ビトレイヤー：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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ビトレイヤー　[映画　は行] [編集]

ビトレイヤー　　を観てきました。

公式HP　http://www.finefilms.co.jp/betrayer/　　

2013/5/4（土）公開

予告編を観て、かなり面白そうだな．．．．と思っていたんです。ジェームズ・マカヴォイとマーク・ストロングという組み合わせは魅力たっぷり。　でも、製作総指揮のリドリー・スコットの名前が大きく取り上げられて、監督の名前がチラシや公式HPのトップに、どこにも書いていないってのは、どうなんだろうと思ったり、上映規模が小さいから評判がイマイチ聞こえてこなかったりで、躊躇してました。

いよいよ、近所のシネコンが5/24（金）までという表示になったので、やっぱり観ておこう．．．．と、日曜のレイトショーで観てきました（このシネコン、強気なので土曜にはレイトショー割引が無い....）。

面白いです

　　もっと早く観れば良かった

【鑑賞日：2013年5月19日（日）】

イギリスでは警官は銃を携行していないというのは知りませんでした。　・・・なので、冒頭エピソードで主人公マックスはスターンウッドを追い詰めかけたとき、応援を待て、丸腰じゃ危険だという制止を振り切って追い、スターンウッドに膝を撃たれてしまいます。　スターンウッドは、この時、マックスを殺せたのに殺しません。犯罪者ではあるけれど、なんか一つの主義を持っている感じで、マーク・ストロングがカッコイイです。

事件は、この3年後に起きました．．．．．

・・・で、ネタばれは最悪というパターンの映画なので、これ以上は書きません。

ちょっと、アンタさっき弾当たってたでしょ、そんなにスタタタタ・・・・と走られても・・・・とか、マカヴォイくん、キミは膝が痛くて走れないはずでは????というところが、緊迫したシーンでは多少あったんですが、まぁ、そういうところは置いといて、面白かったです。
リドリー・スコットが製作総指揮なのでハリウッド資本も入ってるんだろうけれど、舞台はロンドンだしヨーロッパ映画の感じ。ハリウッド大作とは雰囲気もストーリーの運びも全然違います。
マーク・ストロングがすごくカッコよく、ジェームズ・マカヴォイも相当良いです。アンドレア・ライズブローの顔に見覚えがあったのに、何に出ていたか思い出せない．．．と思っていたら、観損なった「ウォリスとエドワード　英国王冠をかけた恋」とかこれからやる「オブリビオン」の予告編で見ていたのでした。なかなか印象的。覚えておこう．．．．

ラストが、「えーーーと、この後どうなるんだろう・・・。証言する奴はみんな死んじゃったぞ―――。悪い奴で生き残っている奴らはみんなしらばっくれてマックスに罪を着せるだろうに．．．．．」という感じだったのが、フィルムノワール的で印象的です。