The Grey 凍える太陽 [映画 さ行]
The Grey 凍える太陽を観ました。
季節感がまるっきり合わないなぁ・・・と認識しつつ、氷の世界を観て避暑しようという魂胆です。
リーアム・ニーソンは割かし好きです。
この映画、予告編を観る限り、最近、彼が頑張っているアクションオヤジ路線のようです。
いったいどんなアクションオヤジになるのやら・・・と思って観ていたら、いきなり、なんやらものすごーーーーくうらびれています。 もう世の中どうでもいいと思っていて、アラスカの最果ての石油採掘基地で屋外作業の技師を野生のオオカミから守るためのハンターの役です。冒頭部から、オオカミが襲って来て、パーーーーンッと狙撃。腕は良いみたい。
・・・でも、夜酒飲んでいて、ふらりと表に出てライフルの銃身を咥えて自殺を試みるものの銃爪を引けずに断念。生きている気力も無ければ死ぬ勇気もない・・・みたいな役です。
夢にはカミサンが出て来るけれど、今は独り身みたい。生き別れか死に別れか、この時点では判然とせず....
そもそも野生のオオカミって、そんなにわざわざ人を襲いに来るものなの・・・というあたり、少し頭の中で疑問が駆け巡っています。
【鑑賞日:2012年8月18日(土)】
以下、ネタばれあります。
その後、休暇で故郷に帰る同僚技師たちと一緒に飛行機に乗り込みますが、この飛行機が悪天候でアラスカの原野に墜落。運よく生き残った7人は・・・・という話なんですが、
墜落して生き残った途端に、死にたかったはずのリーアム・ニーソンがやたらサバイバルに熱意を燃やすのが少し解せない。
飛行機内だと暴風はしのげるけれど、オオカミの群れに気付いてこのままではみなやられる…となった時、かなり遠くの森に逃げ込もうとするのが解せない。
だってたどり着くまで無防備だもの....
森に着いたら大丈夫な理由が思い当たらないもの....
・・・で、徐々にみんなやられていくんですが、結局、何が言いたかった映画なのかよくわかりませんでした。
主人公のカミサンは、その後のシーンの夢で断片的に追加された情報からは(ハッキリしたわけではないけれど)、病気で死んだようです。「(私が死んであなた独りになることを)恐れないで」とカミサンが病の床で言っている…と言うのが夢のシーンのようです。
確かに目から入る刺激では清涼感を飛び越した激しい寒さの感覚が味わえました。
余りに暑くて、ギャーッと叫びながら近所を3周したくなった時に、その衝動を抑えるにはそういう目からの刺激もヒトによっては効くかもしれません。
そういえば、エンドロール後に、一瞬だけチラっと映る映像があります。
まるでステルス・マーケッティングで潜在意識に刻みつけようとしているのかのような短さです。
そんなに短かったんで、よくわからなかったんですが、何だか黒い巨大なオオカミが倒れ、絶命しているその胴体を枕に討ち死にしている人物を頭の方から撮った映像のような気がしました。
この映画の終末近くで主人公が、自分の父親が詩を詠んでいたこととその詩の一節とを語るんですが、その詩が、最強の敵を倒せたら、そのまま死んでも構わない・・・とか、そのまま死んでも満足だ・・・とか、そんな内容でした。
主人公は、野生のオオカミの群れの巣に迷い込んだわけなので、まぁ助からないわけですが、最強のボスオオカミと一騎打ちするシーンで途切れて、上記の一瞬の映像です。
最強のボスは道連れにして、満足して逝った…とそういう話なんでしょうか。
やっぱり、なんだかよくわからない映画なんですけど.....
季節感がまるっきり合わないなぁ・・・と認識しつつ、氷の世界を観て避暑しようという魂胆です。
リーアム・ニーソンは割かし好きです。
この映画、予告編を観る限り、最近、彼が頑張っているアクションオヤジ路線のようです。
いったいどんなアクションオヤジになるのやら・・・と思って観ていたら、いきなり、なんやらものすごーーーーくうらびれています。 もう世の中どうでもいいと思っていて、アラスカの最果ての石油採掘基地で屋外作業の技師を野生のオオカミから守るためのハンターの役です。冒頭部から、オオカミが襲って来て、パーーーーンッと狙撃。腕は良いみたい。
・・・でも、夜酒飲んでいて、ふらりと表に出てライフルの銃身を咥えて自殺を試みるものの銃爪を引けずに断念。生きている気力も無ければ死ぬ勇気もない・・・みたいな役です。
夢にはカミサンが出て来るけれど、今は独り身みたい。生き別れか死に別れか、この時点では判然とせず....
そもそも野生のオオカミって、そんなにわざわざ人を襲いに来るものなの・・・というあたり、少し頭の中で疑問が駆け巡っています。
【鑑賞日:2012年8月18日(土)】
以下、ネタばれあります。
その後、休暇で故郷に帰る同僚技師たちと一緒に飛行機に乗り込みますが、この飛行機が悪天候でアラスカの原野に墜落。運よく生き残った7人は・・・・という話なんですが、
墜落して生き残った途端に、死にたかったはずのリーアム・ニーソンがやたらサバイバルに熱意を燃やすのが少し解せない。
飛行機内だと暴風はしのげるけれど、オオカミの群れに気付いてこのままではみなやられる…となった時、かなり遠くの森に逃げ込もうとするのが解せない。
だってたどり着くまで無防備だもの....
森に着いたら大丈夫な理由が思い当たらないもの....
・・・で、徐々にみんなやられていくんですが、結局、何が言いたかった映画なのかよくわかりませんでした。
主人公のカミサンは、その後のシーンの夢で断片的に追加された情報からは(ハッキリしたわけではないけれど)、病気で死んだようです。「(私が死んであなた独りになることを)恐れないで」とカミサンが病の床で言っている…と言うのが夢のシーンのようです。
確かに目から入る刺激では清涼感を飛び越した激しい寒さの感覚が味わえました。
余りに暑くて、ギャーッと叫びながら近所を3周したくなった時に、その衝動を抑えるにはそういう目からの刺激もヒトによっては効くかもしれません。
そういえば、エンドロール後に、一瞬だけチラっと映る映像があります。
まるでステルス・マーケッティングで潜在意識に刻みつけようとしているのかのような短さです。
そんなに短かったんで、よくわからなかったんですが、何だか黒い巨大なオオカミが倒れ、絶命しているその胴体を枕に討ち死にしている人物を頭の方から撮った映像のような気がしました。
この映画の終末近くで主人公が、自分の父親が詩を詠んでいたこととその詩の一節とを語るんですが、その詩が、最強の敵を倒せたら、そのまま死んでも構わない・・・とか、そのまま死んでも満足だ・・・とか、そんな内容でした。
主人公は、野生のオオカミの群れの巣に迷い込んだわけなので、まぁ助からないわけですが、最強のボスオオカミと一騎打ちするシーンで途切れて、上記の一瞬の映像です。
最強のボスは道連れにして、満足して逝った…とそういう話なんでしょうか。
やっぱり、なんだかよくわからない映画なんですけど.....
リーアム・ニーソンも最近よく観ますね。
どの作品でもちょっと悲しそうな顔をしてる。
by k_iga (2012-08-25 19:08)
> k_iga さん
nice! とコメントをありがとうございました。
ほんとにいろいろ出てますね。
あまり出過ぎると飽きられちゃうけどなぁ...
by 怪しい探麺隊 (2012-08-25 22:14)
> non_0101 さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-26 19:54)
> のむら さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-26 19:54)