ハンガー・ゲーム [映画 は行]
ハンガー・ゲームを観ました。
原作シリーズが大ベストセラーなんだそうですが、私は知りませんでした。本屋はよくうろついているんだけれど、何でだろう....(んなこと、知るか...)
ハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リングは全部原作を読んだことがあってから観に行きましたが、これは全然予備知識なしでの鑑賞です。
【鑑賞日:2012年10月5日(金)】
前半、割と長々と設定とか世界観の説明的シーンが続きます。その中にはチラホラとなんかあるのかな…と匂わせてだけおいて後々の伏線のような短いカットも入り混じり・・・・。ラストで続編があることも分かるので、拾われてない伏線の中には続編用の仕込みもあるんでしょうね....
富裕層が国家を支配する中、かつて反乱を起こし敗れ去った12の地域は毎年若者男女2名を選出して命懸けで闘わせ、最後に生き残った1人には富と名誉を与える。闘いの様子はすべて撮影され、リアルタイムで報道される・・・・という設定。まぁ、生贄を選んで闘わせる、奴隷に闘わせる…という設定に近く、まぁ、グラディエーターとおんなじ発想に根差すものですね....
バトルロワイヤルとの類似性が話題となったけれど、為政者が(無差別)抽出した若者たちに殺し合いを強制してそれを民衆の闘争心のガス抜きに利用する…という設定というか発想自体は以前からよくあるものだと思います。(若者じゃない例もありましたが....)
もちろん、近代的・現代的な発想ではこんなのあり得ないので、ショーの仕組み自体と運営に近代的要素を多分に残しつつも、支配されている側の地方の民衆の暮らしは中世ヨーロッパの頃程度に退行している印象。森で弓で狩りをする様子も含めて、ちょうど、ロビンフッドの時代レベルの感じなので、人々の暮らしレベルは歴史が6~700年退行した感じ。
この年に1回の闘いが一大イベントとしてお祭り騒ぎでショーアップされているんだけれど富裕層の浮かれっぷりが胡散臭く(※1)、「闘争心のガス抜きのために…」という設定のウソ臭さ(※2)にもいまひとつ乗れなかったので、すこぅし醒めた眼で観てしまいました。
もうひとつ、なんとなく引っ掛かったのは、出場メンバーなのに強そうな奴とつるんで腰巾着している奴らがいたこと。彼らは何考えてるんでしょうね.... だって最後に生き残れるのは1人だかなんだから、最後には殺されちゃうのは明々白々なのに....
なんて、ツッコミどころが眼に付いてしまいました。例によって難くせ付けてますが、まぁまぁ面白かったですけどね。
※1 浮かれちゃってまるっきりアホみたい。特に各地区の住民との温度差はひどく、まるっきり周りから浮いた存在。民衆の空気が読めていない。まぁ元々読む気もないし、読む必要があるとも思ってない。
※2 「さすがに何十年も続くわけねぇだろう、こんなもの...」という「すべてぶち壊しの感想」が湧いてしまって・・・・・。 おぉっと現に民衆の闘争心を暴動と破壊活動でガス抜きさせている野蛮な国がどこかにあったなぁ・・・・。いや、オトナリのコトは行ったこともないし何も知りませんが、このオハナシのパネムって国、元々、アメリカなわけじゃないですか、設定上。だって北米大陸だそうだし、それならカナダとアメリカしかないし、パネムって語感がパンナムから来てる感じするし・・・・。「自由の国アメリカのなれの果て」が「こんな独裁国家状態で何十年なんてありえねーーーー」と、映画とまったく関係ないレベルで引っ掛かりを感じましたが....
主人公・カットニスはジェニファー・ローレンス。最近、よく出てますねぇ....
同じ第12地区の代表の男子ピーターを演じるのはジョシュ・ハッチャーソン
カットニスが第12地区に残してきた彼氏(ただし、未告白)的役回りがリアム・ヘムズワース(マイティ・ソーのクリス・ヘムズワ-スの弟)
主人公が都会について今年の出場者は…なんて紹介される時の司会者の青い変なヘアスタイルのオッサン、どこかで見たぞ、誰だっけ??とずーーーーと考えてたんだけど、エンドロールを見たらスタンリー・トゥッチだった。カツラなんか被られるとワカラン...
原作シリーズが大ベストセラーなんだそうですが、私は知りませんでした。本屋はよくうろついているんだけれど、何でだろう....(んなこと、知るか...)
ハリー・ポッターやロード・オブ・ザ・リングは全部原作を読んだことがあってから観に行きましたが、これは全然予備知識なしでの鑑賞です。
【鑑賞日:2012年10月5日(金)】
前半、割と長々と設定とか世界観の説明的シーンが続きます。その中にはチラホラとなんかあるのかな…と匂わせてだけおいて後々の伏線のような短いカットも入り混じり・・・・。ラストで続編があることも分かるので、拾われてない伏線の中には続編用の仕込みもあるんでしょうね....
富裕層が国家を支配する中、かつて反乱を起こし敗れ去った12の地域は毎年若者男女2名を選出して命懸けで闘わせ、最後に生き残った1人には富と名誉を与える。闘いの様子はすべて撮影され、リアルタイムで報道される・・・・という設定。まぁ、生贄を選んで闘わせる、奴隷に闘わせる…という設定に近く、まぁ、グラディエーターとおんなじ発想に根差すものですね....
バトルロワイヤルとの類似性が話題となったけれど、為政者が(無差別)抽出した若者たちに殺し合いを強制してそれを民衆の闘争心のガス抜きに利用する…という設定というか発想自体は以前からよくあるものだと思います。(若者じゃない例もありましたが....)
もちろん、近代的・現代的な発想ではこんなのあり得ないので、ショーの仕組み自体と運営に近代的要素を多分に残しつつも、支配されている側の地方の民衆の暮らしは中世ヨーロッパの頃程度に退行している印象。森で弓で狩りをする様子も含めて、ちょうど、ロビンフッドの時代レベルの感じなので、人々の暮らしレベルは歴史が6~700年退行した感じ。
この年に1回の闘いが一大イベントとしてお祭り騒ぎでショーアップされているんだけれど富裕層の浮かれっぷりが胡散臭く(※1)、「闘争心のガス抜きのために…」という設定のウソ臭さ(※2)にもいまひとつ乗れなかったので、すこぅし醒めた眼で観てしまいました。
もうひとつ、なんとなく引っ掛かったのは、出場メンバーなのに強そうな奴とつるんで腰巾着している奴らがいたこと。彼らは何考えてるんでしょうね.... だって最後に生き残れるのは1人だかなんだから、最後には殺されちゃうのは明々白々なのに....
なんて、ツッコミどころが眼に付いてしまいました。例によって難くせ付けてますが、まぁまぁ面白かったですけどね。
※1 浮かれちゃってまるっきりアホみたい。特に各地区の住民との温度差はひどく、まるっきり周りから浮いた存在。民衆の空気が読めていない。まぁ元々読む気もないし、読む必要があるとも思ってない。
※2 「さすがに何十年も続くわけねぇだろう、こんなもの...」という「すべてぶち壊しの感想」が湧いてしまって・・・・・。 おぉっと現に民衆の闘争心を暴動と破壊活動でガス抜きさせている野蛮な国がどこかにあったなぁ・・・・。いや、オトナリのコトは行ったこともないし何も知りませんが、このオハナシのパネムって国、元々、アメリカなわけじゃないですか、設定上。だって北米大陸だそうだし、それならカナダとアメリカしかないし、パネムって語感がパンナムから来てる感じするし・・・・。「自由の国アメリカのなれの果て」が「こんな独裁国家状態で何十年なんてありえねーーーー」と、映画とまったく関係ないレベルで引っ掛かりを感じましたが....
主人公・カットニスはジェニファー・ローレンス。最近、よく出てますねぇ....
同じ第12地区の代表の男子ピーターを演じるのはジョシュ・ハッチャーソン
カットニスが第12地区に残してきた彼氏(ただし、未告白)的役回りがリアム・ヘムズワース(マイティ・ソーのクリス・ヘムズワ-スの弟)
主人公が都会について今年の出場者は…なんて紹介される時の司会者の青い変なヘアスタイルのオッサン、どこかで見たぞ、誰だっけ??とずーーーーと考えてたんだけど、エンドロールを見たらスタンリー・トゥッチだった。カツラなんか被られるとワカラン...
ハンガー・ゲーム3 上 マネシカケスの少女 (文庫ダ・ヴィンチ)
- 作者: スーザン・コリンズ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: 文庫
ハンガー・ゲーム3 下 マネシカケスの少女 (文庫ダ・ヴィンチ)
- 作者: スーザン・コリンズ
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2012/11/02
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バービー Barbie ハンガーゲーム(Hunger Games) Katnissドール7125【コレクター ブラックラベル カットニス】
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- メディア: おもちゃ&ホビー
The Hunger Games 7 inch Movie Action Figure - Katniss 並行輸入品
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ハンガーゲーム モッキングジェイ レプリカピン(並行輸入品) The Hunger Games Movie Mockingjay
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- 出版社/メーカー: 写真フォトスタンド APOLLO
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> のむら さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-10-16 07:03)
> JUN さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-10-16 07:03)
> コザック さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-10-16 07:03)
> つむじかぜ さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-10-20 10:08)