キャプテン・ハーロック [映画 か行]
キャプテン・ハーロック を観た。
松本零士が生み出した伝説的キャラクター“宇宙海賊キャプテンハーロック”を、脚本に福井晴敏を迎え、「アップルシード」「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」の荒牧伸志監督がフルCGアニメで映画化したSFアドベンチャー。小栗旬が主人公キャプテンハーロックの声を務めるほか、三浦春馬、蒼井優、古田新太の豪華俳優陣が声優として参加。
宇宙全体へと拡大を続けた人類はやがて地球への帰還を願うようになり、限られた居住権を巡って“カムホーム戦争”が勃発、泥沼の戦乱が続く。そんな中、“ガイア・サンクション”という統治機構が誕生し、地球を聖地と定めて立ち入りを禁止する。それから100年、ガイア・サンクションに反旗を翻し、全宇宙に広域指名手配されるならず者がいた。その男こそ、不滅の肉体を持ち、自ら宇宙海賊を名乗るアルカディア号の艦長、キャプテンハーロックだった。ついにガイア・サンクションはハーロックの暗殺に動き、その命を受けた工作員マヤがアルカディア号に潜入、ハーロックへと近づいていくのだったが…。
【鑑賞日:2013年9月8日(日)】
ヤマト世代です。999世代ではありません。ちょっとびみょーな差です。ご理解いただけるでしょうか?ヤマトは某プロデューサーと松本零士の権利争いなんぞもあったし、続編の諸々・・・はろくに観ていません。「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」なんていうLPレコードを昔持っていて(中学生の頃?)、よく聞いていました。
松本零士ファンです、「スタンレーの魔女」を含む「戦場マンガシリーズ」のコミックス8冊(S50年代のモノ)をいまだに持っている程度の。
そういえば、高校の体育祭で、毎年クラスごとにベニヤ板にペイントして巨大な応援キャラクターを作る伝統があり、高2の時の我がクラスは身長8メートル強のキャプテン・ハーロックを作ったんですが、その言いだしっぺは私で下絵描きの中心人物のひとりでした.....
このハーロックを観て「ちっがぁ~うっ!!」となりそうで、とても恐く、恐いから近寄らないか、恐いもの見たさから、近寄って行くか....でちょっと煮え切らない状態でした。(「きっとガッカリするんだろうなぁ...」が強かったのは事実)
結局観たからこれを書いているワケですが、背中を押したのはフルCGをジェームズ・キャメロンが激賞したというふれ込み(チラシに書いてある。) 「本当にキャメロンが誉めるレベルの映像なんだろうか。そんな映像ならば、映像だけでも話のタネに観てみたい」と。 宣伝なんて何でもアリだから・・・と、メディアというものを懐疑的にみているが、こんなの( → http://news.mynavi.jp/news/2013/09/13/019/index.html )で写真もあるところを見ると、あながちウソでもなかったんだろう....と思う。
フルCG映画では昔、ファイナルファンタジーが大コケしているが、コレはどうだろうか...とも思い、どうせ映像を見るんなら3Dの方を観ないと意味が無いので、わざわざ高い3D版を....
・・・・で結果は、なかなかどうして、ちゃんとハーロックでした。
人物・キャラクターの図柄は、ポーラー・エクスプレスやベオウルフ、タンタンの冒険なんかにも通じる、リアルにできない(「不気味の谷」を超えられないから、敢えてその手前に留まる...)ところを感じるけれど、まぁ、そこのリアルを極めることは求めていないから問題ない。
描こうとしている内容は十二分に松本零士っぽかった。 3DもCGもスゴイ出来で、観た甲斐があった...と、思います。
(煙幕はなんで大気中のように動くのか.... 海賊旗は宇宙空間でいったい何に翻っているのか....等が気になって仕方ないヒトは観ない方が良いです。「そこは気にしない」のが松本零士を観るうえでの最低限のお約束ですから....)
2013/9/7(土)公開
松本零士が生み出した伝説的キャラクター“宇宙海賊キャプテンハーロック”を、脚本に福井晴敏を迎え、「アップルシード」「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」の荒牧伸志監督がフルCGアニメで映画化したSFアドベンチャー。小栗旬が主人公キャプテンハーロックの声を務めるほか、三浦春馬、蒼井優、古田新太の豪華俳優陣が声優として参加。
宇宙全体へと拡大を続けた人類はやがて地球への帰還を願うようになり、限られた居住権を巡って“カムホーム戦争”が勃発、泥沼の戦乱が続く。そんな中、“ガイア・サンクション”という統治機構が誕生し、地球を聖地と定めて立ち入りを禁止する。それから100年、ガイア・サンクションに反旗を翻し、全宇宙に広域指名手配されるならず者がいた。その男こそ、不滅の肉体を持ち、自ら宇宙海賊を名乗るアルカディア号の艦長、キャプテンハーロックだった。ついにガイア・サンクションはハーロックの暗殺に動き、その命を受けた工作員マヤがアルカディア号に潜入、ハーロックへと近づいていくのだったが…。
≪ all cinema online より ≫
【鑑賞日:2013年9月8日(日)】
ヤマト世代です。999世代ではありません。ちょっとびみょーな差です。ご理解いただけるでしょうか?ヤマトは某プロデューサーと松本零士の権利争いなんぞもあったし、続編の諸々・・・はろくに観ていません。「交響組曲宇宙戦艦ヤマト」なんていうLPレコードを昔持っていて(中学生の頃?)、よく聞いていました。
松本零士ファンです、「スタンレーの魔女」を含む「戦場マンガシリーズ」のコミックス8冊(S50年代のモノ)をいまだに持っている程度の。
そういえば、高校の体育祭で、毎年クラスごとにベニヤ板にペイントして巨大な応援キャラクターを作る伝統があり、高2の時の我がクラスは身長8メートル強のキャプテン・ハーロックを作ったんですが、その言いだしっぺは私で下絵描きの中心人物のひとりでした.....
(30年以上前の写真... 懐かしい.....結構いい出来だった。)
このハーロックを観て「ちっがぁ~うっ!!」となりそうで、とても恐く、恐いから近寄らないか、恐いもの見たさから、近寄って行くか....でちょっと煮え切らない状態でした。(「きっとガッカリするんだろうなぁ...」が強かったのは事実)
結局観たからこれを書いているワケですが、背中を押したのはフルCGをジェームズ・キャメロンが激賞したというふれ込み(チラシに書いてある。) 「本当にキャメロンが誉めるレベルの映像なんだろうか。そんな映像ならば、映像だけでも話のタネに観てみたい」と。 宣伝なんて何でもアリだから・・・と、メディアというものを懐疑的にみているが、こんなの( → http://news.mynavi.jp/news/2013/09/13/019/index.html )で写真もあるところを見ると、あながちウソでもなかったんだろう....と思う。
フルCG映画では昔、ファイナルファンタジーが大コケしているが、コレはどうだろうか...とも思い、どうせ映像を見るんなら3Dの方を観ないと意味が無いので、わざわざ高い3D版を....
・・・・で結果は、なかなかどうして、ちゃんとハーロックでした。
人物・キャラクターの図柄は、ポーラー・エクスプレスやベオウルフ、タンタンの冒険なんかにも通じる、リアルにできない(「不気味の谷」を超えられないから、敢えてその手前に留まる...)ところを感じるけれど、まぁ、そこのリアルを極めることは求めていないから問題ない。
描こうとしている内容は十二分に松本零士っぽかった。 3DもCGもスゴイ出来で、観た甲斐があった...と、思います。
(煙幕はなんで大気中のように動くのか.... 海賊旗は宇宙空間でいったい何に翻っているのか....等が気になって仕方ないヒトは観ない方が良いです。「そこは気にしない」のが松本零士を観るうえでの最低限のお約束ですから....)
映画パンフレット キャプテンハーロック SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK 監督 荒牧伸志 声 小栗旬、三浦春馬、蒼井優、古田新太、福田彩乃、森川智之、坂本真綾、沢城みゆき
- 出版社/メーカー: 東映
- メディア: おもちゃ&ホビー
ミラクルハウス 新世紀合金 SGM-01 アルカディア号 ノーマル版
- 出版社/メーカー: アオシマ
- メディア: おもちゃ&ホビー
ミラクルハウス 新世紀合金 松本零士オリジナルロマンティック TV版アルカディア号 ブラックVer.
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社
- メディア: おもちゃ&ホビー
戦場まんがシリーズ(1)スタンレーの魔女 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1974/08/01
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ〈2〉鉄の墓標 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1974/12/01
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ(3)オーロラの牙 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1976/01/15
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ〈4〉わが青春のアルカディア (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1976/08/15
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ(5)衝撃降下90度 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1977/02/15
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ(6)悪魔伝の七騎士 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1978/06/15
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ(7)復讐を埋めた山 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1979/06/15
- メディア: コミック
戦場まんがシリーズ(8)勇者の雷鳴 (少年サンデーコミックス)
- 作者: 松本 零士
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1980/01/15
- メディア: コミック
YAMATO SOUND ALMANAC 1977-I「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2012/07/18
- メディア: CD
交響組曲 宇宙戦艦ヤマト Symphonic Suite Yamato
- アーティスト: シンフォニック・オーケストラ・ヤマト,宮川泰
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1995/01/01
- メディア: CD
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