SSブログ

凶悪 [映画 か行]

凶悪 を観ました。
2013/9/21(土)公開
kyouaku_2013092103.jpg


 死刑囚の告発をもとに、警察さえ把握していない殺人事件を掘り起こし、司直の手を逃れていた首謀者を追い詰めていった新潮45編集部の取材記録を綴ったベストセラー・ノンフィクション『凶悪 ある死刑囚の告発』を基に、事件を追う一人の雑誌記者の執念と驚愕の真相を描くクライム・サスペンス。主演は「鴨川ホルモー」の山田孝之。共演にピエール瀧、リリー・フランキー、池脇千鶴。監督は「ロストパラダイス・イン・トーキョー」の白石和彌。
 ある日、スクープ雑誌『明潮24』に死刑囚の須藤純次から手紙が届く。それは、判決を受けた事件の他に、彼が関わった誰も知らない3つの殺人事件について告白するものだった。須藤曰く、彼が“先生”と呼ぶ首謀者の男が娑婆でのうのうと生きていることが許せず、雑誌で取り上げて追い詰めてほしいというのだった。最初は半信半疑だった記者の藤井修一。しかし取材を進めていく中で、次第に須藤の告発は本物に違いないとの確信が深まっていく藤井だったが…。
≪ all cinema online より ≫


【鑑賞日:2013年9月27日(金)】
ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!



追いかける方がどんどん憑りつかれていき、家庭が崩壊しかける....
現実逃避のための理由をこのジャーナリストとしての使命(本人がそう思っていても周囲は醒めた眼で観ている)に求めているのかどうか、本人の心象は描かれない。妻(池脇千鶴)からはそうとしか見えないだろう。それでも愛想を尽かさないのだから、この妻はヒトとして偉大だ。
山田孝之もピエール瀧もリリー・フランキーも熱演だったが、この池脇千鶴が一番印象に残った。予告編にはちょっとだけ出るけれどもポスターにも出ない扱いなのに....(いや、ポスターは山田孝之ひとり版と、山田&ピエール瀧&リリー・フランキーの3人版で正解とは思います。ここに池脇千鶴を入れる理由はなく、入れたらぶち壊しなことは分かっています。)

リリー・フランキーが怪演。
ピエール瀧も上手かったが、まぁああいう役はイメージがなくもないけれど、リリー・フランキーは静かに怖い。普通に見えて、実はアッチのひとなところが怖い
3人版のポスターや予告編でも怖さはかいま見えるが、本編の恐さは格別
リリー・フランキーの映画を実はあまり観たことが無いのだけれど、最近は深津絵里と夫婦役の某ハウスメーカーのCMの印象が強かっただけに落差が大きく、演技の幅が印象的だった。




凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

凶悪―ある死刑囚の告発 (新潮文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10/28
  • メディア: 文庫



凶悪―ある死刑囚の告発―

凶悪―ある死刑囚の告発―

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/11/01
  • メディア: Kindle版






nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。