あと1センチの恋：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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ayasiitanmentai　Twit..｜2014年、面白かった・印象的だった映画ブログトップ

あと1センチの恋　[映画　あ行] [編集]

◆　あと1センチの恋　　を観ました。

公式HP　http://1cm-movie.com/　

2014/12/13（土）公開

　デビュー作『P.S.アイラヴユー』が世界的ベストセラーとなったセシリア・アハーンの『愛は虹の向こうに』を映画化したロマンティック・コメディ。距離が近すぎるゆえに恋へと踏み出せず、互いの人生を見守り続ける皮肉な運命に翻弄される幼馴染みの男女の切ないすれ違いの恋模様を綴る。主演は「白雪姫と鏡の女王」「シャドウハンター」のリリー・コリンズと「スノーホワイト」「ハンガー・ゲーム２」のサム・クラフリン。監督はドイツ出身でこれが初英語作品となるクリスティアン・ディッター。
　英国の小さな田舎町に暮らすロージーとアレックスは幼なじみの大親友。青春時代をずっと一緒に過ごしてきた２人は、どんなに恥ずかしいことでも遠慮なく言い合える関係。ところが、好きという言葉だけはどうしても言えなかった。そんな２人の夢は、米国ボストンの大学に一緒に進学すること。そして２人ともみごと合格し、夢に大きく前進した矢先、ロージーはクラスの人気者との一度のセックスで妊娠してしまう。進学を諦め、地元に残って子育てをする決断をしたロージーと、ひとりボストンへと旅立つアレックス。再会を誓い合い、離ればなれになっても連絡だけは取り合う２人だったが…。

≪ all cinema online より ≫

ちょっと気恥ずかしかったけれど、観に行って来ちゃいました。

この映画、原題は" LOVE, ROSIE "　これはこれで内容をよく表していて、雰囲気があるタイトル。
でも邦題も、実に内容を表している。
ホンのギリギリの差ですれ違ってあと１センチ届かないもどかしさ....
観ていて実にじれったい.....　　甘酸っぱく瑞々しい....

【鑑賞日：2014年12月28日（日）】

物語は、アレックスの結婚式で促されてスピーチを始める親友のロージー（リリー・コリンズ）のシーンで始まる。　そしてすぐに話は12年前に跳ぶ.....　そこで高校生で卒業パーティーで･･･という話の流れからすると、18+12で30歳くらいでスピーチしている勘定...
スピーチをしながら12年間の出来事≒言えなかったヒトコトやできなかったキス≒あと１センチ届かなかったアレやコレやが想いを駆け巡る.....

リリー・コリンズの魅力炸裂！！ ちょっと、をいをい．．．．な局面もあるけれど、それでも下品にならないのは彼女のかわいらしさのなせる業だと思う。

人生で予定通りいかないことがあっても、やけを起こさず、ひたむきに生き、愛する人を思い続ける....
美しいなぁ....

いま若い二人にも、むかし若者だったオジサンやオバサンにも、オススメです。

　－＊－＊－＊－
新宿の武蔵野館は超老舗映画館で、小学生の頃にオヤジと来たことがあるような気がするけれど、定かではない。　ひょっとして、約40年振り???　でも、この場所じゃなかった気がする。　少なくとも同じフロアに3スクリーンなんて覚えがない...と思ったら、やっぱり、この場所は21世紀になってからで、昔は7階にもっと大きな映画館として存在していたみたい....　　
えと....映画館史はどうでも良い...と。

それにしても、シネコン・指定席・事前予約全盛の御時勢で、整理券・自由席・立ち見ありの映画館は十数年振り。　上映７０分前に行ったけど、整理券百二十ウン番（多分140番くらいまでのうち）。　もうちょっとで立ち見。　実際、満席で立ち見もチラホラいたし．．．．　

観客は若い人が多かったものの、年配者もいたし、オッサン独り客は他にも大勢いました（安心！）。

大変好評なようで、上映館拡大が決まったようです（公式HP参照）。　慶賀の至り。