パーカー：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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パーカー　[映画　は行] [編集]

パーカー を観てきました。

公式HP　http://parker-movie.net/　

2013/2/9（土）公開

ハードボイルド・ミステリーの悪党パーカー・シリーズは、読んだことないけれど、あるということを知識として知っています。
確か、メル・ギブソンで映画化されたペイ・バックも悪党パーカーのシリーズ。
・・・なので、コレはヒットしたらシリーズ化するつもりなのかな…と思っていたんですが、いつものシネコンではパンフレットは作られていません。悪しからず…との掲示が・・・・。配給会社からはその程度の扱いを受けているということですなぁ．．．．　別にパンフを欲しかったのに残念ということで書いているわけではないです。東京都内で5館（地方も推して知るべし...）で公開と公開規模が小さいので仕方ないんだと思います。

実は2月は観たい映画が多いので、コレはWOWOW待ちかな…と思っていたのですが、監督がテイラー・ハックフォードだと知って俄然観たくなってきて、劇場に足を運びました。

【鑑賞日：2013年2月10日（日）】

映画としては面白いです。　私が急に観る気になったテイラー・ハックフォード監督は、言わずと知れた愛と青春の旅立ち、カリブの熱い夜、ホワイトナイツ／白夜　など、80年代の学生時代から社会人初期の頃に好きだった映画（いまも好きです）を撮った人です。　ここ数年あまり名前を聞かなかったんですが数年ぶりに撮った映画がコレです。　コレは観に行かずばなるまい・・・というわけです（・・・どんなわけだか、他のヒトにはサッパリわからないですね、これじゃ）。

ジェイソン・ステイサムの演じるパーカーは、ジョン・マクレーンよりも不死身かも知れません。
少なくとも、回復力は異常に早いです。人狼族の血を引いているのかも知れません。そういえば、ヒゲはゾーリンゲンのナイフで剃りそうなほど濃いです（・・・・と書いても平井明の犬神明のシリーズを思い浮かべてくれる層はもう少ないんだろうなぁ...）。
お話自体はハードボイルドな一匹狼で、腕っぷしが強く、自分なりのルールがあって・・・とトランスポーターシリーズで、ジェイソン・ステイサムの演じてきたキャラと相通じるものがあります。
ただ、アチラはギリギリのところで自分自身は犯罪（盗み、強盗、殺人）の側にはいかなかったけれど、このパーカーは初めから強盗のシーンで始まり、完全に犯罪者側のキャラクター。その分、いろいろと派手でやることに容赦がありません。スゴイシーンも多く、格闘時、ナイフが顔面に迫って力で抑えきれないとなると・・・（ネタばれ防止装置作動！！）

ジェニファー・ロペスは登場シーンは多いけれど、サービスは下着姿まで。予告編にもあるけれど、女覆面捜査官ではないかと確認のため、盗聴器を身に着けていないか脱げと言われて下着になるだけ。
この役が彼女じゃないとできないかと言われると別にそういうことはなくて、例えば、キャメロン・ディアスではダメかというと全然問題なく成立します。もう少し若いとダメか…というと、それも問題ないと思います。

映画としては、わりと設定自体はよくあるパターンなんだけれど、それでも興味を維持し真剣に観てしまうのはやっぱり監督の力量なのではないでしょうか．．．．