トラブル・イン・ハリウッド [映画 た行]
「トラブル・イン・ハリウッド」を観てきました。
渋谷の「シネマ・アンジェリカ」は、小振りだけれど感じのいい映画館でした。
いまどきネットで予約できないのは少し不便だけれど、チケットの裏に整理券の通し番号が
ナンバリングしてあって、その順に入れてくれます(すべて自由席)。
水曜は男女問わず1,000円。 普段は上映作品によってびみょーに料金が違うみたい。。。
どうせ行くんなら水曜日がいいし、台風が少ぅし心配ではあったが、台風のおかげで
逆にすいてて良いかも…と、数年振りの渋谷に出撃 (台風のせいか、ほぼ雨上がってた
から関係ないのか、意外とすいていました。100人強のキャパシティの劇場に、4割強の入り…
というところ。)
・・・・で、映画は。。。。。。
「ハリウッドあるある」を映画にした感じの内幕もので、業界内輪ウケの映画。
楽屋ウケ、仲間うちで楽しんでる感じがあって、ブルース・ウィリスの「本人役」は完全に遊んでる。。。
その他も、それなりに面白いし、クスクスとかニヤニヤできるけれど、いわば「小ネタのギャグ勝負」なので、ネタばらしはマナーとしても絶対できない感じ。。。
出演は ロバート・デ・ニーロ、ブルース・ウィリスショーン・ペン、ロビン・ライト(※)、ジョン・タトゥーロ、キャサリン・キーナー、スタンリー・トゥッチ、クリステン・スチュワート・・・
※ 離婚したから、ロビン・ライト・ペンじゃなくなったんですネ。
まぁ、当然なのかな。
この錚々たる出演陣見たら、面白くないワケがないと思うでしょ
【以下、ネタばれです】
デ・ニーロ演じる主人公は、「ハリウッドを代表する30人のプロデューサー」に選ばれるようなヒトなんだけれど、この映画の中では、主張の強い製作会社エライさん・出資者やワガママな監督やワガママな役者に振り回されて右往左往しているだけ…の感が強く、「いろいろ大変なんだよ。。。」というボヤキが聞こえてきそうな感じ。
オマケに離婚した(離婚に向けた別居とセラピー中?)の元妻にはまだ未練があるので、ジタバタしなきゃイケナイし、その前の妻との間の17歳の美人の娘はなんだかオヤジの知らないところで怪しげだし…。。。。
でも、そうやって、右往左往しながら、何やってるんだかよくわかんないけれど、いつの間にかそれで仕事になっていて、離婚した元妻に慰謝料だか養育費だかを毎月数万ドルずつ払えるほど稼げるんだから、やっぱりいい商売ですよね。。。。(やりたいとは思わないけど。)
それに、1本ごとにポジション(大勢集まる際の微妙な立ち位置)に変化があるほど浮き沈みが激しいなら、緊張を解くヒマがまるでない。。。。自分じゃ逆立ちしてもできないですね。。。。
ショーン・ペンが劇中で演じている、カンヌ映画祭出品作の劇中映画が、なんかショボくて面白い。
同じように本人の役で出演している ショーン・ペン と ブルース・ウィリス だけれど、初めの方で書いたように、ブルース・ウィリス はこの映画では「楽しくお仕事してるんだろうなぁ。」「遊んでるなぁ」というのが観ていて伝わってくる。=「楽しんでる感」が強い。
熊のような髭ヅラで現れて、製作側の皆から「イメージ崩れるから剃れ」と言うと、「厭だっ」と言ってそこらのモノをみんなぶん投げて大暴れ と、すごくワガママ言ってるけれど、ショーン・ペンは別にワガママは言わず大人な感じ。(地に近い演技なのかな。。。。少しカッコつけているのか、「自然体風」の演技でした。)
ちょっと、スタイルの差が出ている気がして面白かった。
ブルース・ウィリスは、きっとコレを撮ってて、とっても楽しかったと思う。。。。
こういうの、どうせなら、トンデモナイ役ほど遊べる気がする。。。。
お腹がマルマルと出るほど太っていて、アクションものなんか撮れる感じではなくて「サンタ」呼ばわりされている。 きっと、コレはコレでやはりそれなりに役作りはしたんだろうな...と思いつつも、「(他の作品より)ラクだったろうな。」、「いい仕事だなぁ。」という印象が拭えず。。。。(「出番の最後のシーン」まで楽しそうに思えた。)
この映画、コレと言って盛り上がりもない(ちょっと騒ぎがあるけれど、観てれば先行きが読める内容だし)し、マイナーなところの作品なのもあって、2008年に作られて日本公開がいまになったようです。
まぁ、それも頷ける気がしないでもないけれど、映画好きには面白いです(たぶん)。
【鑑賞日:2010年9月8日】
渋谷の「シネマ・アンジェリカ」は、小振りだけれど感じのいい映画館でした。
いまどきネットで予約できないのは少し不便だけれど、チケットの裏に整理券の通し番号が
ナンバリングしてあって、その順に入れてくれます(すべて自由席)。
水曜は男女問わず1,000円。 普段は上映作品によってびみょーに料金が違うみたい。。。
どうせ行くんなら水曜日がいいし、台風が少ぅし心配ではあったが、台風のおかげで
逆にすいてて良いかも…と、数年振りの渋谷に出撃 (台風のせいか、ほぼ雨上がってた
から関係ないのか、意外とすいていました。100人強のキャパシティの劇場に、4割強の入り…
というところ。)
・・・・で、映画は。。。。。。
「ハリウッドあるある」を映画にした感じの内幕もので、業界内輪ウケの映画。
楽屋ウケ、仲間うちで楽しんでる感じがあって、ブルース・ウィリスの「本人役」は完全に遊んでる。。。
その他も、それなりに面白いし、クスクスとかニヤニヤできるけれど、いわば「小ネタのギャグ勝負」なので、ネタばらしはマナーとしても絶対できない感じ。。。
出演は ロバート・デ・ニーロ、ブルース・ウィリスショーン・ペン、ロビン・ライト(※)、ジョン・タトゥーロ、キャサリン・キーナー、スタンリー・トゥッチ、クリステン・スチュワート・・・
※ 離婚したから、ロビン・ライト・ペンじゃなくなったんですネ。
まぁ、当然なのかな。
この錚々たる出演陣見たら、面白くないワケがないと思うでしょ
トラブル・イン・ハリウッド スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川映画
- メディア: DVD
【以下、ネタばれです】
デ・ニーロ演じる主人公は、「ハリウッドを代表する30人のプロデューサー」に選ばれるようなヒトなんだけれど、この映画の中では、主張の強い製作会社エライさん・出資者やワガママな監督やワガママな役者に振り回されて右往左往しているだけ…の感が強く、「いろいろ大変なんだよ。。。」というボヤキが聞こえてきそうな感じ。
オマケに離婚した(離婚に向けた別居とセラピー中?)の元妻にはまだ未練があるので、ジタバタしなきゃイケナイし、その前の妻との間の17歳の美人の娘はなんだかオヤジの知らないところで怪しげだし…。。。。
でも、そうやって、右往左往しながら、何やってるんだかよくわかんないけれど、いつの間にかそれで仕事になっていて、離婚した元妻に慰謝料だか養育費だかを毎月数万ドルずつ払えるほど稼げるんだから、やっぱりいい商売ですよね。。。。(やりたいとは思わないけど。)
それに、1本ごとにポジション(大勢集まる際の微妙な立ち位置)に変化があるほど浮き沈みが激しいなら、緊張を解くヒマがまるでない。。。。自分じゃ逆立ちしてもできないですね。。。。
ショーン・ペンが劇中で演じている、カンヌ映画祭出品作の劇中映画が、なんかショボくて面白い。
同じように本人の役で出演している ショーン・ペン と ブルース・ウィリス だけれど、初めの方で書いたように、ブルース・ウィリス はこの映画では「楽しくお仕事してるんだろうなぁ。」「遊んでるなぁ」というのが観ていて伝わってくる。=「楽しんでる感」が強い。
熊のような髭ヅラで現れて、製作側の皆から「イメージ崩れるから剃れ」と言うと、「厭だっ」と言ってそこらのモノをみんなぶん投げて大暴れ と、すごくワガママ言ってるけれど、ショーン・ペンは別にワガママは言わず大人な感じ。(地に近い演技なのかな。。。。少しカッコつけているのか、「自然体風」の演技でした。)
ちょっと、スタイルの差が出ている気がして面白かった。
ブルース・ウィリスは、きっとコレを撮ってて、とっても楽しかったと思う。。。。
こういうの、どうせなら、トンデモナイ役ほど遊べる気がする。。。。
お腹がマルマルと出るほど太っていて、アクションものなんか撮れる感じではなくて「サンタ」呼ばわりされている。 きっと、コレはコレでやはりそれなりに役作りはしたんだろうな...と思いつつも、「(他の作品より)ラクだったろうな。」、「いい仕事だなぁ。」という印象が拭えず。。。。(「出番の最後のシーン」まで楽しそうに思えた。)
この映画、コレと言って盛り上がりもない(ちょっと騒ぎがあるけれど、観てれば先行きが読める内容だし)し、マイナーなところの作品なのもあって、2008年に作られて日本公開がいまになったようです。
まぁ、それも頷ける気がしないでもないけれど、映画好きには面白いです(たぶん)。
【鑑賞日:2010年9月8日】
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