ぶどうのなみだ：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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ぶどうのなみだ　[映画　は行] [編集]

◆　ぶどうのなみだ　を観ました。

公式HP　http://budo-namida.asmik-ace.co.jp/　

2014/10/11（土）公開

　「しあわせのパン」の三島有紀子監督と主演の大泉洋が再び北海道を舞台に贈るドラマ。父が遺した小さなワイナリーを継いだ兄弟とそこに現われた謎の女性が織り成す不思議な交流の行方を綴る。共演は「WOOD JOB！（ウッジョブ）～神去なあなあ日常～」の染谷将太とシンガーソングライターで演技初挑戦の安藤裕子。
　北海道・空知。父が遺した葡萄畑と小麦畑を継ぎ、静かな暮らしを送る兄弟のアオとロク。弟ロクが小麦畑の手入れに精を出すかたわら、兄のアオはワイン作りに励む日々。“黒いダイヤ”とも呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造を繰り返すも、なかなか理想のワインには到達できずに苦しんでいた。そんなある日、キャンピングカーに乗った女性エリカがいきなり現われたかと思うと、畑のすぐそばで穴を掘り始める。しかも、その不思議な魅力で町の人々とすぐに打ち解けてしまうエリカ。そんな謎の闖入者に警戒感を募らせるアオだったが…。

≪ all cinema online より ≫

【鑑賞日：2014年10月12日（日）】

どことなく宮沢賢治の作品のような不思議な雰囲気（※）も持つ、わりと感覚的な映画。
　※　警官とか郵便配達とか称するが不思議な服装の村の男たち、
　　　村の楽団風にブンチャカやるけれど音と絵柄が合ってない....とか、
　　　若干、幻想的なトコロも織り交じる.....

北海道らしい風景はやたら美しかった。
ワイナリーに隣接する土地にいきなりキャンピングカーを乗りつけた女が焚き火で料理する「アウトドアにしてはやや豪華な料理」がとても美味そうだった....

拘りの強い男（大泉洋）と拘りの強い女（安藤裕子）が少しだけ拘りをほぐす話。
なんだか現実離れしていて、なんと申しましょうか....なところがあったけれど、まぁ悪くもない。
大泉洋がこういうニコリともせず終始難しい顔の役を演じるのはちょっと珍しい....と思った。