GANTZ PERFECT ANSWER [映画 か行]
GANTZ PERFECT ANSWER を観てきました。
膨大な原作は全く読んでいないので予備知識はゼロ。(第1作 だけは観てますが。)
コミックス版はとんでもなく壮大な話になっているようですが(情報源は wikipedia の斜め読み)、映画ではそんなに風呂敷を広げてもみんなが付いてきて採算が取れるとは思えないため?、2作で強引に決着を付けることにした模様(コレはコレで、1つの真っ当かつ賢明な判断だと思います)。
なんか、いろいろな謎を謎のまんま残して説明を放棄しているあたり、ちょっと潔ささえ感じさせるスッキリ感でした(良くも悪くも...)。
伏線とか散りばめられた謎とかを拾おうとか説明しようとかいう邪心?を捨て、限られた上映時間の中で可能な範囲で最小限の落とし前だけ付けて、なんとなく多くの人々の納得感が得られそうなところに落としていて、絶妙のバランス感を持った一種の職人芸を見せられた感覚(これ以上の野心を抱いたら、絶対にまとまらなかっただろうと、その点にはすごく納得感があります)。
まぁまぁ、面白かったです。
第1作を観た時はちょっとコミックスの大人買いをしようかと気が迷ったんですが、いろいろ見ると、これは約半世紀生きてきたオヤジの読むものではなさそうだな....と思い直し、深みにハマらない様に近付くのをやめておきます。(近付いたらハマるかもしれない自分を自覚しているし。)
・・・・GWのシネコンはさすがに混んでました。クレヨンしんちゃんとかコナンとか電王とかプリキュアとか少年マイロ…とか、ファミリー向けも多々やっているし、中高生の群れなんぞも居て(これはGANTZに特に大勢居た)、普段見たことのない年齢構成な感じ。。。。オジサンは大変戸惑いつつ、GANTZ PERFECT ANSWERのスクリーンでも客の中では高齢層なために場違い感・違和感を感じ、そろそろこういうの卒業しなきゃダメなのかなぁ...等と思いつつ、観てました。(面白かったんですが...)
コレって、アメリカだときっと アイアンマン、マイティー・ソー、スパイダーマン、バットマン 等のマーベルやDCとかその他のアメコミ原作の映画と同列で語られる分野(分野の話、内容や出来の話ではなくて)だと思います。
バットマンだけは クリストファー・ノーラン&クリスチャン・ベール 以来ちょっと傾向が変わってきた(本当に重厚路線に転換した)けれど、他のはアメコミ踏襲路線で、有名俳優も出演して作品として成功している。(マイティ・ソーなんか、ナタリー・ポートマンやアンソニー・ホプキンスも出ている アカデミー賞受賞者ですよ。)
GANTZ は、興行としては成功するでしょうが、日本だと観客層が違う(だいぶ若い。いい大人は観に行かない)気がします。
アイアンマン、スパイダーマンはもう少し普通の映画としての認知を受けている気がする。
この差はどこから来るんでしょう....
日本の大人は日本のマンガ(特に、この手のアクション、破壊シーンのあるもの)を低く観ているんでしょうかねぇ...
【鑑賞日:2011年4月29日】
amazonで DVD カテゴリーを「GANTZ」で検索した結果リスト
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現在は発売予定・未定ですが、アドレスを登録すると発売が決まるとメール連絡が来ます。
膨大な原作は全く読んでいないので予備知識はゼロ。(第1作 だけは観てますが。)
コミックス版はとんでもなく壮大な話になっているようですが(情報源は wikipedia の斜め読み)、映画ではそんなに風呂敷を広げてもみんなが付いてきて採算が取れるとは思えないため?、2作で強引に決着を付けることにした模様(コレはコレで、1つの真っ当かつ賢明な判断だと思います)。
なんか、いろいろな謎を謎のまんま残して説明を放棄しているあたり、ちょっと潔ささえ感じさせるスッキリ感でした(良くも悪くも...)。
伏線とか散りばめられた謎とかを拾おうとか説明しようとかいう邪心?を捨て、限られた上映時間の中で可能な範囲で最小限の落とし前だけ付けて、なんとなく多くの人々の納得感が得られそうなところに落としていて、絶妙のバランス感を持った一種の職人芸を見せられた感覚(これ以上の野心を抱いたら、絶対にまとまらなかっただろうと、その点にはすごく納得感があります)。
まぁまぁ、面白かったです。
第1作を観た時はちょっとコミックスの大人買いをしようかと気が迷ったんですが、いろいろ見ると、これは約半世紀生きてきたオヤジの読むものではなさそうだな....と思い直し、深みにハマらない様に近付くのをやめておきます。(近付いたらハマるかもしれない自分を自覚しているし。)
・・・・GWのシネコンはさすがに混んでました。クレヨンしんちゃんとかコナンとか電王とかプリキュアとか少年マイロ…とか、ファミリー向けも多々やっているし、中高生の群れなんぞも居て(これはGANTZに特に大勢居た)、普段見たことのない年齢構成な感じ。。。。オジサンは大変戸惑いつつ、GANTZ PERFECT ANSWERのスクリーンでも客の中では高齢層なために場違い感・違和感を感じ、そろそろこういうの卒業しなきゃダメなのかなぁ...等と思いつつ、観てました。(面白かったんですが...)
コレって、アメリカだときっと アイアンマン、マイティー・ソー、スパイダーマン、バットマン 等のマーベルやDCとかその他のアメコミ原作の映画と同列で語られる分野(分野の話、内容や出来の話ではなくて)だと思います。
バットマンだけは クリストファー・ノーラン&クリスチャン・ベール 以来ちょっと傾向が変わってきた(本当に重厚路線に転換した)けれど、他のはアメコミ踏襲路線で、有名俳優も出演して作品として成功している。(マイティ・ソーなんか、ナタリー・ポートマンやアンソニー・ホプキンスも出ている アカデミー賞受賞者ですよ。)
GANTZ は、興行としては成功するでしょうが、日本だと観客層が違う(だいぶ若い。いい大人は観に行かない)気がします。
アイアンマン、スパイダーマンはもう少し普通の映画としての認知を受けている気がする。
この差はどこから来るんでしょう....
日本の大人は日本のマンガ(特に、この手のアクション、破壊シーンのあるもの)を低く観ているんでしょうかねぇ...
【鑑賞日:2011年4月29日】
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GANTZ PERFECT ANSWER (二宮和也、松山ケンイチ 出演) [DVD]
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お客さんの年齢層、低かったですよね〜。
カップル客も多かったです。
僕も場違いのような気がして、隅のほうでこっそり鑑賞しましたよ。
一緒に、若いもんに食らいついて行きましょ〜!
by のむら (2011-05-02 21:25)
>のむらさん 他も含めていつもnice! をありがとうございます。
アメコミ原作ハリウッド映画と日本のコミックス原作映画では、映画界の入れ込みとか楽しもうとする姿勢が根本から違うのかも知れないし、観客側の意識もなぜか少し違う気がしました。(こう書いてる私自身、巧く言えないけれどびみょーに区別しちゃってます。)なんでだろう....
by 怪しい探麺隊 (2011-05-03 13:01)