アーティスト

アーティストを観てきました。

公式HP　http://artist.gaga.ne.jp/

冒頭のタイトルバックから昔の映画風。全体に古き良き時代への映画愛にあふれています。
今年のアカデミー賞はヒューゴの不思議な発明（ココをクリック → ▼ ）でもそういう昔の映画への敬意をピックアップしていたし、そういうテーマだったんでしょうか....

【鑑賞日：2012年4月14日（土）】

なんといってもこのシーンですねぇ...

いやはやなんとも印象的なシーンでした。
一発で彼女のトリコになりそうな感じ。巧いなぁ.....
TV等の紹介の番組の中で引用されることも多いようで観た方も多いと思います。

フランス映画は得意ではないので、この主演二人は共に知らなかったんですが、ベレニス・ベジョはかわいいですね。それと、劇中でジョージ・ヴァレンティンがぺピー・ミラーに、スターになるなら特徴を付けなきゃとアドバイスして付けた付けぼくろが本当に効果的で、印象が一変するのでビックリしました

ヤボなんであんまり語りたくないですが、運転手クリフトン役の<ジェームズ・クロムウェルはとても印象的でした。（好きな役者の1人です。何を演じさせても巧いですねぇ。）
あと、カンヌ映画祭パルム・ドッグ賞に輝いたアギーがとてつもなく可愛かった。

2人の再会（エキストラとしてのペピー・ミラーと大スター・ジョージ・ヴァレンティン）のキッカケもタップ・ダンスでしたが、ペピー役のベレニス・ベジョはタップの経験がなく6か月の特訓の成果だそうです。　なかなかどうして、相当のものでしたよね。
サイレントなんですが、完全なサイレントではなく一部で音声を併用していますが、コレがまた効果的　　よく出来た映画です。

アカデミー賞を受賞したというのに上映規模が小さいですよね。 14日はTOHOシネマズは1,000円の日だったので六本木に行こうかな...とも思ったのだけれど、金券屋に前売り（1,500円）があったので、交通費を考えるとほぼイーブンなシネスイッチ銀座（定期券圏内）にしました。 この劇場は、2006年に戦場のアリアを観て以来。事前指定が出来ず、早く行って並ばなきゃならないので面倒な映画館と認識していたんですが、2012/3/下旬から全席指定で約1週間前から予約できてしまうシステムに変わっていました（インターネット発券は未導入）。定期券圏内で帰りに寄り道で席を指定できるので、俄然、便利な映画館に赤丸急上昇です。

Artist

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Sony Classics
• 発売日: 2012/01/17
• メディア: CD

アーティスト オリジナル・サウンドトラック

• アーティスト: サントラ,デューク・エリントン,ブリュッセル・ジャズ・オーケストラ,ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団,レッド・ニコルズ&ヒズ・ファイヴ・ペニーズ
• 出版社/メーカー: SMJ
• 発売日: 2012/04/11
• メディア: CD

タグ：ミシェル・アザナヴィシウス ジャン・デュジャルダン ベレニス・ベジョ アーティスト

コメント 6

背広に腕を通しての一人芝居、良かったですよね。
なんだか二人に見えたりして、芸を感じました。
タップダンスも上手いし、練習量も感じました。
by のむら (2012-04-16 13:41) 

> のむら さん
nice! と コメント をありがとうございます。
by 怪しい探麺隊 (2012-04-16 23:35) 

こんばんは
あの一人芝居のシーンは本当に二人惹かれあっている雰囲気でした。
またそのあとのシーンもダンディでしたね。邪魔が入ったけど・・
この作品にとってあのシーンはとても重要な場面でしたネ(^^)
by コザック (2012-04-17 00:30) 

> コザック さん
nice! と コメント をありがとうございます。
by 怪しい探麺隊 (2012-04-17 01:28) 

> タッチおじさん さん
nice! を ありがとうございます。
by 怪しい探麺隊 (2012-04-19 22:36) 

こんばんは。
とってもいい映画でしたね。主演の二人の演技がすばらしかったです。
愛犬のアギーは私も大のお気に入りです。
意表をつくモノクロ＆サイレント映画でアカデミー賞最多受賞もうなずけますね。
by coco030705 (2012-04-26 19:59)