あしたのジョー [映画 あ行]
あしたのジョーを観てきました。
とても真面目に作っていて、感動します。
冒頭、テーマソングのイントロが、昔と同じくドゥォンドゥォーン!と始まったので、当然、サンドォ~バァッグにぃ~…と尾藤イサオ氏の声が聞こえてくるはずのところがインストルメンタルになったところだけ、
肩すかし感を味わいましたが、権利問題とかあるんでしょうからやむなし。。。。
全般にとても真面目に、かつ、原作ファンの期待を裏切らないように丁寧に作っていて、とても好感を持ちました。(言ってはナンですが、原作を大切にしている度合いはあの映画とは雲泥の差です。おんなじTBSの製作なんですけどね....)
なお、完全に余談ですが、あしたのジョーの最初のアニメ版(1970年)はフジTV系列で、あしたのジョー2(1980年)は日本TV系列だったそうです。ややこしい...
出演陣の熱演振り・なりきり振りは凄まじく、その迫力だけでも観る甲斐はあると思います。
私は、TBSTVの特番と土曜の王様のブランチの映画コーナーを観て、これは観といた方が良いかも...と思い、出掛けましたが、期待は裏切られませんでした。
(絶対、映画館で観なきゃダメか、TVスペシャルじゃダメか…と言われるとすこぉしツライけれど、TVだと予算が限られるらしいし、ここまでのモノはきっと作れなかったと思います。…で、せっかく作ったのなら、TVに降りてくるまで半年・1年我慢して待つのは不健全だし、ここまで頑張った出演陣のためにも映画館で観てあげるのが仁義だと思う。)
amazonで「あしたのジョー」で検索したリスト
【鑑賞日:2011年2月13日】
【以下、少しネタばれ含む】
当然、話の展開は分かっているので、次にどう来るかはほとんど読めているんだけれど、それでも迫力があって面白かったです。(私の世代は基本的教養として誰でも知っている。)
ちょっと、白木葉子関係だけ新機軸があったんだけれど、正直、余計なディテールという感じはありました。ただ、力石がなんで少年院に居たのかに絡めている部分もあるので、まぁあってもいいかな...と。力石の少年院入りの理由が原作でどうなっているかは知らない(覚えていない)のだけれど、こういう理由でもない限り、力石が少年院に居たのは不自然だから。
自分は最初のTVアニメ世代(当時、小学生)で、原作は、大昔、中学生になってからザッと読んだだけで、細部は覚えていないので偉そうなことも言えないし。(なぜ力石が少年院に居たのかは描かれていなかった気がするけれど自信なし)
(ただ、力石役・伊勢谷友介が少年院に居る年齢=上限でも19歳?にはさすがに見えなかったけれど、これはマンモス西始め他もみんな同様なので、目を瞑りましょう....)
なんでも香川照之は30年以上の熱狂的ボクシングファンとのことで、熱の入り方も半端なものではなかったようです。(前述の特番やTV番組の映画コーナーでさんざん言っていた。「自分はボクシング関係者であって、役者の方が仮の姿みたいなものだ」と。) それは観ていても伝わってきたし、矢吹丈:山下智久、力石徹:伊勢谷友介にもその熱は伝わっていました。山下・伊勢谷・香川の3人のこの映画への熱情は見ればわかるし、どう見てもお手軽に作ってなんかいなくて本当のホンキなので、それは感動を呼びます。
CG無しの本物の鍛えた肉体と本当に殴って撮影したスーパースロー画面の迫力はスゴイです。
ぜひ、続編を作って、例の真っ白に燃え尽きたジョーのラストシーンまで見せて欲しいですね。(カーロス・リベラとホセ・メンドーサのキャスティングは困難を極めそうですが....)
とても真面目に作っていて、感動します。
冒頭、テーマソングのイントロが、昔と同じくドゥォンドゥォーン!と始まったので、当然、サンドォ~バァッグにぃ~…と尾藤イサオ氏の声が聞こえてくるはずのところがインストルメンタルになったところだけ、
肩すかし感を味わいましたが、権利問題とかあるんでしょうからやむなし。。。。
全般にとても真面目に、かつ、原作ファンの期待を裏切らないように丁寧に作っていて、とても好感を持ちました。(言ってはナンですが、原作を大切にしている度合いはあの映画とは雲泥の差です。おんなじTBSの製作なんですけどね....)
なお、完全に余談ですが、あしたのジョーの最初のアニメ版(1970年)はフジTV系列で、あしたのジョー2(1980年)は日本TV系列だったそうです。ややこしい...
出演陣の熱演振り・なりきり振りは凄まじく、その迫力だけでも観る甲斐はあると思います。
私は、TBSTVの特番と土曜の王様のブランチの映画コーナーを観て、これは観といた方が良いかも...と思い、出掛けましたが、期待は裏切られませんでした。
(絶対、映画館で観なきゃダメか、TVスペシャルじゃダメか…と言われるとすこぉしツライけれど、TVだと予算が限られるらしいし、ここまでのモノはきっと作れなかったと思います。…で、せっかく作ったのなら、TVに降りてくるまで半年・1年我慢して待つのは不健全だし、ここまで頑張った出演陣のためにも映画館で観てあげるのが仁義だと思う。)
amazonで「あしたのジョー」で検索したリスト
【鑑賞日:2011年2月13日】
【以下、少しネタばれ含む】
当然、話の展開は分かっているので、次にどう来るかはほとんど読めているんだけれど、それでも迫力があって面白かったです。(私の世代は基本的教養として誰でも知っている。)
ちょっと、白木葉子関係だけ新機軸があったんだけれど、正直、余計なディテールという感じはありました。ただ、力石がなんで少年院に居たのかに絡めている部分もあるので、まぁあってもいいかな...と。力石の少年院入りの理由が原作でどうなっているかは知らない(覚えていない)のだけれど、こういう理由でもない限り、力石が少年院に居たのは不自然だから。
自分は最初のTVアニメ世代(当時、小学生)で、原作は、大昔、中学生になってからザッと読んだだけで、細部は覚えていないので偉そうなことも言えないし。(なぜ力石が少年院に居たのかは描かれていなかった気がするけれど自信なし)
(ただ、力石役・伊勢谷友介が少年院に居る年齢=上限でも19歳?にはさすがに見えなかったけれど、これはマンモス西始め他もみんな同様なので、目を瞑りましょう....)
丹下段平なんか、声までなりきっていて、そのまんまでした。
なんでも香川照之は30年以上の熱狂的ボクシングファンとのことで、熱の入り方も半端なものではなかったようです。(前述の特番やTV番組の映画コーナーでさんざん言っていた。「自分はボクシング関係者であって、役者の方が仮の姿みたいなものだ」と。) それは観ていても伝わってきたし、矢吹丈:山下智久、力石徹:伊勢谷友介にもその熱は伝わっていました。山下・伊勢谷・香川の3人のこの映画への熱情は見ればわかるし、どう見てもお手軽に作ってなんかいなくて本当のホンキなので、それは感動を呼びます。
CG無しの本物の鍛えた肉体と本当に殴って撮影したスーパースロー画面の迫力はスゴイです。
ぜひ、続編を作って、例の真っ白に燃え尽きたジョーのラストシーンまで見せて欲しいですね。(カーロス・リベラとホセ・メンドーサのキャスティングは困難を極めそうですが....)
映画『あしたのジョー』OFFICIAL GUIDEBOOK (講談社MOOK)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/29
- メディア: ムック
キネマ旬報臨時増刊 KINEJUN next vol.1 「あしたのジョー」大特集 2011年 2/21号
- 作者:
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2011/02/09
- メディア: 雑誌
- アーティスト: アニメ主題歌,荒木一郎,ジョー山中,尾藤イサオ,ヒデ夕木,おぼたけし,シミズ・ヤスオ,小池朝雄,スザンナ・スー,テレビ主題歌
- 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
- 発売日: 2002/12/21
- メディア: CD
あしたのジョー2 Blu-ray Disc BOX2 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- メディア: Blu-ray
力石徹 プロボクシングウェルター級 六回戦デビュー以来十三連続KO勝ち
メガトン強打の「若き殺し屋」の異名を取り 破竹の進撃を続けていたが
ある試合で観客の汚いヤジにカッとなり その客をたたきのめして瀕死の重傷をおわせ
コミッショナーの無期限出場停止処分を受けた
また その処分を不満としてほうぼうで 暴力事件を引き起こし…
(原作より)
by 通りすがり (2011-05-09 16:16)
>通りすがり様
原作での力石の少年院入りの理由、ありがとうございます。
今を去ることン十年前の中学生時代に私も読んでいるはずではあるのですが、ちっとも覚えていませんでした。
by 怪しい探麺隊 (2011-05-09 21:02)