ダイバージェント [映画 た行]
◆ ダイバージェント を観ました。
全米で大ベストセラーとなった新人作家ベロニカ・ロスのティーン向けディストピアSF3部作の第1弾『ダイバージェント 異端者』を、「ファミリー・ツリー」のシェイリーン・ウッドリー主演で映画化した近未来SFアクション大作。16歳で5つの共同体のいずれかに強制的に選別される近未来を舞台に、そのいずれにも該当しない異端者=ダイバージェントと診断されたヒロインを待ち受ける過酷な運命を描く。共演はテオ・ジェームズ、ケイト・ウィンスレット、レイ・スティーヴンソン。監督は「幻影師アイゼンハイム」「リミットレス」のニール・バーガー。
近未来。人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、新たな社会体制を築き上げていた。それは、人類を性格ごとに“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に振り分け、それぞれが与えられた役割を担うことで社会を支えるという仕組みになっていた。人々は16歳になると“選択の儀式”と呼ばれる性格診断テストを受け、診断結果が示した共同体への所属を義務づけられる。そして、その5つに該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと呼ばれ、危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。そんな中、“無欲”出身のベアトリスは選択の儀式を迎えるが、結果は非情にも異端者と診断されてしまう。しかし彼女を不憫に思った検査官トーリの計らいで判定は改ざんされ、“勇敢”へと加入できることに。こうして彼女は名前もトリスと改名し、異端者であることをひた隠し、軍事・警察機能を担う“勇敢”で、過酷な戦闘訓練に身を投じていくのだったが…。
【鑑賞日:2014年7月12日(土)】
つまらないとまでは言わないが、ティーンズ向けというか、ライトノベル風というか...
まぁ、元々、そういう小説の映画化だから仕方ないけど、あまりに a girl meets a boy な内容というか造りというか.... (ちょっとアクションをまぶしてみました....)
チャチな内容の中にケイト・ウィンスレットだけが異常に存在感があって、小さな港に迷い込んだクジラみたいな印象....(笑)
シャイリーン・ウッドリーだって、ファミリー・ツリーでは印象的で巧い娘だなぁ・・・という印象だったのだけれど、さすがにアカデミー賞女優、格が違い過ぎて勝負にも何にもなっていない。
もう1人、アシュレイ・ジャッドも、ベテランの味と別格の存在感を放っていたけれど、映画自体はちょっとねぇ....。
本当は「異端者」である主人公が、本人からするとどうということでもないんだけれど、紛れている「勇敢」の連中の発想ではほぼ絶対に思い浮かばない方法で課題をクリアして「どうやったんだ?!」みたいな周囲の反応がちょっとだけ面白かった。
そもそもが、「こういう社会なんです」と割り切って前提条件にされちゃっている「社会構造」とか、「この世界のヒトビトの情動」とかが、無理があり過ぎる..... まぁ、「それを言っちゃぁオシマイ」なんだけどね。
一旦完結したような感じの後にとって付けたようなラストがあるけれど要らない印象。
続編への尻尾を確保した印象ありあり。
まぁ、マーケット対象外のオジサンにいろいろ言われても、「元々、アナタは政策上の仮想顧客・ターゲット層から外れてますので、そのように仰られても、なんとも....」なんだろうから、お互いの幸福のため、2作目以降は観ない方が良さそうな感じ。(ウワサでは3部作になるらしい。)
ターゲットの年代のヒトには面白いんじゃないかと思います。
じゃ、バイチャ!!(死語)
公式HP http://divergent.jp/
2014/7/11(土)公開
全米で大ベストセラーとなった新人作家ベロニカ・ロスのティーン向けディストピアSF3部作の第1弾『ダイバージェント 異端者』を、「ファミリー・ツリー」のシェイリーン・ウッドリー主演で映画化した近未来SFアクション大作。16歳で5つの共同体のいずれかに強制的に選別される近未来を舞台に、そのいずれにも該当しない異端者=ダイバージェントと診断されたヒロインを待ち受ける過酷な運命を描く。共演はテオ・ジェームズ、ケイト・ウィンスレット、レイ・スティーヴンソン。監督は「幻影師アイゼンハイム」「リミットレス」のニール・バーガー。
近未来。人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、新たな社会体制を築き上げていた。それは、人類を性格ごとに“勇敢”、“高潔”、“平和”、“無欲”、“博学”という5つの共同体に振り分け、それぞれが与えられた役割を担うことで社会を支えるという仕組みになっていた。人々は16歳になると“選択の儀式”と呼ばれる性格診断テストを受け、診断結果が示した共同体への所属を義務づけられる。そして、その5つに該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと呼ばれ、危険分子として秘密裏に抹殺される運命にあった。そんな中、“無欲”出身のベアトリスは選択の儀式を迎えるが、結果は非情にも異端者と診断されてしまう。しかし彼女を不憫に思った検査官トーリの計らいで判定は改ざんされ、“勇敢”へと加入できることに。こうして彼女は名前もトリスと改名し、異端者であることをひた隠し、軍事・警察機能を担う“勇敢”で、過酷な戦闘訓練に身を投じていくのだったが…。
≪ all cinema online より ≫
【鑑賞日:2014年7月12日(土)】
つまらないとまでは言わないが、ティーンズ向けというか、ライトノベル風というか...
まぁ、元々、そういう小説の映画化だから仕方ないけど、あまりに a girl meets a boy な内容というか造りというか.... (ちょっとアクションをまぶしてみました....)
チャチな内容の中にケイト・ウィンスレットだけが異常に存在感があって、小さな港に迷い込んだクジラみたいな印象....(笑)
シャイリーン・ウッドリーだって、ファミリー・ツリーでは印象的で巧い娘だなぁ・・・という印象だったのだけれど、さすがにアカデミー賞女優、格が違い過ぎて勝負にも何にもなっていない。
もう1人、アシュレイ・ジャッドも、ベテランの味と別格の存在感を放っていたけれど、映画自体はちょっとねぇ....。
本当は「異端者」である主人公が、本人からするとどうということでもないんだけれど、紛れている「勇敢」の連中の発想ではほぼ絶対に思い浮かばない方法で課題をクリアして「どうやったんだ?!」みたいな周囲の反応がちょっとだけ面白かった。
そもそもが、「こういう社会なんです」と割り切って前提条件にされちゃっている「社会構造」とか、「この世界のヒトビトの情動」とかが、無理があり過ぎる..... まぁ、「それを言っちゃぁオシマイ」なんだけどね。
一旦完結したような感じの後にとって付けたようなラストがあるけれど要らない印象。
続編への尻尾を確保した印象ありあり。
まぁ、マーケット対象外のオジサンにいろいろ言われても、「元々、アナタは政策上の仮想顧客・ターゲット層から外れてますので、そのように仰られても、なんとも....」なんだろうから、お互いの幸福のため、2作目以降は観ない方が良さそうな感じ。(ウワサでは3部作になるらしい。)
ターゲットの年代のヒトには面白いんじゃないかと思います。
じゃ、バイチャ!!(死語)
Teen Vogue [US] April 2014 (単号)
- 作者:
- 出版社/メーカー: Conde Nast Publications
- 発売日: 2014/03/21
- メディア: 雑誌
ポスター ダイバージェント ONE SHEET PP-33348
- 出版社/メーカー: TRY-X
- メディア: ホーム&キッチン
こんにちは。
“小さな港に迷い込んだクジラみたいな印象”には笑ってしまいました~
このオーラには子供たちでは太刀打ちできませんみたいな存在感でした(^^ゞ
彼女は次作も活躍するのかちょっと気になります☆
by non_0101 (2014-08-06 00:22)