イフ・アイ・ステイ愛が還る場所：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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イコライザー｜2014年11月公開　気になる映画ブログトップ

イフ・アイ・ステイ愛が還る場所　[映画　あ行] [編集]

◆　イフ・アイ・ステイ愛が還る場所　

公式HP　http://wwws.warnerbros.co.jp/ifistay/　

2014/10/11（土）公開

　ゲイル・フォアマンのＹＡベストセラー『ミアの選択』を「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ主演で映画化した青春ファンタジー。突然の事故で愛する家族を失い、自身も昏睡状態に陥った17歳の少女ミアが、生と死の狭間を彷徨う中で家族や恋人との人生を振り返り、最後の決断へと至るまでの姿を見つめる。監督はドキュメンタリーやＴＶドラマを中心に活躍するＲ・Ｊ・カトラー。
　17歳の高校生ミア。チェロ奏者を夢見る彼女は、親友に恵まれ、交際１年になるミュージシャンの彼もいて、文字通り青春を謳歌していた。そんなある日、一家が乗った車が事故に遭い、ミアは一瞬にして大切な家族全員を失ってしまう。そしてミア自身も昏睡状態に陥ってしまう。そんな中、ミアの意識は肉体を抜け出し、生と死の狭間を彷徨い始める。彼女の脳裏に幸せだったこれまでの人生が甦る。家族のいなくなったこの世界に残るのか、それとも家族と共に旅立つか。決めるのはミア自身。そして、その決断のリミットはすぐそこに迫っていた。

≪ all cinema online より ≫

これは、10/11の公開だったのに、近くでは上映していなかったのと、前売り券も発売されていないし、一切の割引きで観る手段が無いので、ちょっと迷って公開から2週間も経ってから観に行きました。

結果、早く観れば良かった！！と後悔しました。
お勧めです。　東京地区の方、早くしないと終わっちゃいますよ.....

【鑑賞日：2014年10月26日（日）】

私がクロエ・グレース・モレッツに最初に注目したのは、（500）日のサマーの、ジョセフ・ゴードン＝レビットの妹役でしたが、世間的には、クロエ・グレース・モレッツと言えばキック・アスのヒット・ガールなのでしょう。　私は娘を持つ親としては、女の子がこういうことをする（オヤジにそう仕込まれる）という点にどうしても馴染めず、キックアスは劇場に足を運びませんでした。　その後、WOWOWで観ましたが、やっぱり....という想いで、キック・アス2は全く観ていません。　キャリーも特に見たいと思わなかったし、モールスもやはり劇場には行かずWOWOWで観たけれど、いまひとつ好きになれません。
ヒューゴの不思議な時計は観たけれども、あくまで主人公のガールフレンド（脇役）、ダーク・シャドウもやっぱり脇役です。　ムービー43に至っては、よくぞこの役を引き受けた！！と驚くような役でしたが、所詮、多くのショートストーリーのひとつに過ぎない。

・・・・要するに、彼女は、容姿にも恵まれ、非常に上手い若手女優だと思うんだけれど、なぜかふつーじゃない役、血みどろ系またはネクラ系の役ばかり演じていたので、いまひとつ、私にとって馴染める役が無かったんですが、ようやく、ようやく、等身大のキラキラした女の子の役を演じる映画に出会って、もう完全に虜になっちゃいました。
いや、この映画だって、結局、生霊の役じゃねぇか･･･と言われればそれまでなんだけれど、この映画ではそこにポイントがあるわけじゃなくて、単に描く手段としてそのシチュエーションを利用しているだけだから......

ストーリーは予告編で明らかだし、原作小説もベストセラーだそうなので、敢えて書かないけれど、この映画のクロエ・グレース・モレッツは、等身大の普通の女の子を演じて、本当に魅力的でした。
それに、ボーイ・フレンド、親友、両親、おじいちゃん、弟、その他の周りの人々が皆、優しく、魅力的で....
両親がカッコイイ。　母親がさばけていてカッコイイし、父親が特に．．．．　「潮時だな...」ってスッパリ断ち切って････　いや、立派ですよ。　口で言うならできるけれど、実践しているもの.....

映画館は、公開から2週間経つ映画にしては、満員でした。　終盤はアチコチでグスン、グスンと聞こえてきます。（決して、お涙ちょうだいの映画じゃないので誤解なきよう....）

この映画、どうしてこんなに、上映規模がマイナーなんだろう．．．．
東京でたった2館、神奈川で2館、千葉では11/8からシネマイクスピアリで始まるところ･･･、関東地方でたった5館ですよ！！

観ないと勿体ない映画です。