探偵はBARにいる [映画 た行]
探偵はBARにいる を観てきました。
前にココ(クリック→▼)で書いたとおり、おまけに釣られて前売り券を買ったので観られる劇場が縛られています。 窓口で座席チケットと引き換えなきゃいけないので面倒だなぁ…という気持ちと、期待と半々です。
行ってみると、結構混んでいました。このところ、いろいろなバラエティで大泉氏がずいぶん宣伝していたので、その成果もあるのでしょうか。
ジャンルとして完全に男性向けだと思って行ったのですが、女性客もずいぶんと多く、女性二人連れがかなりいました。(・・・なんで???)
・・・で、映画ですが、
すんごく面白かったです
(昭和のオヂサンの琴線に触れるし、若いヒトには新鮮かも....)
【鑑賞日:2011年9月10日】
〔以下、ネタばれ多少あります。〕
大泉洋は(意外と)ハードボイルドが似合う。
アクションシーンが思ったよりちゃんとしていたし、携帯を持たないとかいろいろ拘りがある感じが似合っている。あんなにふざけた感じなのに、イザとなるとかなり強い…という設定にも意外にも違和感を感じなかった。
(あまり必然性のないサウナのシーンや着替えシーンで結構鍛えてるところが披露された。大泉氏はあんなシーンがあるから鍛えなくちゃいけなくて大変だった、とバラエティ番組で言っていたが。)
大泉洋はもともとコミカルなシーンはおてのものだし、相棒の高田こと松田龍平との絡みとか笑えるシーンは多い。私の世代は、松田優作の探偵物語(工藤ちゃ~んの方)とか、ショーケンの傷だらけの天使、とか、沖雅也の俺たちは天使だ、なんかをリアルタイムで見ていたので、こういう探偵設定が懐かしい。
いろいろなパターンやお約束があるけれど、そういうところも手を抜かず、きちんと作ってあったのがウレシイ。いろいろとクセのあるキャラ(※)が出てきたけれど、そういうのもお約束だし、会話のひとつひとつを聞いててニヤニヤできてしまう感じ。悪い奴らとの強がり・皮肉・憎まれ口の応酬なんか、もう、嬉しくなっちゃう....
※ 出番少ないけど松重豊、悪役っぷリが斬新な高嶋政伸、スポーツBARの二人、妙に誘惑するウェイトレス...
これは、DVD出たら買うなぁ…という感じです。(邦画のDVDは高いのが難点ですが....)
大泉氏もスタッフもシリーズ化を希望しているようだけれど、観客のひとりとしてもシリーズ化を希望します。
観ていると、少しコミカルなキャラ設定、謎の真相に頑固に喰い下がって迫っていくところが、ルパン3世のイメージ。 ふーじこちゃーぁーんは居ないけれど、相棒の高田は無口なので五右衛門のイメージかも(関係の近さ・一緒にいる具合でいうと次元なんだけれど、次元は結構喋るからねぇ...)。
雪に埋められたり、ズタボロにやられたり…があるんだけれど、ちっとも懲りずに向かって行くところとかは、『カリオストロの城』でズタボロにされて無理やり喰って「血が足りねぇ」と喚き、「喰ったから寝る」のあたりのルパンを彷彿とさせるものがあります。
ストーリーの中身に触れるのは野暮だから止めときます。
ツッコミどころはこういうジャンルだからあるけれども、そういうのは全然気になりませんでした。
高田の車のエンジンのかかりが悪くて毎回手を焼くところ、クルマのご機嫌をとるところは爆笑(特に同乗の少年にも強要するところが)。こういう小ネタは楽しいし、好き。(小ネタだけじゃダメ、本筋がちゃんとしたうえでのこういう作り込みがウレシイという意味だけど。)
この探偵物語のDVD-BOX持ってます。最近観てないけれど...
公式HP → http://www.tantei-bar.com/
ボンネットが開いちゃってるので、あそこのシーンですね...↑
前にココ(クリック→▼)で書いたとおり、おまけに釣られて前売り券を買ったので観られる劇場が縛られています。 窓口で座席チケットと引き換えなきゃいけないので面倒だなぁ…という気持ちと、期待と半々です。
行ってみると、結構混んでいました。このところ、いろいろなバラエティで大泉氏がずいぶん宣伝していたので、その成果もあるのでしょうか。
ジャンルとして完全に男性向けだと思って行ったのですが、女性客もずいぶんと多く、女性二人連れがかなりいました。(・・・なんで???)
・・・で、映画ですが、
すんごく面白かったです
(昭和のオヂサンの琴線に触れるし、若いヒトには新鮮かも....)
【鑑賞日:2011年9月10日】
〔以下、ネタばれ多少あります。〕
大泉洋は(意外と)ハードボイルドが似合う。
アクションシーンが思ったよりちゃんとしていたし、携帯を持たないとかいろいろ拘りがある感じが似合っている。あんなにふざけた感じなのに、イザとなるとかなり強い…という設定にも意外にも違和感を感じなかった。
(あまり必然性のないサウナのシーンや着替えシーンで結構鍛えてるところが披露された。大泉氏はあんなシーンがあるから鍛えなくちゃいけなくて大変だった、とバラエティ番組で言っていたが。)
大泉洋はもともとコミカルなシーンはおてのものだし、相棒の高田こと松田龍平との絡みとか笑えるシーンは多い。私の世代は、松田優作の探偵物語(工藤ちゃ~んの方)とか、ショーケンの傷だらけの天使、とか、沖雅也の俺たちは天使だ、なんかをリアルタイムで見ていたので、こういう探偵設定が懐かしい。
いろいろなパターンやお約束があるけれど、そういうところも手を抜かず、きちんと作ってあったのがウレシイ。いろいろとクセのあるキャラ(※)が出てきたけれど、そういうのもお約束だし、会話のひとつひとつを聞いててニヤニヤできてしまう感じ。悪い奴らとの強がり・皮肉・憎まれ口の応酬なんか、もう、嬉しくなっちゃう....
※ 出番少ないけど松重豊、悪役っぷリが斬新な高嶋政伸、スポーツBARの二人、妙に誘惑するウェイトレス...
これは、DVD出たら買うなぁ…という感じです。(邦画のDVDは高いのが難点ですが....)
大泉氏もスタッフもシリーズ化を希望しているようだけれど、観客のひとりとしてもシリーズ化を希望します。
観ていると、少しコミカルなキャラ設定、謎の真相に頑固に喰い下がって迫っていくところが、ルパン3世のイメージ。 ふーじこちゃーぁーんは居ないけれど、相棒の高田は無口なので五右衛門のイメージかも(関係の近さ・一緒にいる具合でいうと次元なんだけれど、次元は結構喋るからねぇ...)。
雪に埋められたり、ズタボロにやられたり…があるんだけれど、ちっとも懲りずに向かって行くところとかは、『カリオストロの城』でズタボロにされて無理やり喰って「血が足りねぇ」と喚き、「喰ったから寝る」のあたりのルパンを彷彿とさせるものがあります。
ストーリーの中身に触れるのは野暮だから止めときます。
ツッコミどころはこういうジャンルだからあるけれども、そういうのは全然気になりませんでした。
高田の車のエンジンのかかりが悪くて毎回手を焼くところ、クルマのご機嫌をとるところは爆笑(特に同乗の少年にも強要するところが)。こういう小ネタは楽しいし、好き。(小ネタだけじゃダメ、本筋がちゃんとしたうえでのこういう作り込みがウレシイという意味だけど。)
この探偵物語のDVD-BOX持ってます。最近観てないけれど...
俺たちは天使だ! 麻生探偵事務所全事件ファイルI [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- メディア: DVD
俺たちは天使だ! 麻生探偵事務所全事件ファイルII [DVD]
- 出版社/メーカー: バップ
- メディア: DVD
こんにちは。
面白かったですね!
もし続編が出来たら、あの車は再び登場するのでしょうね~☆
by non_0101 (2011-09-11 12:00)
> non_0101 さん
nice! とコメントをありがとうございます。
あのクルマ、車検通らないし、アレを直すんだと相当お金掛るんで、廃車にして新しく安い中古車を探す…がふつーの考え方ですが、この手のキャラはふつーじゃない(拘りが強い)のでどうするんでしょうね....
「カリオストロの城」のルパンもフィアット500なんて小さいボロ車に拘って(実はトンデモナイ改造までして)乗ってましたよね。
高田にはそんなお金は無いのでどうすんのかなぁ...ワクワクします。
by 怪しい探麺隊 (2011-09-11 17:06)
> つむじかぜ さん
nice! をありがとうございます。
by 怪しい探麺隊 (2011-09-11 17:07)