2014年、面白かった・印象的だった映画 [映画 もろもろ....]
2014年、映画館で観た映画は105本でした。
学生の頃は名画座で3本立てとか観て、年間200本近く観た年もありました。
それは四半世紀以上前のことですから、その後、初めての100本越えです。
複数回観たものもありますが回数分カウントしての数字です。
2014年は複数回観たものが多くて7本。これらを重複無しでカウントすればアナ雪3回観たことも考慮して▲8本→105-8=97本。
複数回観たのは
・ラッシュ/プライドと友情(2回)
・アナと雪の女王(吹替え版、字幕版、TCX & Dolby Atmos3D字幕版の3回)
・LIFE!(2回)
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2D、3Dの2回)
・グランド・ブダペスト・ホテル(2回)
・オール・ユー・ニード・イズ・キル(IMAX3Dと2D字幕)
・インターステラー(IMAX版、通常版)
(ちなみに、アナ雪はどうやら存在しないらしい『3D吹替え版』がベストなんではないかと思っています。自分としての良かった度では3D>2D(画像の質感が違う。氷のキラキラがすごく美しい)、吹替え版>字幕版(やはり、松たか子の歌です。神田沙也加も良くて、デュエットは最高)だからです。3D吹替え版は探したけど上映館を見つけられませんでした。)
一方で、上とは別に試写会でも3本観たので、これを足せばちょうど100種類の映画を大スクリーンで観たことになります。
試写会を含めた100本の内訳は、洋画:72 邦画:28 洋画派の私ですが、2013年よりは若干邦画の占率がアップしています。(2013年は、洋画:邦画=71:22でした。)
昨年作った、年別鑑賞本数の月次の伸び具合のグラフは以下の通り。
去年と同じ感想だけれど、これが企業業績ならどんなにうれしいことか....(過去最高の伸び...)
4月までは前年並み。5月以降、過去最高ペースだった前年を上回るペースで増えています。
「〇月は忙しい」みたいな傾向が見えるかな・・・と月別鑑賞件数の推移グラフも作ってみました。
5.6.7月の伸びが大きいですね。仕事の繁閑にはあまり思い当たることが無いので、単純に「その時期に好みに合う映画が多かった」んだと思います。
まず、洋画です。 当然ながら、複数回観たものはいくつか登場します。
昔、欠かさずにTV観戦していたF1好きなので、このリアルさ、ドラマチックな物語は印象深いです。
コレも、印象深い。思わず旅に出たくなった....(行ってないけど....)
コレも印象深いですね。ハードSFはもともと好きだったし、「愛だけが時間も次元も超える力を持っている」というのが気に入っています。娘役のマッケンジー・フォイちゃん、印象的でしたね。珍しく悪役でチョイ役のマット・デイモンも。
≪2015.1.5 1本追記≫ゴーン・ガールを選んだつもりで漏れていたので追記します。
コレはいろいろな意味で面白かった。・・・なんで、この状況で離婚しないの?というのがピンと来ない。
ロザムンド・パイク怖かった。 クール・ビューティーでナニ考えているんだかわからない怖さがあります。
コレは物語の奇想天外さと、原作をいい具合に自分向きに変えたトム・クルーズに免じて。エミリー・ブラントも魅力的でした。
コレはデンゼル・ワシントンのカッコよさに尽きます。(意味ありげな19秒に意味はなかったけれど。)
コレは超リアルな、まるで本当にあるかのような特撮・合成映像にポイントを付ける感じ。面白かったし。
タイム・トラベルもののラブ・ストーリーが大好物です。コレはその他に父と子の話になっているのも良かった。
コレも観ていて心地好かった1本です。
コレは、本当に12年掛けて撮って、しかもまったく自然に少年の成長過程を「定点観測感」を感じさせずに描いてあったところがスゴイと思います。自然な1本の映画として観て面白かったし。
コレも、なぜか印象的でしたね。ポルトガルの近代史なんて何も知らないんですけどね。脇役が魅力的だったのとジェレミー・アイアンズが巧いのかな、結局。
フィリップ・シーモア・ホフマンがすごく良かった。映画として面白かったし。 惜しい人を失くしました。 ご冥福を祈ります。
コレもケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリンの芸達者振りにやられました。この二人、巧い.....
マシュー・マコノヒー!!に尽きます。 恐いもの、喪うものなんかないので余計なものに囚われずに思った通りに道を切り開いていく様も良かったですね。
これ以降は、今まさに輝いている若い女優に注目して挙げました。
いやぁ、いまをときめくクロエ・グレース・モレッツ! どちらかというと『ふつーじゃない女の子の役』が多かった彼女が、等身大の普通の女の子(まぁ、才能と容姿には普通レベルじゃなくて恵まれているんだけれど)を演じても、キラキラして輝いていましたねぇ。瑞々しい演技がすごく良かった。
シアーシャ・ローナンも良かった。二つのキャラが同居している難しい役を上手く表現していたと思いました。ダイアン・クルーガーの悪役も印象的だったけれど。
同じくシアーシャ・ローナン。こちらは普通の女の子が第三次大戦勃発の中で・・・という話。コレも面白かった。
リリー・コリンズには注目しています。コレはベストセラーのライトノベルからの映画化で、映画自体は製作側の期待ほどはヒットしなかったようで、果たして続編が作られるのかどうかわからないけれど、自分は好きな分野だったので面白く、まぁまぁの出来だったと思います(まぁ、主要キャラの愛だの恋だののシーンがちょっとクドイよな...とは思いましたが、主要客層から外れた私なんぞがどう思おうと、主要客層のニーズに合わせた造りにすることは当然ですし....)。
コレはつい最近見たばかり。もどかしさがすごく良かった。リリー・コリンズの魅力炸裂!! 上映館が増えたようだけれど、始めからもっと大々的にやれば良かったと思う。ラブ・ストーリーの王道要素をキチンと持っていて、幅広く受ける映画だと思いました。
≪2015.1.3追記≫
タイッサ・ファーミガを忘れていたので追記します。このヒト、若いのにスゴイ存在感です。若くてかわいいというんじゃなくて(かわいいけど)、映画の中の存在感で圧倒されました。
・・・それで、私の中の「若手のキラキラ・キレイどころ」フィルターには引っ掛らなくて、「巧い若手女優」に分類されちゃっていました.....(苦笑)
続いて邦画
コレ、良かったです。劇団ひとり、映画造り巧いな...と思ったもの。大泉洋も役柄に合っていてとても良かったし、柴咲コウも良かった。今年の邦画では上位だと、私は思います。(そもそも、邦画はそんなにたくさん観てないですが。)
コレは何か分からないけれど見ていて心地好い映画でしたね。吹石一恵と、いまをときめく吉田羊が良かった。
コレは大好きです。笑えます。何も考えないで観て、アハハと笑っていると心が晴れます。大真面目に作っているところを評価します。マジでもう一回観に行こうかなぁ...と悩んだもの....佐藤二朗(謎の戦隊司令官チャールズ)のチカラ技のアドリブギャグで堪え切れない女子ーズの面々がパッと真下向くシーンがシバシバ見られて、それも笑えます。
コレは真面目な時代劇として今年の白眉。インチキチャンバラを多数見せられるご時勢で「やっぱりこうでなくちゃ....」と思わせるものを見せてくれました(ミサンガ以外は。) 実は試写会に当たって観たのでお金払ってません。とっても得した気分でした。
コレも真面目な、日本人にしか描けない正統派のサムライを描いていて観ていて気持ちよかった。
これは原作も面白かったし、映画としてもとても面白かった。
以上、あまり絞れず、ダラダラと書きましたがお付き合いいただき、ありがとうございました。
学生の頃は名画座で3本立てとか観て、年間200本近く観た年もありました。
それは四半世紀以上前のことですから、その後、初めての100本越えです。
複数回観たものもありますが回数分カウントしての数字です。
2014年は複数回観たものが多くて7本。これらを重複無しでカウントすればアナ雪3回観たことも考慮して▲8本→105-8=97本。
複数回観たのは
・ラッシュ/プライドと友情(2回)
・アナと雪の女王(吹替え版、字幕版、TCX & Dolby Atmos3D字幕版の3回)
・LIFE!(2回)
・キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2D、3Dの2回)
・グランド・ブダペスト・ホテル(2回)
・オール・ユー・ニード・イズ・キル(IMAX3Dと2D字幕)
・インターステラー(IMAX版、通常版)
(ちなみに、アナ雪はどうやら存在しないらしい『3D吹替え版』がベストなんではないかと思っています。自分としての良かった度では3D>2D(画像の質感が違う。氷のキラキラがすごく美しい)、吹替え版>字幕版(やはり、松たか子の歌です。神田沙也加も良くて、デュエットは最高)だからです。3D吹替え版は探したけど上映館を見つけられませんでした。)
一方で、上とは別に試写会でも3本観たので、これを足せばちょうど100種類の映画を大スクリーンで観たことになります。
試写会を含めた100本の内訳は、洋画:72 邦画:28 洋画派の私ですが、2013年よりは若干邦画の占率がアップしています。(2013年は、洋画:邦画=71:22でした。)
昨年作った、年別鑑賞本数の月次の伸び具合のグラフは以下の通り。
去年と同じ感想だけれど、これが企業業績ならどんなにうれしいことか....(過去最高の伸び...)
4月までは前年並み。5月以降、過去最高ペースだった前年を上回るペースで増えています。
「〇月は忙しい」みたいな傾向が見えるかな・・・と月別鑑賞件数の推移グラフも作ってみました。
5.6.7月の伸びが大きいですね。仕事の繁閑にはあまり思い当たることが無いので、単純に「その時期に好みに合う映画が多かった」んだと思います。
・・・・で、2014年、面白かった、印象に残っている映画は・・・・
まず、洋画です。 当然ながら、複数回観たものはいくつか登場します。
昔、欠かさずにTV観戦していたF1好きなので、このリアルさ、ドラマチックな物語は印象深いです。
コレも、印象深い。思わず旅に出たくなった....(行ってないけど....)
コレも印象深いですね。ハードSFはもともと好きだったし、「愛だけが時間も次元も超える力を持っている」というのが気に入っています。娘役のマッケンジー・フォイちゃん、印象的でしたね。珍しく悪役でチョイ役のマット・デイモンも。
≪2015.1.5 1本追記≫ゴーン・ガールを選んだつもりで漏れていたので追記します。
コレはいろいろな意味で面白かった。・・・なんで、この状況で離婚しないの?というのがピンと来ない。
ロザムンド・パイク怖かった。 クール・ビューティーでナニ考えているんだかわからない怖さがあります。
コレは物語の奇想天外さと、原作をいい具合に自分向きに変えたトム・クルーズに免じて。エミリー・ブラントも魅力的でした。
コレはデンゼル・ワシントンのカッコよさに尽きます。(意味ありげな19秒に意味はなかったけれど。)
コレは超リアルな、まるで本当にあるかのような特撮・合成映像にポイントを付ける感じ。面白かったし。
タイム・トラベルもののラブ・ストーリーが大好物です。コレはその他に父と子の話になっているのも良かった。
コレも観ていて心地好かった1本です。
コレは、本当に12年掛けて撮って、しかもまったく自然に少年の成長過程を「定点観測感」を感じさせずに描いてあったところがスゴイと思います。自然な1本の映画として観て面白かったし。
コレも、なぜか印象的でしたね。ポルトガルの近代史なんて何も知らないんですけどね。脇役が魅力的だったのとジェレミー・アイアンズが巧いのかな、結局。
フィリップ・シーモア・ホフマンがすごく良かった。映画として面白かったし。 惜しい人を失くしました。 ご冥福を祈ります。
コレもケイト・ウィンスレットとジョシュ・ブローリンの芸達者振りにやられました。この二人、巧い.....
マシュー・マコノヒー!!に尽きます。 恐いもの、喪うものなんかないので余計なものに囚われずに思った通りに道を切り開いていく様も良かったですね。
これ以降は、今まさに輝いている若い女優に注目して挙げました。
いやぁ、いまをときめくクロエ・グレース・モレッツ! どちらかというと『ふつーじゃない女の子の役』が多かった彼女が、等身大の普通の女の子(まぁ、才能と容姿には普通レベルじゃなくて恵まれているんだけれど)を演じても、キラキラして輝いていましたねぇ。瑞々しい演技がすごく良かった。
シアーシャ・ローナンも良かった。二つのキャラが同居している難しい役を上手く表現していたと思いました。ダイアン・クルーガーの悪役も印象的だったけれど。
同じくシアーシャ・ローナン。こちらは普通の女の子が第三次大戦勃発の中で・・・という話。コレも面白かった。
リリー・コリンズには注目しています。コレはベストセラーのライトノベルからの映画化で、映画自体は製作側の期待ほどはヒットしなかったようで、果たして続編が作られるのかどうかわからないけれど、自分は好きな分野だったので面白く、まぁまぁの出来だったと思います(まぁ、主要キャラの愛だの恋だののシーンがちょっとクドイよな...とは思いましたが、主要客層から外れた私なんぞがどう思おうと、主要客層のニーズに合わせた造りにすることは当然ですし....)。
コレはつい最近見たばかり。もどかしさがすごく良かった。リリー・コリンズの魅力炸裂!! 上映館が増えたようだけれど、始めからもっと大々的にやれば良かったと思う。ラブ・ストーリーの王道要素をキチンと持っていて、幅広く受ける映画だと思いました。
≪2015.1.3追記≫
タイッサ・ファーミガを忘れていたので追記します。このヒト、若いのにスゴイ存在感です。若くてかわいいというんじゃなくて(かわいいけど)、映画の中の存在感で圧倒されました。
・・・それで、私の中の「若手のキラキラ・キレイどころ」フィルターには引っ掛らなくて、「巧い若手女優」に分類されちゃっていました.....(苦笑)
続いて邦画
コレ、良かったです。劇団ひとり、映画造り巧いな...と思ったもの。大泉洋も役柄に合っていてとても良かったし、柴咲コウも良かった。今年の邦画では上位だと、私は思います。(そもそも、邦画はそんなにたくさん観てないですが。)
コレは何か分からないけれど見ていて心地好い映画でしたね。吹石一恵と、いまをときめく吉田羊が良かった。
コレは大好きです。笑えます。何も考えないで観て、アハハと笑っていると心が晴れます。大真面目に作っているところを評価します。マジでもう一回観に行こうかなぁ...と悩んだもの....佐藤二朗(謎の戦隊司令官チャールズ)のチカラ技のアドリブギャグで堪え切れない女子ーズの面々がパッと真下向くシーンがシバシバ見られて、それも笑えます。
コレは真面目な時代劇として今年の白眉。インチキチャンバラを多数見せられるご時勢で「やっぱりこうでなくちゃ....」と思わせるものを見せてくれました(ミサンガ以外は。) 実は試写会に当たって観たのでお金払ってません。とっても得した気分でした。
コレも真面目な、日本人にしか描けない正統派のサムライを描いていて観ていて気持ちよかった。
これは原作も面白かったし、映画としてもとても面白かった。
以上、あまり絞れず、ダラダラと書きましたがお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さま良いお年をお迎えください。
グラフにしてしまうなんて凄いです~
「ダラス・バイヤーズ・クラブ」「イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所」「ザ・ホスト 美しき侵略者」「女子ーズ」が未見です(T_T)
“いつか観たいリスト”に追加しておきます。
あ、「インターステラー」は近日中にチャレンジしてきます(^^ゞ
昨年はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
2015年が素敵な年になりますように☆
by non_0101 (2015-01-03 00:39)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
最近は映画はDVDでみることが多いのですが
やはり映画館で見るのは独特の雰囲気がありますね
by いっぷく (2015-01-03 13:19)
>non_0101 さん
おめでとうございます。
nice! とコメントをありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
女子ーズは、すごく趣味が入ってますので真に受けないように....(笑)
by 怪しい探麺隊 (2015-01-03 13:54)
>いっぷく さん
おめでとうございます。
nice! とコメントをありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
幸い、近所にわりと幅広く作品を選ぶシネコンがあるもので
映画館に行く時間のやりくりが少しラクです。
by 怪しい探麺隊 (2015-01-03 14:17)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
105本とはすごい数ですね!!すばらしいことです。
この中では「インターステラー」「マダム・マロリーと魔法のスパイス」
「リスボンに誘われて」「とらわれて夏」がよかったです。
↑の何本かはDVDで観たいと思います。
by coco030705 (2015-01-04 20:50)
>coco030705 さん
おめでとうございます。
nice! とコメントをありがとうございました。
ここのところ、野放図に観過ぎて後悔する局面も増えてきました。
ただドンパチやってるのを面白いと感じなくなってきたし....
年齢とともに一部志向が変わってきた感じ。
2014年が本数面ではピークかも知れません。
by 怪しい探麺隊 (2015-01-04 23:24)