龍三と七人の子分たち [映画 ら行]
◆ 龍三と七人の子分たち
「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」の北野武監督が、新興犯罪組織の横暴を阻止すべく立ち上がった元ヤクザの老人たちの活躍を描くドタバタ任侠コメディ。出演は藤竜也、近藤正臣、中尾彬ほか。70歳になる高橋龍三は、かつては“鬼の龍三”と呼ばれて誰もが恐れた元ヤクザ。しかし引退した今は、息子家族のもとで肩身の狭い思いをしていた。そんなある日、オレオレ詐欺に引っかかった龍三。元暴走族の西が若い連中を束ねて“京浜連合”を名乗り、詐欺や悪徳商法で荒稼ぎしていると知っては、もはや黙ってはいられない。そこで龍三は、それぞれにわびしい老後を送る昔の仲間7人を呼び集め、“一龍会”を結成して京浜連合成敗に立ち上がるのだったが…。
【鑑賞日:2015年5月5日(水)】
引退した元ヤクザ(この映画で言うところのジジイども)が、引退して堅気になって市井に潜んでいるのかと思ったら、全然そんなことなくて、息子の家の門前でランニング姿で刺青むき出しのまま木刀の素振りをしていたり、ヤクザのどこが悪いんだ!?とまったくコレっぽっちの反省も無い感じが面白かった。
北野武らしいと言えばそうなんだろうけれど、ちょっと感覚が普通じゃなく「ヤクザ愛」に満ちている。
ボケが始まっていて実弾入りのピストル振り回すのが居たり、荒唐無稽なところまで振り切っているので、ポップコーン抱えて笑って見ているのにちょうどいい感じ。
七人の子分といっても、実は兄弟分なので階層的には同じ。前科を「ポイント化して比較」して一番ポイントの高い龍三を親分にして新しい組を作って現役復帰・・・というところも可笑しさが漂う。
まぁ、ドタバタコメディなので、ふつうの北野武作品のヤクザが出るものを期待すると(あ!みんな分かっててそんなヒト居ないね...)調子が狂う(と思う。)私は、どっちかというとマジなヤクザモノは苦手で観たことが無いんだけれど、コレは気楽に観れて楽しかった。
公式HP http://ryuzo7.jp/
2015/4/25(土)公開
「アウトレイジ」「アウトレイジ ビヨンド」の北野武監督が、新興犯罪組織の横暴を阻止すべく立ち上がった元ヤクザの老人たちの活躍を描くドタバタ任侠コメディ。出演は藤竜也、近藤正臣、中尾彬ほか。70歳になる高橋龍三は、かつては“鬼の龍三”と呼ばれて誰もが恐れた元ヤクザ。しかし引退した今は、息子家族のもとで肩身の狭い思いをしていた。そんなある日、オレオレ詐欺に引っかかった龍三。元暴走族の西が若い連中を束ねて“京浜連合”を名乗り、詐欺や悪徳商法で荒稼ぎしていると知っては、もはや黙ってはいられない。そこで龍三は、それぞれにわびしい老後を送る昔の仲間7人を呼び集め、“一龍会”を結成して京浜連合成敗に立ち上がるのだったが…。
≪ all cinema online より ≫
【鑑賞日:2015年5月5日(水)】
引退した元ヤクザ(この映画で言うところのジジイども)が、引退して堅気になって市井に潜んでいるのかと思ったら、全然そんなことなくて、息子の家の門前でランニング姿で刺青むき出しのまま木刀の素振りをしていたり、ヤクザのどこが悪いんだ!?とまったくコレっぽっちの反省も無い感じが面白かった。
北野武らしいと言えばそうなんだろうけれど、ちょっと感覚が普通じゃなく「ヤクザ愛」に満ちている。
ボケが始まっていて実弾入りのピストル振り回すのが居たり、荒唐無稽なところまで振り切っているので、ポップコーン抱えて笑って見ているのにちょうどいい感じ。
七人の子分といっても、実は兄弟分なので階層的には同じ。前科を「ポイント化して比較」して一番ポイントの高い龍三を親分にして新しい組を作って現役復帰・・・というところも可笑しさが漂う。
まぁ、ドタバタコメディなので、ふつうの北野武作品のヤクザが出るものを期待すると(あ!みんな分かっててそんなヒト居ないね...)調子が狂う(と思う。)私は、どっちかというとマジなヤクザモノは苦手で観たことが無いんだけれど、コレは気楽に観れて楽しかった。
【チラシ付映画パンフレット】 『龍三と七人の子分たち』 監督:北野武.出演:藤竜也.近藤正臣.中尾彬
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース映画
- メディア: おもちゃ&ホビー
日本映画magazine vol.51 (OAK MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: オークラ出版
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 大型本
タグ:龍三と七人の子分たち 北野武
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