人生の特等席：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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2012年12月公開　気になる映画｜ロックアウトブログトップ

人生の特等席　[映画　さ行] [編集]

人生の特等席　を観てきました。

公式HP http://wwws.warnerbros.co.jp/troublewiththecurve/

2012/11/23公開

クリント・イーストウッド、今回は監督はせず、出演のみ。（共同プロデューサーの1人ではある。）
…でも、彼の映画はそれだけで観に行ってしまう．．．．
監督ではないので、音楽の使い方とかいろいろな雰囲気はやはり監督している作品と違います。
受け売りですが、監督せずに主演だけというのはシークレット・サービス（これも好きな映画です）以来、19年振り

だそうです。

【鑑賞日：2012年11月23日（金・祝）】

物語自体はかなりありきたりなストーリーではあります。　でも、役者陣がいい感じで観ているとなんか気持ちがいい。
脇役たちは、ワザとだろうけれど、ホントにステレオタイプな演技で、嫌な奴はちゃんとボロが出るし、少し古き良き時代の物語感が漂うのでそういうのが嫌なヒト、「・・・んなわけないじゃん！」と突っ込みたくなるヒトには向かないかも知れません。私自身は割とツッコミ屋なんですが（いくつか「ん？」という点※が無いでもないが）、あまり気にならずに楽しめました。
　※父娘の年齢差が...　ずいぶん歳とってからのひとり娘だな...とか。幼い頃から親戚に預け・寄宿学校に入れて…云々と、娘がオヤジのスカウト仲間と顔馴染…が両立するか???　とか....

キャスティングのエイミー・アダムスが良かったと思います。
野球オタク女子っぷりが不自然じゃない。キャッチャーミットの構えもサマになってる。　
ジャスティン・ティンバーレイクも自然で良かったし、主要キャストがハマっていて全体的に後味のいい映画に仕上がっていました。
（そういえば、ターミネーター2のT－1000型のロバート・パトリックが懐かしい顔を見せてます。老けたけど...）

原題は　Trouble with the curve　です。　無理に訳すと「カーブが苦手」とでも訳すんでしょうか。主人公・ガス（クリント・イーストウッド）とミッキー（アイミー・アダムス）の父娘そろって頑固で不器用な生き方（直球一筋な感じ）を表しているし、もうひとつ、観ればすぐわかる意味の掛け言葉で、なかなか良いタイトルです。　もっとも、このままのタイトルでは、日本人にはピンと来ないでしょうからなかなか売れないと思います。タイトル変えて、こういう売り方（宣伝の仕方）が正解なんでしょうね。観てからニヤリというタイプの原題です。