Ｇ．Ⅰ．ジョー バック２リベンジ [映画 さ行]
Ｇ．Ⅰ．ジョー バック２リベンジ
いやぁ、久々に外しましたねぇ．．．．
しょーっもない映画でした。 やっぱり直感を信じれば良かった。
ストーリーの必然性も無いし、派手にドンパチしているだけ。
忍者とか日本の描き方も笑止千万だし。 アチラの中・高生の観るモノですね、これは。
日本でも高校生料金優遇とかしてるけれど、明らかに日本人じゃない顔立ちの忍者軍団（頭領なんか黒人だもの）とか、日本刀を柄で繋いでダース・モールのライト・セーバー型にして振り回したりとか、をいをい...?! なところが山盛りの忍者の描き方を日本の高校生がどう評価するか、楽しみです。
【鑑賞日：2013年6月8日（土）】
以下ネタばれ
この映画は、映像的に面白そうなパート、パートを考えて、単にそれを繋げて作った感じがありありです。 こういう映画の作り方は、バイオハザード・シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督にもありがちだと感じているんだけれど、傾向としてはアジアの映画にはこういう作風のものが多い気がしています（邦画の昭和期のモノも含めて）。
ストーリー展開上の必然性が乏しく、ストーリーの必然性が乏しいと、登場人物の行動にも必然性がなくなりがちなので、感情移入しにくくなり、私は好きではありません（観ていて心地悪い）。
私は、この映画でそういう心地悪さを強く感じました。
チャニング・テイタムは、前回との繋ぎで紹介され、ドゥエイン・ジョンソン（元・ザ・ロック）との仲良しぶりが紹介された後、出撃して作戦成功して、中継基地で撤収を待っていたところを急襲され、呆気なく逝ってしまいます。
・・・・ここで、Ｇ．Ｉ．ジョーvsコブラという善・悪の陣営で、前作からの善のメンバーがホントに全滅しちゃいました（スネークなんとかが居るけれど、フルフェイスの被り物じゃ誰でも代演できるから、カウントする意味がない）。
主人公軍団全滅で続編作るというあまりの剛腕ぶり・大胆さに空いた口が塞がらない状態で映画観てたんで、すっかり喉が乾いちゃいました．．．．
予告編でも、Ｇ．Ｉ．ジョー全滅という文字が躍っていたけれど、ポスター、チラシに顔と名前の出ているチャニング・テイタムがこんなにあっさり消えるとは夢にも思わなかったので、あぁ、映画ビジネスとはこういうものか．．．．と再認識できる良い機会になりました。
前作関係者が軒並み降りるなかで、チャニング・テイタムは「ちょっとだけでもいいから出演して....」と泣き落としにあっって（またはギャラで釣られて）、ギリギリの線で引き受けたんでしょうね（根拠のない想像です）。
ブルース・ウィリスも、あまりに小粒感・Ｃ級感が漂いだしたこの続編プロジェクトの関係者から、泣き落とし（または高額のギャラ）で引き受けたのでしょう（根拠のない想像です）。しかし、ブルース・ウィリス・ブランドは大したもので、彼の出演だけでこの映画、多少は締まって見えます。
私は最近は、意味もなくドンパチしている映画を観た後に空しさに襲われることが多く（…なので、ワイルド・スピード・シリーズは観ない）、エクスペンダブルズ以降、スタローンの映画はもう止めようと決めたのですが、ここに来て（ダイ・ハード5以降）、ブルース・ウィリス・ブランドの翳りを感じ始めました．．．
出演者を見て、あ！あの役者が出ているから観たい！！という映画選びは楽しいものですが、あぁ、このヒトが出ているんなら観なくていいや...という映画選びはとても哀しいです。
出演作選びは大事にして貰いたいものです。
![G.I.ジョー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51a0hmIcR8L._SL160_.jpg "G.I.ジョー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]")
公式HP http://www.gi-j.jp/
2013/6/8（土）公開 ただし先行公開と称し一部劇場で6/7（金）公開
いやぁ、久々に外しましたねぇ．．．．
しょーっもない映画でした。 やっぱり直感を信じれば良かった。
ストーリーの必然性も無いし、派手にドンパチしているだけ。
忍者とか日本の描き方も笑止千万だし。 アチラの中・高生の観るモノですね、これは。
日本でも高校生料金優遇とかしてるけれど、明らかに日本人じゃない顔立ちの忍者軍団（頭領なんか黒人だもの）とか、日本刀を柄で繋いでダース・モールのライト・セーバー型にして振り回したりとか、をいをい...?! なところが山盛りの忍者の描き方を日本の高校生がどう評価するか、楽しみです。
【鑑賞日：2013年6月8日（土）】
以下ネタばれ
この映画は、映像的に面白そうなパート、パートを考えて、単にそれを繋げて作った感じがありありです。 こういう映画の作り方は、バイオハザード・シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督にもありがちだと感じているんだけれど、傾向としてはアジアの映画にはこういう作風のものが多い気がしています（邦画の昭和期のモノも含めて）。
ストーリー展開上の必然性が乏しく、ストーリーの必然性が乏しいと、登場人物の行動にも必然性がなくなりがちなので、感情移入しにくくなり、私は好きではありません（観ていて心地悪い）。
私は、この映画でそういう心地悪さを強く感じました。
チャニング・テイタムは、前回との繋ぎで紹介され、ドゥエイン・ジョンソン（元・ザ・ロック）との仲良しぶりが紹介された後、出撃して作戦成功して、中継基地で撤収を待っていたところを急襲され、呆気なく逝ってしまいます。
・・・・ここで、Ｇ．Ｉ．ジョーvsコブラという善・悪の陣営で、前作からの善のメンバーがホントに全滅しちゃいました（スネークなんとかが居るけれど、フルフェイスの被り物じゃ誰でも代演できるから、カウントする意味がない）。
主人公軍団全滅で続編作るというあまりの剛腕ぶり・大胆さに空いた口が塞がらない状態で映画観てたんで、すっかり喉が乾いちゃいました．．．．
予告編でも、Ｇ．Ｉ．ジョー全滅という文字が躍っていたけれど、ポスター、チラシに顔と名前の出ているチャニング・テイタムがこんなにあっさり消えるとは夢にも思わなかったので、あぁ、映画ビジネスとはこういうものか．．．．と再認識できる良い機会になりました。
前作関係者が軒並み降りるなかで、チャニング・テイタムは「ちょっとだけでもいいから出演して....」と泣き落としにあっって（またはギャラで釣られて）、ギリギリの線で引き受けたんでしょうね（根拠のない想像です）。
ブルース・ウィリスも、あまりに小粒感・Ｃ級感が漂いだしたこの続編プロジェクトの関係者から、泣き落とし（または高額のギャラ）で引き受けたのでしょう（根拠のない想像です）。しかし、ブルース・ウィリス・ブランドは大したもので、彼の出演だけでこの映画、多少は締まって見えます。
私は最近は、意味もなくドンパチしている映画を観た後に空しさに襲われることが多く（…なので、ワイルド・スピード・シリーズは観ない）、エクスペンダブルズ以降、スタローンの映画はもう止めようと決めたのですが、ここに来て（ダイ・ハード5以降）、ブルース・ウィリス・ブランドの翳りを感じ始めました．．．
出演者を見て、あ！あの役者が出ているから観たい！！という映画選びは楽しいものですが、あぁ、このヒトが出ているんなら観なくていいや...という映画選びはとても哀しいです。
出演作選びは大事にして貰いたいものです。
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- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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【映画パンフレット】 『G.I.ジョー』 出演:チャニング・テイタム.レイチェル・ニコルズ.サイード・タグマウイ
- 出版社/メーカー: パラマウント ピクチャーズ
- メディア: おもちゃ＆ホビー
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2009/08/19
- メディア: CD
>>主人公軍団全滅で続編作るというあまりの剛腕ぶり・大胆さに空いた口が塞がらない状態で映画観てたんで、すっかり喉が乾いちゃいました．．．．
→まさにその通りでしたね
でもそれでもあきらめずに作ったので監督さんには「よくがんばったで賞」を上げたいです(^^)/
是非ラズベリーを狙ってほしい作品でした。
by コザック (2013-06-16 17:23)
> コザック さん
nice! とコメントをありがとうございました。
確かにラズベリー賞にはノミネートしそうですね（笑）
by 怪しい探麺隊 (2013-06-16 23:37)