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オオカミは嘘をつく [映画 あ行]

◆ オオカミは嘘をつく  を観ました。
2014/11/22(土)公開
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 デビュー作「ザ・マッドネス 狂乱の森」で世界的に注目を集めたイスラエル人監督コンビ、アハロン・ケシャレス&ナヴォット・パプシャドが贈る戦慄のサスペンス・スリラー。ひとつの少女誘拐事件を巡り、容疑者を拘束した刑事と被害者の父親が暴走していくさまを、予測不能のストーリー展開と過激なバイオレンス描写で描き出す。
 連続少女殺害事件を捜査する刑事のミッキ。教師のドロールに目星を付けた彼は、一向に自白しない容疑者にしびれを切らし、拷問まがいの取り調べを行ってしまう。それが問題となり、彼は担当から外されてしまう。おまけに、その様子がネットで公開されてしまい、警察はもはや捜査どころではなくなってしまう。それでもなお、単独でドロールを追い回し続けるミッキ。ところが、そんな2人の前に殺された少女の父親ギディが現われ…。
≪ all cinema online より ≫


【鑑賞日:2014年11月22日(土)】


イスラエル映画。5月に観たヒュー・ジャックマン、ジェイク・ギレンホール出演のプリズナーズ(ここをクリック→  )もそうだけれど、子供を誘拐された親の自警行為の話。
大きく違うのは、プリズナーズは「まだ生きているであろう子供を一刻も早く救わないと死んでしまう...」と切羽詰まって居所を白状させようと必死であった(娘の命が懸っていた)のに対し、このオオカミは嘘をつくは、もう遺体が発見されていて、行方不明の頭部の隠し場所を白状させようという状況(命が懸っていないし、緊急性が薄い。多分に復讐感情であって、正当防衛・過剰防衛要素は全く無い)ということ。

否認する容疑者を連れ去り拷問と報復をするんだけれど、そもそもなぜコイツが怪しいと睨んだかがまるで描かれていないので、「なんでこんなに微塵も疑わずに続けられるんだろう???」というのが、まるっきり、さっぱり、ちっとも・・・・理解できない。 決め付け=根拠のない自信はどこから来るのかなぜ全く揺るがないのか、なぜそこまで残酷なことをできるのか、日本人とは全く違うメンタリティにひたすら面食らう...
ハリウッド映画よりは、ずっと酷いことをするんで、見ていて、気持ちよくなかった。 酷いことをする合間にちょこちょこと笑いの要素が挟まるのは緊張を和らげるため???? 警察のレベルが低いし....(いろんな意味で)「オカシイだろう、コイツら....」感の強い映画。 

クエンティン・タランティーノ監督大絶賛!!だそうです。

コレはヒトには薦められない、と私は感じる。 後から「アレ、面白かったんですか?」と白眼視されそうに、私は感じるし、それはイヤだ、と思う。(個人の感じ方の問題ですよ。)













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