レポゼッション・マン：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

エア・ベンダー｜トイ・ストーリー３ブログトップ

レポゼッション・マン　[映画　ら行] [編集]

レポゼッション・マン観ました。

面白かったんですが、予告編で匂わされてた「隠された陰謀」みたいなの、なんか小ぢんまりとして予想外れでした。」（隠れているから陰謀ですね。コレじゃ馬から落馬だ）

〔あまりにもネタばれだったので、少しだけ構成を改めました。〕

【鑑賞日：2010年7月18日】

レポゼッション・メン　ブルーレイ＆ＤＶＤセット [Blu-ray]

出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
メディア: Blu-ray

【以下、大ネタばれ】

予告編を観ると、陰謀はもう少し大掛かりな「巨大企業としての隠された意図・狙い」なんだろう…と当然思うわけですが、そうではなくて相棒の「俺を見捨てないでくれぇ。一緒に仕事続けようよ。」的動機って、どうなの？という気がする。
（確かに、予想を外されたけれど、ソッチ向きに外されてもねぇ。。。）
まぁ、巨大企業の…にしても、概ね、内容の想像は付くんですけどね。。。。

そもそも、カミサンに強く言われているから…と言ったって、あんな風に悩んでしまうジュード・ロウと、ああいう仕事に迷いもなく邁進できるフォレスト・ウィテカーは、人間的には全然別人種なわけなんですが、コンビ組んでて合うんですかねぇ。（合わなさそうな気がするんで、書いてます。まぁ、この映画観てココに突っ込むのって「違～うっ！」なんですけど。）
合わないから、相手が本気で悩んでいるとは夢にも思わない単純な相棒にあんなコトを仕掛けられてしまった。。。。
要するに「仕事の相棒には気をつけましょう。思わぬ致命的な悲劇を生みますよ！！」っていう教訓映画でした。（アレ？違～う。。。）

ラストのどんでん返しは確かに「やられたぁ～っ！！」感が少しあった（「あれ？」と思うキッカケがなく話が進んでいたと思う）けれど、「オチの後始末」としては苦しいところに迷い込んだ気がする。
アレって償いなのだろうか？支払いはどうするの？滞ったら回収されてしまうし、自分の命に関わらないから必死で支払わなきゃという動機付けが薄い。→普通なら、支払いは続かない。（※）
まぁ、あの相棒（フォレスト・ウィテカー）のキャラなら、何も悩まず今後もバンバン回収してドンドン稼いで、それほど苦労せずに支払い続けられるかも知れないけれど。。

※　そもそも、この昏睡しているヒト用の「脳の人工臓器版」は、
　　　・フローの稼ぎ（収入）をアテにできない
　　　　（印税収入の様な、ある程度継続的に後からも入るものなら、
　　　　　不確実とはいえ話は別ですが。）
　　　・最初に一括で支払ってしまうか、膨大なストックの資産を喰い潰して支払っていく…
　　　　の二択のみ。
　　　・でも、この人工臓器ビジネス、「20％弱のとんでもない高金利のクレジットの金利」も
　　　　アテにしているので、たぶん、マネージャーは分割を推奨するんでしょうね。
　　　　（マネージャー：リーブ・シュライバーの「一括じゃ儲からん！」というセリフがありました。）
　　　・そうすると、長生きすると支払いが途絶えて回収されるリスクがあって、
　　　　ふつーに考えるヒトなら、こんな話には乗らない。
　　　という致命的な欠陥があるので、ビジネスとしては成り立ち得ないんですが....
　　　（アレ？なんでこんなこと考察してるんだろう.....）

リーブ・シュライバーは、ここんところよく見かけるけれど、悪い方のキャラが多いなぁ。