サマータイムマシン・ブルース：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

サマータイムマシン・ブルース　[映画　さ行] [編集]

「サマータイムマシン・ブルース」も、好きな映画です。

この映画は劇場では観ていません。（公開の2005年夏は邦画はまるで観ていない｡｡｡｡）
名前・評判は聞いて知っていたけれど、縁がなくて観ないままでした。　去年の夏、初めてＢＳフジで観たんだけれど、明らかに放送時間に合わせてカットが入っていると思われ、おおいに不満でした。
それでも、大筋は分かるので、
いやしくもＳＦ研を名乗る大学生たちによる、せっかくのタイムマシンの史上空前の、想像を絶した無駄遣いのおかしさと絶妙によく考えられたシナリオに　唸りました。

とても、あのツマラナイ「交渉人真下正義」、「UDON」、「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 」、「少林少女」、「踊る大捜査線 THE MOVIE３　ヤツらを解放せよ！」等（順不同）と同じ監督の作品（注）とは思えない出来の良さ。。。。

　　注：「曲がれ!スプーン」は面白いんだけれど、それもそのはず、
　　　　「サマータイムマシン・ブルース」と同じく、ヨーロッパ企画の芝居を映画化したものなので
　　　　脚本がちゃんとしている。
　　　　それに　長澤まさみがカワイイから何があろうとすべて許す

「サマータイムマシン・ブルース」は、元になった芝居があって、監督とは別に「脚本書いた人」がちゃんと居ます。　そのストーリーがしっかりしていて脚本が良いから…なんでしょうね、面白いのは。（要するに、この監督の手柄とは全く思っていない。）　
「脚本がイマイチだと映画は面白くない」、または「この監督は脚本を選ぶセンスや『ダメ出し』をして脚本を直させる『監督としての矜持』が無い」、「（意図的かどうかは別として）この監督は、脚本に関してご都合主義に流れているとか矛盾点があるとか筋立ての説得力が無いとかを見過ごしてしまう。」または「この監督にはイマイチの脚本からなんとか面白い映画を作り上げてしまうほどの腕は無い」のかも知れない。。。

…で、レンタルしました。　　　また唸りました。　　
ＤＶＤを買っちまうかも知れません。
（コメンタリー聞くと面白い。コレクターズ・エディションの特典も気になるぅ．．．）

わずか5年前（撮影時だと6年前?）の、まだ若い　瑛太　、　上野樹里　、　真木よう子　も初々しくてとても良いです。 劇団　ヨーロッパ企画の人々も　極めて良い味を出しています。

何度観ても面白い、観る価値のある映画です。