ミッション8ミニッツ：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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ミッション8ミニッツ　[映画　ま行] [編集]

ミッション：8ミニッツを観てきました。

公式HP　http://disney-studio.jp/movies/mission8/

娘がポツリと このラスト、映画通ほどダマされる
・・・・ということは、案外とヒネリがない映画ってこと?! って不吉なことを言ってたんですが、
どっちかって言うと、えぇ～っ!! コレってオキテ破りじゃないのぉっ!! って感じでした。

ツッコミどころはいくつかあります。
コルター・スティーブンス大尉（ジェイク・ギレンホール）が、シカゴ駅の寸前で爆破テロで吹っ飛んだ乗客で教員のショーンの死ぬ8分前の意識の中に、吹っ飛んでも吹っ飛んでも何度も潜入して、テロリストが誰かを探りますが・・・・
爆破に巻き込まれて死んでしまったとはいえ、本物のショーンの意識ってドコ行っちゃったの? とか．．．．
でも、こーゆーどーでもいいもの↑以外は書くとネタばれになるので書けない．．．．

【鑑賞日：2011年10月28日】

この映画館、会員になると金曜は1,000円　ってのが定着してきたんでしょうか....
封切り日の20：30の回はまぁまぁの入りでした。定員100人強のところ、見易そうなところはあらかた埋まった感じ。

この映画、主人公のコルター・スティーブンス大尉（他人の死ぬ8分前の意識に潜入する方）が、自分の置かれている状況が把握できなくて混乱してワケわかんなくなってますが、
ハッキリ言って、観ている方もワケわかんなくて混乱します。

繰り返し同じ時点に戻るんだけれど、自分の意識はリセットされないから、相手の話を先取りしたり、コーヒーこぼされるの避けたり、検札前に車掌にチケット出したり、その都度、びみょーに違う....
・・・・てことは、過去が固定されていないからパラレルワールドなんですね....
（過去がそのつどびみょーに違うってのは古典的名作コメディで恋はデジャヴってのがありましたが、これはサスペンス・アクション....）

テロリストが列車を爆破して死んだ人の意識に戻ってるんだから過去に遡ってるんですが、そのテロリストがシカゴの中心部を大規模テロで何百万人を犠牲にするのを避けるため…って、なんで犯行がわかってるの?（犯行予告?）
あんまり自己顕示タイプじゃなかった気がする...（深く病んでるだけ....）
8分だけと縛ってるくせに、わりといろんなことやってる気がする....

あ

コイツが犯人

　間違いない

ってのは、すぐにわかります。
1セット目が終わって吹っ飛んだあとで、アイツが臭かったよな...と思いながらTake2 を観てたら確信に変わりました（正解だったし）。
むしろ、ナンデワカンナイノ?? 頭の上に犯人フラグ立てて歩いてるじゃん

とか、ほら、いまキラーパス出たのになんで拾ってやらないの?? とか、観ててややイライラします。

・・・・とかなんとか突っ込んでますが、結構面白かったです。

ただ、ラストは
　

8分縛りはどこか飛んでっちゃったなぁ....
　

だって、アソコで出したメールをいま受け取ったんでしょ?
　

てことは、パラレルな別世界ってことだろうけれど、
　　　ずいぶんな（とても8分どころじゃない）時間のズレだよね。
　

ラトレッジ博士（ジェフリー・ライト）の成果が吹っ飛んじゃったの?
　　　（非人道的な言辞で酷使したバチがあたった?）
　

グッドウィン大尉（ヴェラ・ファーミガ）のやったことも吹っ飛んだ??
・・・・という感じでした。

原題はsauce code　みたいです（この「8分前に行けるプログラム」のこと。英語セリフでも使われていて字幕では「プログラム」というコトバを当てていた。日本人にはあまり馴染みがなくてイメージしにくそう。）。
これだと、確かにミッション：8ミニッツという邦題の方が日本人にはイメージが湧いて良いのかも。

ヴィクトリノックスのスイス・アーミー・ウォッチとタイアップ・キャンペーンだそうです。
主人公が使っていて（…ということは、スティーブンス大尉じゃなくて教員のショーンの持ちモノなんですが）、3回目くらいで行った時から、カチッとセットしてデジタル部分を8分間の減算タイマーとして使っています。やっぱりカッコいいなぁ、この時計。（でも、オヂサンのする時計じゃねぇなぁ....）