バーレスク：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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バーレスク　[映画　は行] [編集]

バーレスク観てきました。
お勧め

です

歌とダンスの迫力が凄いし、見応えがあります。
ストーリー自体は、田舎から夢を抱えて出てきた娘の成長と成功の物語…と実にありきたりになっちゃうんだけれど、やっぱり、歌が聞かせるし、ダンスが魅せるので引き込まれます。
予告編にもある、主人公・アリがWowwow････と低音の迫力を効かせて歌いだすシーンは
やっぱりトリハダものでした。
こういう秘められていた力が現れるところって、ゾクゾクしますよね。
新・巨人の星で、星飛雄馬が外野から右腕の弾丸バックホームでランナーを刺して観衆の度肝を抜くところ、赤茶けた大地の単なる錆びた残骸と思われていたものがバラバラ…と錆と岩盤を落として宇宙戦艦ヤマトとして甦るところ、マトリクスでネオが覚醒するところ…　　　　うーーーん、例えがみんな変だけれど....

2010年の映画としてはＮＩＮＥと比較されることになるんではないかと思うんだけれど、 NINE は、なんだかちょっと無理してストーリーで繋いだプロモーション・ビデオ集（※）みたいな趣きがあったのに対して、バーレスクはちゃんと映画になっているうえに、見応えもこちらの方がある気がしました。
※ＮＩＮＥは出演者が多彩でしたよね。ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、なんとジュディ・デンチ

まで....　みんなが歌えて踊れてしまうので、ビックリでした。

シカゴとも比較されるのでしょうか。。。
シカゴは完全にブロードウェイ・ミュージカルの映画化なので、これも、若干、ジャンル違いの気がします。バーレスクには、ちょうど心情とオーバーラップする歌が流れる（歌う）というシーンもありましたが、ミュージカルではないので出演者が唐突にセリフの代わりに歌いだす…みたいなことは全くありません。

バーレスクは、一応、シェールの見せ場も用意されてはいたけれど、そこはそれ、ほぼ、クリスティーナ・アギレラ独演会でした。
あと、スタンリー・トゥッチがこの映画でもいい味を出しています。このヒトはどの映画で観ても、どの役でも実にいい感じに巧い。硬・軟どちらもイケる名バイプレイヤーだと思います。

あんまりいろいろ書いても野暮なので、まぁ、ご覧ください。

←クリスティーナ・アギレラがグリーンのタイトなロングドレスで歌うシーンが印象的でした。シルエットが信じられないほど細くてはかなげ。。。それでいて歌にはパワーがあります。

Blu-ray版バーレスクが出たら、たぶん、買うと思います。
サントラのバーレスク/Burlesqueを買っちゃいました。
かなり良いですが、中身は30分強と短め。全10曲、内訳はクリスティーナ・アギレラ8、シェール2です。