イン・ザ・ヒーロー：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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イン・ザ・ヒーロー　[映画　あ行] [編集]

◆　イン・ザ・ヒーロー　　を観ました。

公式HP　http://in-the-hero.com/　

2014/9/6（土）公開

　「パッチギ！」「フラガール」のプロデューサー李鳳宇が「２０世紀少年」の唐沢寿明を主演に迎え、日本の特撮ヒーローにおける縁の下の力持ち的存在の“スーツアクター”にスポットを当てて贈る痛快アクション・エンタテインメント。スーツアクター一筋の熱き男が挑む命を賭けた一世一代のアクション・スタントを、生意気盛りの人気アイドル俳優との間に芽生える師弟愛とともに描き出す。共演はＴＶ「仮面ライダーフォーゼ」「あまちゃん」の福士蒼汰。監督は「ボーイ・ミーツ・プサン」「カフェ・ソウル」の武正晴。
　ブルース・リーを崇拝するこの道25年のベテラン・スーツアクター、本城渉。いつか“顔出し”で映画出演するという未だ叶わぬ夢を追い続け、愚直に鍛錬に励む日々。それでも、もはや身体は悲鳴をあげ、妻子にも愛想を尽かされ、おまけに初めての顔出しのチャンスは、特撮ヒーローをバカにする売り出し中の新人、一ノ瀬リョウに奪われる始末。ところが、そんな崖っぷちの本城のもとに、ハリウッドが手がける忍者アクション大作「ラストブレイド」への出演という思いも寄らぬオファーが舞い込んでくる。ようやく巡ってきた一世一代のチャンス。しかしそれは、命の危険を伴うあまりにも無謀なスタントだった。

≪ all cinema online より ≫

なんとなく、観ておくべき映画な気がして観に行きました。
でも．．．．．

【鑑賞日：2014年9月6日（土）】

映画好き（作るのが好きな方の人々）が作った映画だなぁ....ということは痛いほどわかります。
・・・・でも、なんか、蒲田行進曲を想い出しちゃった。

韓国人のアホ監督が、ヒトの命を屁とも思わない無茶苦茶なアクションのプランを立てて（役者が死のうが何だろうがどうでも良い。俺様の映画が撮れればそれで良い、という感じ。）、なんだかんだ言って、結局それが通っちゃっているところがあんまり気持ちよくなかったなぁ.....
要するに映画が成功して、スタントした人にスポットが当たることなんか絶対無い（もちろん、この映画の中でも）からなぁ．．．．

本能寺でなぜか忍者が大立ち回りしていて、しかも、真っ白な装束の忍者だし、黒人の大男が刀振り回しているし、「侍や忍者を出して刀振り回してりゃそれらしいだろうという、何も知らない人が企画した上っ面だけチャンバラ」も好きじゃないんだよね....
今回は演じているのが日本人なので基本的にはちゃんとしているんだけれど、やっぱり、黒人大男、本能寺に忍者、白装束は気になっちゃって、嫌でした。

松方弘樹が良い役（･･･と言っても本人役）やってました(笑)

出演者はみんな頑張っていて、それぞれに良い演技してるんだけれど、なんか設定・脚本が、まぁ現実を見ていると言えばその通りなんだけれど、ハリウッドの大資本を背景にした映画と能無し我儘アホ監督に対して、勝負していなくて自虐的な気がするんで、いまひとつ、スッキリ面白かった！！と言えないんじゃないかと思う。