リスボンに誘われて [映画 ら行]
◆ リスボンに誘われて を観ました。
パスカル・メルシエの世界的ベストセラー『リスボンへの夜行列車』を「ペレ」「愛の風景」の名匠ビレ・アウグスト監督が映画化したミステリー・ドラマ。退屈な人生を送る高校教師が、一冊の本との偶然の出会いをきっかけに、作者の素顔を探るべくリスボンの街を旅するさまと、主人公が解き明かしていく作者の波乱の人生を哀愁あふれる筆致で綴る。主演は「運命の逆転」のジェレミー・アイアンズ、共演にジャック・ヒューストン、メラニー・ロラン。
スイスの高校で古典文献学を教える教師ライムント・グレゴリウス。5年前に離婚して以来、孤独で単調な毎日を送っていた。ある日彼は、橋から飛び降りようとする女性を助ける。しかし彼女はすぐに行方をくらまし、ライムントは彼女が残した本に挟まれていたリスボン行きの切符を届けようと駅へ向かう。しかし女性の姿はなく、ライムントは衝動的に夜行列車に飛び乗ってしまう。そして車中でその本を読み心奪われたライムントは、リスボンに到着するや作者アマデウを訪ねる。しかし、アマデウは若くして亡くなっていた。やがて彼を知る人々を訪ね歩くライムントは、独裁政権下のポルトガルで反体制運動と情熱的な恋に揺れたアマデウの濃密な人生を明らかにしていくのだったが…。
東京では、渋谷のBunkamura ル・シネマ でだけ上映しています。
実は、長年東京で映画観ているけれど、この映画館は恥ずかしながら初めて。
どっちかというと、文化の薫り高い私の苦手な方面の作品が多いという食わず嫌いと、駅からちょっと歩くのが面倒なので、ココとどこか違う映画館でやっていれば、わざわざココは選ばなかった....というのが理由です。
TOHOシネマズ・シャンテやシネスイッチ銀座なんかでもやってるものはそちらの方が便利なもので....
この映画は大学時代の友人に教わったんですが、予告編を観たら面白そう。 ジェレミー・アイアンズ、メラニー・ロラン、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツという出演陣も豪華です。
コレは観たいな・・・と思って、Bunkamura ル・シネマでしかやってないなら、行くしかない!と....
初めて行ったわけですが、上映前の予告編からして普段よく行くシネコンとは毛色が違う....
結構、面白そうなのやってますね....(あ!失礼な言い方ですね.... <(_ _)> )
【鑑賞日:2014年9月16日(火)】
スイスのベルンで独りで暮らす初老の教師ライムント(ジェレミー・アイアンズ)。
夜、一人でチェスボードの手前と向こう側を坐り替えて独りチェスをやるほど孤独です。
ある雨の日、仕事に行く途中の橋の上で今にも飛び込み自殺をしそうな若い女性を助けます。
コートを残して姿を消してしまったその女性がコートのポケットに入れていた1冊の小さな本。書いてあることがやけに心に響きます。
その本に挟まっていたリスボン行のチケットを手掛かりに、持ち主に返すために駅に行ったのに、つい、リスボン行の列車に乗り込んでしまう....(ついって、アンタ、スイスからポルトガルの港町リスボンまで、フランス、スペインと2ヵ国通過してポルトガルも横断する道のりなんですけど.....)
たった100部しか印刷されなかったその本の作者について憑かれたように調べるライムント.... パズルを解くように過去の断片を紡ぎ、長いこと過去に囚われていた関係者の心の支えを解き、ライムント自身も、結果的に狂言回しをしつつも、自分の心の中の支えを解いていく物語。
リスボンの美しい街並み・景色と合わせて観ていて心地好い映画でした。
2014/9/13(土)公開
パスカル・メルシエの世界的ベストセラー『リスボンへの夜行列車』を「ペレ」「愛の風景」の名匠ビレ・アウグスト監督が映画化したミステリー・ドラマ。退屈な人生を送る高校教師が、一冊の本との偶然の出会いをきっかけに、作者の素顔を探るべくリスボンの街を旅するさまと、主人公が解き明かしていく作者の波乱の人生を哀愁あふれる筆致で綴る。主演は「運命の逆転」のジェレミー・アイアンズ、共演にジャック・ヒューストン、メラニー・ロラン。
スイスの高校で古典文献学を教える教師ライムント・グレゴリウス。5年前に離婚して以来、孤独で単調な毎日を送っていた。ある日彼は、橋から飛び降りようとする女性を助ける。しかし彼女はすぐに行方をくらまし、ライムントは彼女が残した本に挟まれていたリスボン行きの切符を届けようと駅へ向かう。しかし女性の姿はなく、ライムントは衝動的に夜行列車に飛び乗ってしまう。そして車中でその本を読み心奪われたライムントは、リスボンに到着するや作者アマデウを訪ねる。しかし、アマデウは若くして亡くなっていた。やがて彼を知る人々を訪ね歩くライムントは、独裁政権下のポルトガルで反体制運動と情熱的な恋に揺れたアマデウの濃密な人生を明らかにしていくのだったが…。
≪ all cinema online より ≫
東京では、渋谷のBunkamura ル・シネマ でだけ上映しています。
実は、長年東京で映画観ているけれど、この映画館は恥ずかしながら初めて。
どっちかというと、文化の薫り高い私の苦手な方面の作品が多いという食わず嫌いと、駅からちょっと歩くのが面倒なので、ココとどこか違う映画館でやっていれば、わざわざココは選ばなかった....というのが理由です。
TOHOシネマズ・シャンテやシネスイッチ銀座なんかでもやってるものはそちらの方が便利なもので....
この映画は大学時代の友人に教わったんですが、予告編を観たら面白そう。 ジェレミー・アイアンズ、メラニー・ロラン、シャーロット・ランプリング、ブルーノ・ガンツという出演陣も豪華です。
コレは観たいな・・・と思って、Bunkamura ル・シネマでしかやってないなら、行くしかない!と....
初めて行ったわけですが、上映前の予告編からして普段よく行くシネコンとは毛色が違う....
結構、面白そうなのやってますね....(あ!失礼な言い方ですね.... <(_ _)> )
【鑑賞日:2014年9月16日(火)】
スイスのベルンで独りで暮らす初老の教師ライムント(ジェレミー・アイアンズ)。
夜、一人でチェスボードの手前と向こう側を坐り替えて独りチェスをやるほど孤独です。
ある雨の日、仕事に行く途中の橋の上で今にも飛び込み自殺をしそうな若い女性を助けます。
コートを残して姿を消してしまったその女性がコートのポケットに入れていた1冊の小さな本。書いてあることがやけに心に響きます。
その本に挟まっていたリスボン行のチケットを手掛かりに、持ち主に返すために駅に行ったのに、つい、リスボン行の列車に乗り込んでしまう....(ついって、アンタ、スイスからポルトガルの港町リスボンまで、フランス、スペインと2ヵ国通過してポルトガルも横断する道のりなんですけど.....)
たった100部しか印刷されなかったその本の作者について憑かれたように調べるライムント.... パズルを解くように過去の断片を紡ぎ、長いこと過去に囚われていた関係者の心の支えを解き、ライムント自身も、結果的に狂言回しをしつつも、自分の心の中の支えを解いていく物語。
リスボンの美しい街並み・景色と合わせて観ていて心地好い映画でした。
ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 リスボンに誘われて 光沢プリント
- 出版社/メーカー: 写真フォトスタンド APOLLO
- メディア:
そうねのですよね...
Bunkamura ル・シネマは遠いし、座席がフラットで見難いので苦手です。
が、いい映画を上映しているのですよね(^^ゞ
この作品、出来たらチャレンジして来たいです☆
by non_0101 (2014-09-21 09:01)
>non_0101 さん
おはようございます。nice! とコメントをありがとうございました。
Bunkamura ル・シネマ、確かにフラットですね...
この作品、お時間がありましたら、どうぞ....
by 怪しい探麺隊 (2014-09-23 05:36)
こんばんは。
これは観たいと思っていた映画です。よさそうですね。
出演陣がすばらしいと思います。
お花の写真にnice!をありがとうございました。
by coco030705 (2014-09-23 17:16)
>coco030705 さん
こんばんは。 nice! とコメントをありがとうございました。
なかなか良いです。
by 怪しい探麺隊 (2014-09-23 22:47)