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ザ・マスター [映画 さ行]

ザ・マスター を観ました。
2013/3/22(土)公開
themaster_2013032201.jpg


ホアキン・フェニックスもフィリップ・シーモア・ホフマンもエイミー・アダムスも間違いなく力演怪演なんだけれど、なんだろう....  
各登場人物の行動原理がさっぱり理解できず、映画自体、まるで理解できなかった。
アメリカの各メディアの賛辞が並んだポスターが貼ってあったが、どこを捉えてこの賛辞が並ぶのか、共感できない.... つくづくゲージツ映画は苦手だ。 娯楽映画向きの私....

【鑑賞日:2013年3月26日(日)】
TOHOシネマズは火曜日、会員は1,300円!!


書いたとおり、各役者の演技はスゴイ迫力です。アカデミー賞の主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞のノミネートは頷けるし、獲ってもおかしくなかったと思う。 ・・・でも、3人のスゴイ役者のスゴイ演技が揃っても映画として心に響かないって、初めてだ....

中では、エイミー・アダムス演じる教祖の妻はなんとなくまぁ理解できなくもない。
ホアキン・フェニックスの破滅的キャラは私にはわからない。戦場帰りの心の病いというのも、今なら分からなくもないが、当時そういう発想はなかったはずでただの荒くれ扱い。
フィリップ・シーモア・ホフマンは表面上、穏やかな人格者ではあるものの内面に同じものを持っている。このふたり、外面(そとづら)はまるで違うけれど、奥底で通じ合うからこそ一緒にいられる。そういう2人がゲラゲラ笑いながら、ワケのワカラナイ酒を飲んだくれていた印象とバイクでぶっとばしてどこかへ行っちゃったこととかしか印象に残っていない。

監督のポール・トーマス・アンダーソンの前作ゼア・ウィル・ビー・ブラッドも、ダニエル・ディ=ルイスの怪演は光っていたけれど、映画自体を面白いとは思わなかった。この監督と私は合わないのだろうか....




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