SPACE BATTLESHIP ヤマト [映画 さ行]
SPACE BATTLESHIP ヤマト を観てきました。
コチラ で書いたとおり、休暇だったので、デイブレイカーとハシゴです。
…で、コチラ で書いたとおり、カミサンに「えー!あんなの観てきたの?!」と、やっぱり言われました。
感想は 完全にネタばれを含んでいるので、うんと↓の方です。
↓には辛辣なことを書いていますが、
私としては宇宙戦艦ヤマトへの思い入れがありますので、観に行ったこと自体を後悔したり、映画の日で1,000円を「金返せ!」なんて言うつもりはありません。まぁ、話のタネの蒐集という目的も果たせて楽しかったです。
お客の入りは平日の午後イチで3~4割りというところ。映画の日である今日のレイトショーと今週末がどんな具合か…で興行成績が決まると思うけれど。(金曜のレイトショーってのもあるのかな。)
前回のこのブログで1位取れるか…なんて書いたけれど、なんやかんや言って、邦画人気って凄いんですよね。実はこの私のブログでも読まれている数が現時点で一番多いのはヤマトです(SPではなくて)。なんやかんや言ってキムタク人気はまだ侮れないのかも。。。
【鑑賞日:2010年12月1日】
amazon で SPACE BATTLESHIP ヤマト で検索したリスト
◆ 以下ネタばれ ◆ 順不同
ものすごい昭和の香り それも思いっきり昭和40年代の香り です。オリジナルのヤマトは昭和49(1974)年だから、1970年代の香りと言っても良いかな。
初めの方は、多少設定が違うところがありつつも、押さえるべき must のセリフはちゃんと押さえてあるし、まぁ、懐かしいし、面白かったけれど、途中から、ちょっとね.....
真田さん(柳葉敏郎)が、そのまんま真田さんで感動もの。
計器類は松本零士調のメーター感剥き出しにしないとイメージが違うと暴れるヤカラ(例:私)が居るから、敢えてあんな感じにしたんだと思うけれど、今としては思いっきり古風で不自然であり得ない(でも、アレで良い)。褒めてるのか貶してるのか自分でもわからないが、たぶんやや褒めている。艦内放送用のマイクとカールしたコードなんか、呆れるほど素敵 まるで電車の車掌さんかバスガイドか…という感じでスバラシイ....
森雪(黒木メイサ)のツンデレ振りはいい加減にしろ!レベル。
だいたい、森雪が男をグーで殴ったり、それでノックアウトしちゃったりする設定自体が大間違い!!である。
アナライザーは、声は懐かしかったが、存在は完全に別物。 あの身体のプロポーションがとても重要なのに、何もわかっていない。 あれではスターウォーズのR2-D2+トランスフォーマーのロボットである。スカートめくりとかふざけたことも一切しないし、あれなら敢えてアナライザーを名乗る必要もない。
スターシャもデスラーも、適当な役者のキャスティングができなくて、ああいう風に逃げたんでしょうね、きっと。
内容的には、マイコ演じる相原が、森雪のイメージにかなり近い。(役割・言動)
女性版佐渡先生はウロウロしているだけに近いけれど、意外と違和感無かった。徳川機関長もなかなかイメージとおり。
安藤というキャラが、「第3艦橋勤務なんです。」と言った途端に死亡フラグが見えてしまった。
そもそも、古代進が拾ったイスカンダルからの通信カプセルが備えていて、ソレで古代進が救われた放射能除去機能で良かったんじゃないの?
終盤、ヤマト第一艦橋での茶番劇の間、ガミラスのミサイルさんはご親切にもずっと待ってくれていたようだ。
波動砲の砲口をミサイルで塞がれたままにして放っておかないで、居る人間でなんとかしておけよ。
宇宙戦艦ヤマトと言えば、日本テレビのはず。。。。なんでTBSがしゃしゃり出たの?…で、日テレは大人しく黙認なの?変な話....
そもそも、なんで、いま、唐突にこの企画?(しかもずいぶん時間掛って。その割にはチープな部分もあるし。。。。)
「日本人が初めて世界に挑むSFエンターテインメント」って大きく出ているけれど、この宣伝文句はあまりにこっぱずかしいと思う。(もう、ギャグを通り越して極寒の感じ。)「いまの日本が真面目に作ってこのレベルですか?」って話になってしまうと思う、残念ながら。(十分に予算と時間を掛けられていないように見えた。TV局が関与して「ま、だいたいこの辺で良いでしょう...」とお手軽に製作してしまう場合の悪しきパターンと思う。脚本も撮影関係諸々(美術等含め)も作り込み不足。)
今回はパンフを買っていないので、画像はチラシしかない...
コチラ で書いたとおり、休暇だったので、デイブレイカーとハシゴです。
…で、コチラ で書いたとおり、カミサンに「えー!あんなの観てきたの?!」と、やっぱり言われました。
感想は 完全にネタばれを含んでいるので、うんと↓の方です。
↓には辛辣なことを書いていますが、
私としては宇宙戦艦ヤマトへの思い入れがありますので、観に行ったこと自体を後悔したり、映画の日で1,000円を「金返せ!」なんて言うつもりはありません。まぁ、話のタネの蒐集という目的も果たせて楽しかったです。
お客の入りは平日の午後イチで3~4割りというところ。映画の日である今日のレイトショーと今週末がどんな具合か…で興行成績が決まると思うけれど。(金曜のレイトショーってのもあるのかな。)
前回のこのブログで1位取れるか…なんて書いたけれど、なんやかんや言って、邦画人気って凄いんですよね。実はこの私のブログでも読まれている数が現時点で一番多いのはヤマトです(SPではなくて)。なんやかんや言ってキムタク人気はまだ侮れないのかも。。。
【鑑賞日:2010年12月1日】
amazon で SPACE BATTLESHIP ヤマト で検索したリスト
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」ORIGINAL SOUNDTRACK
- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: カナメイシレコード
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: CD
◆ 以下ネタばれ ◆ 順不同
ものすごい昭和の香り それも思いっきり昭和40年代の香り です。オリジナルのヤマトは昭和49(1974)年だから、1970年代の香りと言っても良いかな。
初めの方は、多少設定が違うところがありつつも、押さえるべき must のセリフはちゃんと押さえてあるし、まぁ、懐かしいし、面白かったけれど、途中から、ちょっとね.....
真田さん(柳葉敏郎)が、そのまんま真田さんで感動もの。
計器類は松本零士調のメーター感剥き出しにしないとイメージが違うと暴れるヤカラ(例:私)が居るから、敢えてあんな感じにしたんだと思うけれど、今としては思いっきり古風で不自然であり得ない(でも、アレで良い)。褒めてるのか貶してるのか自分でもわからないが、たぶんやや褒めている。艦内放送用のマイクとカールしたコードなんか、呆れるほど素敵 まるで電車の車掌さんかバスガイドか…という感じでスバラシイ....
森雪(黒木メイサ)のツンデレ振りはいい加減にしろ!レベル。
だいたい、森雪が男をグーで殴ったり、それでノックアウトしちゃったりする設定自体が大間違い!!である。
…んで、ラストはあんなだし.....(まぁ、読めてたけど。)戦いの最中にずいぶんじゃないか。
あれじゃ、パイレーツ・オブ・カリビアン3 ではないか(10年経っても古代は戻らないけど)
あのだだっ広くてガラーンとした巨大格納庫はなんなんでしょうね。艦載機ろくに無いじゃないか。それにみんな一緒に集まっちゃって何の防護措置も講じずに剥き出しで敵の機体等を寄ってたかっていじり回すって、危機管理としてあり得ないでしょ。何かあると全滅するよ。(人類の最後の希望なのに軽率。)アナライザーは、声は懐かしかったが、存在は完全に別物。 あの身体のプロポーションがとても重要なのに、何もわかっていない。 あれではスターウォーズのR2-D2+トランスフォーマーのロボットである。スカートめくりとかふざけたことも一切しないし、あれなら敢えてアナライザーを名乗る必要もない。
スターシャもデスラーも、適当な役者のキャスティングができなくて、ああいう風に逃げたんでしょうね、きっと。
内容的には、マイコ演じる相原が、森雪のイメージにかなり近い。(役割・言動)
女性版佐渡先生はウロウロしているだけに近いけれど、意外と違和感無かった。徳川機関長もなかなかイメージとおり。
安藤というキャラが、「第3艦橋勤務なんです。」と言った途端に死亡フラグが見えてしまった。
(みなさんも同様だと思うけど。)
…んで、森雪自身が人間コスモクリーナーになったままなの?彼女が地球中の放射能を除去して回るの?それとも彼女に宿っていたイスカンダルのなにかが地球に着いたら彼女から離れて機能発揮するの?そもそも、古代進が拾ったイスカンダルからの通信カプセルが備えていて、ソレで古代進が救われた放射能除去機能で良かったんじゃないの?
終盤、ヤマト第一艦橋での茶番劇の間、ガミラスのミサイルさんはご親切にもずっと待ってくれていたようだ。
波動砲の砲口をミサイルで塞がれたままにして放っておかないで、居る人間でなんとかしておけよ。
宇宙戦艦ヤマトと言えば、日本テレビのはず。。。。なんでTBSがしゃしゃり出たの?…で、日テレは大人しく黙認なの?変な話....
そもそも、なんで、いま、唐突にこの企画?(しかもずいぶん時間掛って。その割にはチープな部分もあるし。。。。)
「日本人が初めて世界に挑むSFエンターテインメント」って大きく出ているけれど、この宣伝文句はあまりにこっぱずかしいと思う。(もう、ギャグを通り越して極寒の感じ。)「いまの日本が真面目に作ってこのレベルですか?」って話になってしまうと思う、残念ながら。(十分に予算と時間を掛けられていないように見えた。TV局が関与して「ま、だいたいこの辺で良いでしょう...」とお手軽に製作してしまう場合の悪しきパターンと思う。脚本も撮影関係諸々(美術等含め)も作り込み不足。)
今回はパンフを買っていないので、画像はチラシしかない...
初めまして! 私も今日、見てきて先ほど感想をアップしました。ネタばれ部分、うんうん!てうなづきながら楽しませていただきましたw。ポスターちゃんと見てなかったのですが、ポスターに思い切りフラグ立ちそうなセリフがあったのですね(^^;)
by あっち (2010-12-01 23:13)
>あっちさん、初めまして。
nice!とコメントをありがとうございます。 ブログも拝見しました。
確かに、艦内装備(機器のディスプレイや操作方法等含めて)が思いっきりレトロでしたよね。 私は①アレはアレでオリジナルのヤマトやそのメカニカルデザインの松本零士氏に経緯を表している。②ああいうのじゃないと「ちっが~う!!」とか言いだしそうなオールドファン(ex:私)が居るから苦情を恐れてかな~とか、思っていました。艦内放送用のマイクとカールしたコードが最高にニマニマと笑えました。
by 怪しい探麺隊 (2010-12-01 23:49)