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LUCY [映画 ら行]

◆ LUCY を観ました。
公式HP http://lucymovie.jp/ 
2014/8/29(金)公開
20140829_LUCY_01.jpg


「レオン」「ニキータ」のリュック・ベッソン監督がスカーレット・ヨハンソンを主演に迎えて贈るヒロイン・アクション。新種ドラッグの影響で脳機能が驚異的に覚醒し、超人的な能力を発揮し始めたヒロインの暴走の行方を描く。共演はモーガン・フリーマン、チェ・ミンシク。
 訪れた台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまったごく平凡な女性ルーシー。体内に新種の麻薬が入った袋を埋め込まれ、運び屋として利用されてしまう。ところが、袋が破れて謎の物質が体内にあふれ出し、彼女の脳に異変が生じてしまう。通常の人間は脳の潜在能力の10%しか活用できないが、ルーシーの脳はそれを遥かに越えて覚醒を始めたのだ。マフィアの追手を易々とかわし、脳科学の権威ノーマン博士とコンタクトを取るべくパリへと向かう。その間にも、脳の覚醒は留まるところを知らず、いつしか自分でも制御できなくなっていくルーシーだったが…。
≪ all cinema online より ≫


支離滅裂ですが、私には面白かったです。
支離滅裂っていうのは、「それ、脳の覚醒と関係ある力???」ってことまでが「脳の覚醒」のヒトコトでできちゃっているところ、かな....

【鑑賞日:2014年8月30日(土)】

まぁ、面白いです。
イルカが音波ソナーの能力を持っているとか、脳が覚醒したから感覚が鋭敏になっていろんなことがわかる・感じる・見える・読めるっていうのは、まぁそういうこともあるかも....なんですが、この映画には「えっ! それって脳力の問題!?」ってのがいっぱい出てきます。 重力に反した状況を作り出したり、ヒトに物理的な影響力を及ぼしたり、大勢を一遍に昏倒させたり....(ネタばれなのでこれ以上は言いません。)

まぁ、そういうのも含めて「面白いから、有り!!」って感じで楽しむ映画で、私は楽しかったです。

ただ、落ち着いて考えると、これ、キャストで成立している映画なんですね。
モーガン・フリーマンの位置には、誰かしらそれらしいビッグネームの重鎮が要ります。絶対にモーガン・フリーマンじゃなきゃダメってこともないけれど、あまり有名じゃない役者を当ててもダメです。言ってることが支離滅裂なので、役者の存在感と重みがキモになります。
スカーレット・ヨハンソンのLUCYは当初、アンジェリーナ・ジョリーがキャスティングされていたようです。彼女でも良いですが、要は●●●●が主演!というだけで客が呼べるクラスの女優が要ります。内容的にはアンジーだとやっぱり年齢的に合わず、台湾で無分別な暮らしをする「若さ」が要るので、スカーレット・ヨハンソンでもギリギリかも...  もっと若いともっと良いけれど、替えてヒトを呼べてアクションのイメージのある女優が思い付かない.... アクションというと最近はジェニファー・ローレンスも、だけれど、ちょっと彼女のキャラではない気がして、やっぱりスカーレット・ヨハンソンがベストな気がします。(アクションと言っても、当たり役・ブラック・ウィドウのようなシーンは無いのであくまでイメージですけど...)
スカーレット・ヨハンソンの予告編、ポスターの大量露出で客が呼べて、ようやく成立する映画。無名のヒロインでコレやっても埋もれてC級映画扱いでしょう。
・・・・ということで、ギリギリで成立しているんですが、私としては「この組み合わせで成立して良かった!」と言える面白さでした。

韓国マフィアがパリで大暴れするんですが、国家権力を全く恐れない唯我独尊振りがなかなかバカ丸出しで凄かったですし、なぜかかなり通用していたところに、学ぶべき点もあるのかも.....なんてことも思いました。












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