね。それがどんどん成長して素敵な男の子になって、いい感じの大学生に。子供の成長ってすごいです。これからも活躍してほしいですね。
イーサンとパトリシアもそれぞれ魅力的な親を演じていて素敵でした。
こんな手法を使うのはリチャード・リンクレイターしかいませんね。もう一本ぐらい創ってくれるのかな？ムリかな？
by coco030705 (2014-11-29 12:10)
>coco030705 さん
nice! とコメントをありがとうございました。
エラー・コルトレーン、6.7歳の頃かわいくて、ちょっと「あれ、不細工になってきた...」とちょっと心配したら、その後、またマトモになって一安心（笑）
パトリシア・アークエットは12年分の加齢も含めて割りと素をさらけ出していた感じですが、イーサン・ホークの方はちょっと「昔ヤンチャだったけど、いまは家族を大事にするカッコいいオヤジ」な感じでズルいな....と、ちょっと思ったりしています。
by 怪しい探麺隊 (2014-11-30 17:06)