SPEC～天～　その2：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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SPEC～天～　その2　[映画　さ行] [編集]

SPEC～天～なんですけど....

公式HP http://www.spec-movie.jp/index.html

スペックの質が、連続ドラマの頃と翔以降で変質してきた気がするんですよね....

【鑑賞日：2012年4月7日（土）】

そもそもは、人間の脳は10％しか使われていない…と、脳の残り90％の使い方に覚醒したら…な感じだったじゃないですか。

…で、スペックも「超身体能力」「予知能力」「地獄耳」「念動力」「読心力」と、まぁオーソドックスというか昔からＳＦに登場していたもの。
ニノマエの時間を止めるほど早く動けるというのも、まぁ、「超身体能力」の一種だし....
ココまでは、「脳の残りの90％の覚醒とか活性化」で「まぁいいでしょう」な感じ。

「他人に憑依する力」「病を処方する力」「記憶を自由に書き換える力」あたりから、ちょっと「あれれ？？」になってくるんだけれど、まぁ許容範囲かな.....という感じ。
ここで言ってるのは、予知・読心・地獄耳は、「他人には無い感覚器官の覚醒」とか「得ている感覚器からの情報の情報処理力の覚醒」という整理だし、念動力になると、対象物に物理的に作用している（動かしている）モノは何か？というところが全く解決が付かないところが予知や読心とは完全に異質だけれど、既存の超能力モノには必ず登場するカテゴリーだから、まぁひっくるめて「脳の90％の活性化」で解決が付くかも…な範疇で括る、という話です。
…で、「ちょっとあれれ？？」な「他人に憑依する力」「病を処方する力」「記憶を自由に書き換える力」も、この念動力の「どうやって物理的に作用するのかよくわからないチカラ」と「他人には無い感覚器官の覚醒等（人格の中に分け入って、ちょうど良いくらいに操る加減を感じられる力）（脳の中に分け入って、身体のコントロールをしている交感神経や副交感神経や脳のシナプスの中だか外だかの神経伝達物質をちょうど良いくらいに調整しちゃう加減を感じる力）（記憶の中に分け入って、脳の記憶を司る部分のシナプスの中だか外だかの神経伝達物質をちょうど良いくらいに調整しちゃう加減を感じる力）」の組合せの話で、強引に説明することは出来なくもないな....と。
超身体能力は、そもそもは「火事場の馬鹿力」そのものなわけなので、まぁ、程度問題なだけで元々在り得る話なわけです。（時間を凌駕するほどの超身体能力が程度問題かどうかの議論は無駄なのでしません。ホントは神経線維の伝達速度は超えられないと思うし....）

・・・で、「死者を呼びだす力」
これ、ビジュアル的に冷泉や海野やサトリが出てきちゃって他人にも見える・聞こえる状態で会話しているからちょっとややこしいんだけれど、要は「恐山のイタコ」と同じ力ということでしょうか。。。。
まぁ、一種の「他人に無い感覚器官の覚醒」としましょう。
当麻の場合、さらに、元々、超記憶力やら断片的な情報を繋げる分析力を持っているので、実は「死者を呼びだしているわけじゃなくて、あのヒトだったらきっとこうするに違いないと当麻自身が分析したうえで、自分の超感覚器やら超身体能力やらを総動員して、当麻が勝手に再現している」のかも知れない。。。（ニノマエ2 がどうだったのかは、とりあえず脇に置く、として。）
「あの場にいた他人にも見えていたのか」「当麻の心の中の出来事なのか」がとっても問題なんだけれど、あとで録画見て矛盾点を探すとして、とりあえず、「当麻の心の中の出来事」としないと話を進められない。
・・・・あ、ダメだ。久遠望には明らかに見えている・会話している・一緒に踊ってる

。。。

ニノマエ2は実体があってもいいからどうでもいいけど、サトリや冷泉と会話しているもんなぁ.....
海野なんか瀬文からも認識されている。。。。

　　　ま、あとで考えよう。

…で、血を舐めてＤＮＡを吸収し、スペックを身に付ける能力・・・・・　いつの間にかＤＮＡの中にスペックがあることになっちゃっている。この辺が変質の始まりかも。。。。

気象を操るマダム陽・陰なんか、完全にＸ－ＭＥＮのストームとアイスマンとパイロのいいとこ取りのパクリだし、
トンガリ伊藤淳史は、完全にターミネーター２のＴ-1000型のパクリ。
この辺は、人間の脳の残り90％の活性化では全く説明が付かない。
特にトンガリ伊藤淳史。　細胞が変質してるけど、無茶だよね....（分量まで可変だし....数が増減するのか、粒が拡大・縮小するのか…・。うーーーん、やっぱり無茶だ....）
なんやかんや言って、もう、「脳の90％の活性化」という前提は無視・忘れたとしか思えない....

ニノマエ2 なんか、陽太が後天的に身に付けたスペックが「同じDNAだ」というだけで発現しているけど、まぁ、全然別人よりは能力発現の可能性は高いから良いのかなぁ・・・・　でも、記憶は後天的なものだから伝わらないのがホントだよなぁ....　「ねえちゃん」なんて、地居2に記憶移植でもされない限りあり得ないよなぁ....

うーーーむ、柳田理科雄の空想科学読本風になってきた。　もうやめよう....