清州会議 [映画 か行]
清州会議 を観ました。
「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」の三谷幸喜監督が、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市はじめ豪華オールスターキャストで贈る歴史群像エンタテインメント。織田信長の亡き後、その跡継ぎを決めるべく開かれた“清須会議”を舞台に、水面下で繰り広げられる柴田勝家と羽柴秀吉の激しい駆け引きの行方と、その心理戦に巻き込まれる人々の悲喜こもごもの人間模様を綴る。
天正10年（1582年）。天下統一を目前にした織田信長が、本能寺の変で命を落とす。長男の忠信も討ち死にし、にわかに織田家の後継争いが勃発する。筆頭家老・柴田勝家と明智討伐の功労者・羽柴秀吉が後見に名乗りを上げ、それぞれ三男の信孝と次男の信雄を推して激しく対立する。そんな中、２人が共に秘かな思いを寄せるお市様は、秀吉への恨みを晴らすべく勝家に加勢、一方の秀吉は軍師・黒田官兵衛を使って様々な奸計を巡らせていく。互いに一歩も引かぬまま、いよいよ決戦の清須会議へと臨む勝家と秀吉だったが…。
面白かったです。観たのは公開の週の日曜ですから当然混んでました。2週連続トップ獲ったんだからまぁ当然ですね。
【鑑賞日：2013年11月10日（日）】
柴田勝家と羽柴秀吉の対比が面白いし、各キャストそれぞれが実にいい。お市の方の鈴木京香は男を操るために単純な勝家にはきわどく迫るし、そのお付きの瀬戸カトリーヌがビミョーに可笑しくて、いい。
信長次男の織田信雄の妻夫木聡の「いいよぉ...」と「行くぞぉぅ！！」とシュタタタタ.....と走るシーンは期待通り良かったし．．．．．
信長弟の三十郎信包の伊勢谷友介が、とぼけた世捨て人のようでいて何気にカッコいいシーンがあったり、お得な役だった感じ。
小日向文世の丹羽長秀は知性派だがそれだけに、秀吉のこれでもかあれでもかの理詰めの攻めには屈せざるを得ない感じが巧い。
柴田勝家の役所広司も、羽柴秀吉の大泉洋も実にらしいキャスティングで面白かった。
この後の日本史は知ってるわけで、観て楽しい、とか、観終わって明るい気持ちになる、というものではないけれど、みんなこうやって一所懸命がんばってきたんだなと少しすがすがしい感じにはなる映画でした。
2013/11/9（土）公開
「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」の三谷幸喜監督が、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市はじめ豪華オールスターキャストで贈る歴史群像エンタテインメント。織田信長の亡き後、その跡継ぎを決めるべく開かれた“清須会議”を舞台に、水面下で繰り広げられる柴田勝家と羽柴秀吉の激しい駆け引きの行方と、その心理戦に巻き込まれる人々の悲喜こもごもの人間模様を綴る。
天正10年（1582年）。天下統一を目前にした織田信長が、本能寺の変で命を落とす。長男の忠信も討ち死にし、にわかに織田家の後継争いが勃発する。筆頭家老・柴田勝家と明智討伐の功労者・羽柴秀吉が後見に名乗りを上げ、それぞれ三男の信孝と次男の信雄を推して激しく対立する。そんな中、２人が共に秘かな思いを寄せるお市様は、秀吉への恨みを晴らすべく勝家に加勢、一方の秀吉は軍師・黒田官兵衛を使って様々な奸計を巡らせていく。互いに一歩も引かぬまま、いよいよ決戦の清須会議へと臨む勝家と秀吉だったが…。
≪ all cinema online より ≫
面白かったです。観たのは公開の週の日曜ですから当然混んでました。2週連続トップ獲ったんだからまぁ当然ですね。
【鑑賞日：2013年11月10日（日）】
柴田勝家と羽柴秀吉の対比が面白いし、各キャストそれぞれが実にいい。お市の方の鈴木京香は男を操るために単純な勝家にはきわどく迫るし、そのお付きの瀬戸カトリーヌがビミョーに可笑しくて、いい。
信長次男の織田信雄の妻夫木聡の「いいよぉ...」と「行くぞぉぅ！！」とシュタタタタ.....と走るシーンは期待通り良かったし．．．．．
信長弟の三十郎信包の伊勢谷友介が、とぼけた世捨て人のようでいて何気にカッコいいシーンがあったり、お得な役だった感じ。
小日向文世の丹羽長秀は知性派だがそれだけに、秀吉のこれでもかあれでもかの理詰めの攻めには屈せざるを得ない感じが巧い。
柴田勝家の役所広司も、羽柴秀吉の大泉洋も実にらしいキャスティングで面白かった。
この後の日本史は知ってるわけで、観て楽しい、とか、観終わって明るい気持ちになる、というものではないけれど、みんなこうやって一所懸命がんばってきたんだなと少しすがすがしい感じにはなる映画でした。
- 作者: 三谷 幸喜
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2013/07/26
- メディア: 文庫
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- メディア: Kindle版
- アーティスト: サントラ,荻野清子
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: CD
- ショップ: 電子ブック「楽天kobo」
- 価格: 1,120 円
なかなか面白かったですが、三谷カラーは押え目でした。
その分一般的な映画になっていて誰にでも面白いかも。
やはり大泉洋の秀吉が印象的ですね。役所さんもしっかりと勝家を好演。
あと佐藤浩市のキョドった演技も。
そうそうたる配役の中で剛力さん健闘していました。
前作のキャラの更科六兵衛役の西田敏行が登場するシーンが楽しかったです。
by きさ (2013-11-24 14:06)
> きさ さん
nice! とコメントをありがとうございました。
確かに有頂天ホテルなんかとはちょっとトーンが違って、だいぶふつーの映画でしたね。
そうそう、剛力彩芽、良かったです。メイクも頑張っちゃってたし...
中谷美紀も印象的でした。西田敏行の更科六兵衛は「無理やり感」がすごく良かったですね。
by 怪しい探麺隊 (2013-11-24 22:35)