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震災お見舞い申しあげます。 [映画でも麺でもないですが...]

被災した皆さま、ご家族やお知り合いにご不幸のあった皆さま、心よりお見舞い申しあげます。

私自身は、高校生の娘が学校に留め置かれていた(保護者が迎えに来るまで帰さない方針。結果的に数百人が学校泊した)のを会社帰りに徒歩でピックアップしに行き、そのまま2人で数時間歩いて帰ったり、たまたま上京していて栃木県内に帰れなくなった義妹を、深夜に動き始めた都営地下鉄のやや遠い駅まで迎えに行って泊めたりしただけで、家で若干の食器等が壊れた以外は一切被害がありませんでした。
その後は、ニュースの惨状に呆然とし、原発の状況には不安と一喜一憂→徐々に悪化する状況で焦燥感と不安が増し→関係各位の献身的・英雄的努力のお陰で持ち直し、光明が見えて来た気がして…と目まぐるしい約10日間を過ごしてきましたが、東京近辺の皆さまは概ね似たり寄ったりの状況だと思います。

東京の映画館は、館内整備のためや計画停電に備えて(停電対象外地域でも用心して)休業していたりのところと、レイトショウ中止等で短縮営業をしているところ(ネット発券は停止)等、いろいろなようです。
こんな中で映画でもないだろうという気持ちも正直なところありますが、一方で日本経済が停滞・縮小してしまってはできる復興もできなくなってしまう(復興を支える財源面で)ので、可能なところはなるべく早く元に戻して行かなければ…と思います。
週末に所用で銀座を通りましたが、あらゆるビルとそのテナントが18時で営業終了・閉館でビックリしました。
節電は絶対に必要だし、自分自身も節電の努力は惜しんでいないつもりですが、銀座の大部分の飲食店がみな一斉に判で押したように18時終業で夜の食事をする店を探すのに苦労するような状況が続いては立ちいかない店も出てくるでしょうし、日本経済はこの先これで大丈夫なのだろうか...といささか心配になってしまったりしています。

何かと話題の「セリーグ開幕およびナイター強行」も、数千世帯分の電力を消費してナイターをする必要があるのかと言われると、個人的には無いと思うものの、あれも経済活動ですし(チケットの多くは既に売れていて払い戻しが必要になるのではないでしょうか)、デイゲームが代替策たり得るのかと言うと、ナイターなら時間的に球場に行けるがデイゲームでは休暇を取ってまでは行けないという層が少なからず居ると思うし、野球を楽しみにしているヒトは日本中に大勢居るし…という状況では、各々の立場があってどちらかが間違っているというわけではないので、なかなか難しい問題です。
東京ドームでは昼でも夜でも照明・空調が必要なことには変わりがない(デイゲームでも消費電力は大差ないのだろうと思う。もっともナイターの時間帯は電力需要のピークと重なるようなのでその点は大変具合が悪いです。)ので、民間企業が営業中止を政治家に強要されている恰好になっています。本当に必要ならば、スポーツを所管する文部科学相の『指導』なんて正体不明・曖昧なやり方(政治家らしいやり口ですが)ではなく、やめろと政府が監督権(あるならば)の発揮=命令して止めるとか(やめさせるなら営業補償がセットになるでしょうね。その他の企業の自粛とのバランスを失する懸念・大ですね。)、東京電力が電力の供給を止める(もちろん逸失利益の補償とセットが法的・契約的には必要でしょうね)とか、ハッキリした理屈と態度と策が必要だと思います。
日本流の「一斉『自粛』」の風潮の中で、それに流されないセリーグ・巨人・東京ドームの態度は、それはそれで筋が通っています。自粛っていうのは本来は誰かに言われてやることじゃないので....。
一方、そういうの(自粛の風潮に乗らない)は気に喰わないと思うヒトには、野球を観に行かず・TVでも観ない自由というものがあるのですから。それでもまだ、どうしても気に喰わなければ、関連のTV局の番組を観ない・新聞を買わない・遊園地にも関連する店にも行かない等で抵抗する手もあります。
最終的にはどちらの立場が支持を集めるかは、大衆や市場が決めること…という気がします。


なんだか、話がまるでそれてしまいました。

要するに、被災地の皆さまには誠に申し訳なく、恐縮ではありますが、
日本の経済活力は維持・発展させる必要があると思うので、
映画館等の営業再開等で事情が許すようになれば、また、映画を観に行きます…と考えています。




全然関係ないですが、節電はとてもとても大事なのは認識していますが、
各駅や公共施設等でのバリアフリーへの逆行とも言える「配慮に欠けたエスカレーターやエレベーターの一斉停止」は如何なものか...とも思っています。
「エレベーターは残すのでエスカレーターは停める=若干、遠回りでも昇降の手段は確保してある」という事例なら理解・評価もできますが、中には両方とも停まっていたり片方しかないのにそれを停めていたりという事例(ご丁寧にテープで厳重に封じてある事例が多い。見ていささか神経に障る...)を目にすると、車椅子の人・足が不自由なヒト・お年寄り等は大変だろうな…と思います。
傍にインターホンでもあって、声を掛けると駅員さんが駆けて来て動かしてくれるなら、その旨を表示して停めるのは問題ないと思います。弱者への優しさやいたわりや配慮に欠けたことは、自分ならしたくないのですが、そこまでの余裕も無くなっているのが実態でしょうか....  少し寂しく、残念です。


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