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ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2 その2 [映画 は行]

harrypotter7b_03.jpgハリー・ポッターと死の秘宝 Part2 の2回目を見て来た感想です。

ハリー・ポッター・シリーズは、以前から原作本が上下2分冊になったのに、映画では1本に無理に収めることに無理が出てきていました。映画では精々2時間半くらいが上限。長い話をその枠に収めようとしたら、そうとうハショル必要があります。その結果、原作を読んでいないヒトにはストーリー展開が速過ぎてワケがわかんない…という不満を招き、原作を読んでいる熱心なファンには、あのエピソードを切るのか…とか、あのキャラは出て来ないの…とか、不満が募るというみんながアンハッピーな構図になっていました。
今回は映画も2本に分けたので比較的原作に忠実に描けています。長大な話の最後の詰めのところなのでパズルのピースは全部ピターッとハマらないといけません。
死の秘宝のpart1とpart2はそういう意味では必然性があって2本になっています
(製作者側の、この話をちゃんと描きたいという真面目な取り組み姿勢の表れだと思っています。)


今回、これ以上ないほどネタばれですので映画未見のヒトは観てからにすることを強くお勧めします。
part1は、前にも書きましたが、ハリーとロン、ハーマイオニーの3人の物語になっていました。
冒頭からして、ハーマイオニーの決心が泣かせました。

今回はもう1人の男の子・ネビルが活躍します。(原作ではもっと活躍してるけれど。)
原作と少し違う点はいくつかあるけれど(もちろん全部同じでなくて当然ですが)、
1.ロンとハーマイオニーが秘密の部屋に行き、ハーマイオニーがカップを壊すところは、原作ではロンに聞かされるだけで具体的に描かれてはいません。映画の中では見せ場の1つとして丁寧に描かれています。
2.髪飾りを壊すところの描き方も少し違います。原作では、上手く扱えないのに地獄の火を使った敵失(敵のオウン・ゴール)として偶然壊れたという描き方。映画では、ちゃんとハリーがバジリスクの牙で刺してから劫火の中にに蹴り込んでいます(敵失ではなく、自ら獲得したポイント)。
3.スネイプの描き方がややアッサリ目。ここは不満。それで、ラストへの繋がりも結果的に弱くなっています。
4.スネイプの描きが足りないから、原作を読んでいないヒトにはラストの持つ意味=ハリーの気持ちとセリフがピンと来ないヒトがいるかも。。。。せっかくの感動のシーンなのに。。。。。
それに、このラストのキングスクロス駅のシーンは、ハショリ過ぎ。2つ歳上でいたずら好きで名前通りのJames.Sirius.ポッターについてロクに説明されていない(名前も関係もよくわからない。ただ一緒に居た幼なじみみたいな描かれかた。たぶん、原作読んでいないヒトはどの子がなんなのか分からなかったと思う)ので、Albus.Severus.ポッターが際立っていない気がする。←「絶対に削れないところだけは残した」ってだけで、説明不足。それに、その2歳下のリリー・ルーナも同様。
このシーンは最後の一番大事な締めのハズなのになぁ....

なお、ウィキペディアの各キャラクターの項目に、各キャラクターのその後について、作品完結後のインタビューでJ.K.ローリング女史が語ったコトが書いてあります。ご参考までに引用させていただきます。(執筆者の方々に感謝します。)
◆ハリー : 本編終了後(2007年)、ハリーは魔法省の闇祓い局の局長に就任する。これは魔法大臣キングズリー・シャックルボルトの依頼によるものである。
◆ロン : 物語終了後、ロンは兄が創業した悪戯道具専門店「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」の経営に携わり、資産を得たという。
◆ハーマイオニー : ホグワーツの戦いの後、ハーマイオニーは両親の記憶を戻した上でホグワーツに復学、N・E・W・Tを受験した。その後、魔法省に入省。魔法生物規制管理部で屋敷しもべ妖精などの地位向上に尽力した後、魔法法執行部に異動して純血支持法の撲滅を推進したという。
◆ネビル : ポモーナ・スプラウトの後任として「薬草学」の教授になっている。また7巻発売後の作者インタビューによると、物語終了後にハンナ・アボットと結婚したとのこと。(映画ではルーナなんだけれど...。ハンナって映画では顔もわからないキャラだから....)
ついでにさらに引用すると、
◇作中で剣を取り出せたのは、ハリーとネビルの二人だけ
◇シビル・トレローニーはダンブルドアに対し、「ヴォルデモートを打ち破る力を持つ者」の存在を予言した。それは「1980年の7月末、ヴォルデモートに3度抗った両親のもとに産まれる子」であり、実はこの条件に当てはまる子供は2人いた。1人はハリー、そしてもう1人はネビルである。ただしこの予言には続きがあり、ヴォルデモート自身がその子供を自分に比肩する者として印すだろうとされた。そしてヴォルデモートはポッター家を襲撃し、ハリーに傷という形で「印」を残した。これによりハリーが「ヴォルデモートを打ち破る力を持つ者」として確定した、という経緯がある。
・・・・とはいえ作中では・・・・予言とは一致こそしないものの予言の内容に近い活躍を見せている。
◇ダンブルドア軍団に参加したことで自信をつけ、5巻からは勇敢さを発揮する描写も増えた。ホグワーツの戦いではヴォルデモートに死喰い人へ加わるよう脅されるが拒否、これによって組み分け帽子から「真のグリフィンドール生」として認められ、帽子からグリフィンドールの剣を引き抜くことに成功している。

◆ジニー : ホグワーツ卒業後にクィディッチのプロチーム「ホリヘッド・ハーピーズ」で活躍した後、引退してハリーと結婚、『日刊予言者新聞』のクィディッチ担当記者になったとのこと。7巻の終章では、ハリーとの間に3人の子供(ジェームズ・シリウス、アルバス・セブルス、リリー・ルーナ)がいることが明かされる。
◆ルーナ : 魔法生物学者になり、世界中を旅して多くの新種の動物を発見・分類した(しかし『しわしわ角スノーカック』は見つけられず、結局父親がでっちあげた架空の動物と認めざるをえなくなった)。ハリー達の結婚より後に、「幻の動物とその生息地」の著者ニュート・スキャマンダーの孫で、同じ魔法生物学者ロルフ・スキャマンダーと結婚、双子の男児ローカンとライサンダーをもうける。
・・・・だそうです。いやぁ、物語の後日譚までしっかり設定されていたんですねぇ。。。。

【鑑賞日:2011年7月23日】

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私、これ↑買っちゃいました。。。

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これ、欲しいなぁ....無茶に高いけれど。。。。。


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