プロメテウス(先々先行上映) [映画 は行]
プロメテウスを観てきました。
先々先行上映という奴です。
本当のスタートは8月24日だけれど、その前の週やら、お盆休みやら、さらに前の週末やらを使って正式公開前の公開をやりまくり、この8月4日が試写会を除いて一般が見られる一番最初の機会。 すかさずチケット買いつつ、こうなるともう「上映日の意味って何なんでしょう....」という感じ。
結構混んでいました。 パンフレットはまだ売っていませんでした。
【鑑賞日:2012年8月4日(土)】
ノオミ・ラパスは、予告編で見ると、アレ少しかわいい女イメージに振ったの? って印象でしたが、やっぱりなかなかどおして男前なオネエサマでした。エイリアンで言うリプリーの立ち位置と言うふれこみだけれど、そんなのぜんぜん目じゃないほどタフなオネエサマでした....
この役、日本語吹き替え版は確か剛力彩芽が吹き替えるんですよね... CMで観る程度でしか知らないけれど、このムチャクチャ生存本能が強いタフな女の役をあんな若いコ(大変失礼な言い草で申し訳ないですが....)ができるんでしょうか... 日本語吹き替え版をもう一回劇場に観に行く気はゼロなんですが、少ぉし気になってます。
シャーリーズ・セロンは、こういう冷徹な感じがすっかり似合う。もう少し活躍しても良かった気がするんだけれど.... 宇宙船の中で目覚めていきなり腕立て伏せをしていた時のビジュアルはなかなか凄く、もっと期待をしていたんですが。
何と言っても良かったのはマイケル・ファスベンダー!!
アンドロイドの役ですが、このシリーズ(エイリアン)のアンドロイドって、何考えているのかわからない不気味な行動、無表情さ、恐さがお約束ですが、やっぱり、後出しなので一番いい出来です(お約束は他にもあるけれど....)。
ガイ・ピアースが出ているはずなのにどこにいたんだろう??と思ったら、探査船を出すウィランド・コーポレーションの死にそうなジイサンがそうだったらしい。
J・エドガーでも感じたんだけれど、ハリウッド映画、最近、老けメイクどうしちゃったの?!ってくらい不自然。 昔、もっと自然な老けメイク、いくらでもあった気がするんだけれど...... (メイク素材の重要なナニカが使用規制で使えなくなったとか有るんでしょうか? なんだか不自然にゴテゴテと塗りたくっていて皮膚感がヒトではないんだもの、アレじゃ老人には見えない。)
ネタばれになるのであまり書きません。
ただ、大気が呼吸可能だからとヘルメット脱いだり、無神経・不用心にも程があるだろう!!というシーンが多い。(ダメだ! やめて!と言ってた人も結局脱いでるし...)
謎の宇宙生物にも、何の根拠もなくカワイイとか言って、どんな危険な習性かもわからぬまま、ヘルメット無しの顔面ノーガード状態で顔を近付ける大馬鹿野郎な行為! 案の定な結果を生んだけれど、行動が不自然でリアリティ・ゼロな印象が残った。 もう一人のように、ヘルメットのフェースガードぐらい溶かす設定にするだけなのに....
検疫にも無神経で、危ないものどんどん持ち込んでる(ワザと持ち込んでるのは別として...)。
シャーリーズ・セロンが冷徹なオニ女みたいな描かれ方のシーンがあるけれど、他の乗組員の命を守るのが検疫の役目なのだからアレが当然な気がする。(もっとも「乗せない」だけで良くて、生きてるのにアソコまで・・・という気は少しだけしたが、検疫のためなら焼却は理に適っている。 それに、本人も俺はもうダメだ、とソレを望んでいたし....) そういえば、ノオミ・ラパスの演じるエリザベスの父親はエボラ出血熱で死んだ設定。2089年に35歳として父親の死は2060年代くらい? エボラは撲滅されていない設定なんですね...(あ!こんなの気にしてるの、私だけだな.....)
エイリアンの前日譚であることを示すシーンはラストにやっとちょびっと出ます。(あまり直接的じゃないし、びみょーに違うし....(宿主が違うと姿違うけどね、このシリーズ。幼態同士でも違うんですね....))
それはそうと、エイリアンのノストロモ号の方が、時代は後のはずなのにずっとボロい。
単なるふつーの宇宙貨物船が巻き込まれた設定に対し、この映画ではスポンサー企業が金出して学者・研究者をわざわざ送り込んでるし、乗ってるヒトが違うから…なんでしょうね。
最後に続編を作ろうと思えば作れる「仕込み」があります。
あ!最後になったけれど、面白いですよ!
無用のツッコミですが、
えーーーと、冒頭でエンジニアがDNA撒いてるけれど、アレ、別に『人類用セット』状態ではなく、完全にバラバラじゃないですか... で、私としてはすべての命の基がこのDNAなのね…と思って観ていたわけですよ。(あのエンジニアの個体はなんであんなことになっちゃったんですかね。アレ、本人の意思には見えなかったけれど....騙されたの? 処刑? ??)
それなのに、人類とエンジニアのDNAが100%完全一致って、どーゆーこと、コレ?! と思っちゃいました。 体格も外見もいろいろ全然違うのに..... 100%一致でもあんなに違うの? ヒトとチンパンジーのDNA配列の違いは2%とか3%とか聞いたことがある。2.3%であれだけ違うけれど、100%は100%だろ!という気がする。学術的には100%一致でアノ差は許容範囲なんでしょうかね.... 太古の地球であんだけバランバランになったのによく100%元の組み合わせが再現できたものだ....
先々先行上映という奴です。
本当のスタートは8月24日だけれど、その前の週やら、お盆休みやら、さらに前の週末やらを使って正式公開前の公開をやりまくり、この8月4日が試写会を除いて一般が見られる一番最初の機会。 すかさずチケット買いつつ、こうなるともう「上映日の意味って何なんでしょう....」という感じ。
結構混んでいました。 パンフレットはまだ売っていませんでした。
【鑑賞日:2012年8月4日(土)】
ノオミ・ラパスは、予告編で見ると、アレ少しかわいい女イメージに振ったの? って印象でしたが、やっぱりなかなかどおして男前なオネエサマでした。エイリアンで言うリプリーの立ち位置と言うふれこみだけれど、そんなのぜんぜん目じゃないほどタフなオネエサマでした....
この役、日本語吹き替え版は確か剛力彩芽が吹き替えるんですよね... CMで観る程度でしか知らないけれど、このムチャクチャ生存本能が強いタフな女の役をあんな若いコ(大変失礼な言い草で申し訳ないですが....)ができるんでしょうか... 日本語吹き替え版をもう一回劇場に観に行く気はゼロなんですが、少ぉし気になってます。
シャーリーズ・セロンは、こういう冷徹な感じがすっかり似合う。もう少し活躍しても良かった気がするんだけれど.... 宇宙船の中で目覚めていきなり腕立て伏せをしていた時のビジュアルはなかなか凄く、もっと期待をしていたんですが。
何と言っても良かったのはマイケル・ファスベンダー!!
アンドロイドの役ですが、このシリーズ(エイリアン)のアンドロイドって、何考えているのかわからない不気味な行動、無表情さ、恐さがお約束ですが、やっぱり、後出しなので一番いい出来です(お約束は他にもあるけれど....)。
ガイ・ピアースが出ているはずなのにどこにいたんだろう??と思ったら、探査船を出すウィランド・コーポレーションの死にそうなジイサンがそうだったらしい。
J・エドガーでも感じたんだけれど、ハリウッド映画、最近、老けメイクどうしちゃったの?!ってくらい不自然。 昔、もっと自然な老けメイク、いくらでもあった気がするんだけれど...... (メイク素材の重要なナニカが使用規制で使えなくなったとか有るんでしょうか? なんだか不自然にゴテゴテと塗りたくっていて皮膚感がヒトではないんだもの、アレじゃ老人には見えない。)
ネタばれになるのであまり書きません。
ただ、大気が呼吸可能だからとヘルメット脱いだり、無神経・不用心にも程があるだろう!!というシーンが多い。(ダメだ! やめて!と言ってた人も結局脱いでるし...)
謎の宇宙生物にも、何の根拠もなくカワイイとか言って、どんな危険な習性かもわからぬまま、ヘルメット無しの顔面ノーガード状態で顔を近付ける大馬鹿野郎な行為! 案の定な結果を生んだけれど、行動が不自然でリアリティ・ゼロな印象が残った。 もう一人のように、ヘルメットのフェースガードぐらい溶かす設定にするだけなのに....
検疫にも無神経で、危ないものどんどん持ち込んでる(ワザと持ち込んでるのは別として...)。
シャーリーズ・セロンが冷徹なオニ女みたいな描かれ方のシーンがあるけれど、他の乗組員の命を守るのが検疫の役目なのだからアレが当然な気がする。(もっとも「乗せない」だけで良くて、生きてるのにアソコまで・・・という気は少しだけしたが、検疫のためなら焼却は理に適っている。 それに、本人も俺はもうダメだ、とソレを望んでいたし....) そういえば、ノオミ・ラパスの演じるエリザベスの父親はエボラ出血熱で死んだ設定。2089年に35歳として父親の死は2060年代くらい? エボラは撲滅されていない設定なんですね...(あ!こんなの気にしてるの、私だけだな.....)
エイリアンの前日譚であることを示すシーンはラストにやっとちょびっと出ます。(あまり直接的じゃないし、びみょーに違うし....(宿主が違うと姿違うけどね、このシリーズ。幼態同士でも違うんですね....))
それはそうと、エイリアンのノストロモ号の方が、時代は後のはずなのにずっとボロい。
単なるふつーの宇宙貨物船が巻き込まれた設定に対し、この映画ではスポンサー企業が金出して学者・研究者をわざわざ送り込んでるし、乗ってるヒトが違うから…なんでしょうね。
最後に続編を作ろうと思えば作れる「仕込み」があります。
あ!最後になったけれど、面白いですよ!
無用のツッコミですが、
えーーーと、冒頭でエンジニアがDNA撒いてるけれど、アレ、別に『人類用セット』状態ではなく、完全にバラバラじゃないですか... で、私としてはすべての命の基がこのDNAなのね…と思って観ていたわけですよ。(あのエンジニアの個体はなんであんなことになっちゃったんですかね。アレ、本人の意思には見えなかったけれど....騙されたの? 処刑? ??)
それなのに、人類とエンジニアのDNAが100%完全一致って、どーゆーこと、コレ?! と思っちゃいました。 体格も外見もいろいろ全然違うのに..... 100%一致でもあんなに違うの? ヒトとチンパンジーのDNA配列の違いは2%とか3%とか聞いたことがある。2.3%であれだけ違うけれど、100%は100%だろ!という気がする。学術的には100%一致でアノ差は許容範囲なんでしょうかね.... 太古の地球であんだけバランバランになったのによく100%元の組み合わせが再現できたものだ....
(あ!ココ、別にそんなに気にして貰わなくていいですから)
Prometheus: The Art of the Film (Film Tie in)
- 作者: Mark Salisbury
- 出版社/メーカー: Titan Books
- 発売日: 2012/06/12
- メディア: ハードカバー
ガイピアーズさんと言われるまで
気が付きませんでした。
そういえば、クレジットありましたね(笑)
by aneurysm (2012-08-05 08:41)
> aneurysm さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-05 16:44)
> JUN さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-05 16:44)
> k-iga さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-05 20:49)
ノオミ・ラパスタフでしたね~
あの血だらけのシーンは凄すぎてぞっとしました^_^;
キャストも揃っていましたね!
映像もキャストも豪華で楽しかったです☆
by non_0101 (2012-08-11 16:11)
> つむじかぜ さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-14 01:31)
> non_0101 さん
nice! とコメントをありがとうございました。
マイケル・ファスベンダーとノオミ・ラパスが特に良かったですね。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-14 01:33)
> inuneko さん
nice! をありがとうございました。
by 怪しい探麺隊 (2012-08-14 01:33)