ゲット・スマート

パッセンジャーズに続いて、アン・ハサウェイ繋がりでゲット・スマートを観ました。

コレは劇場公開時にも見ているし、Wowowを録画して持っているので何回か観ています。
何回見ても面白い。
コメディと真っ当なスパイアクションが極めて高レベルでバランスしていて、少しだけオシャレで年代を問わずに誰でも楽しめるスパイ映画になっている。
（思うにセンスがいいのだと思う。）公開時は、デート・ムービーに最適だと思った。
スピン・オフ作品が作られているけれども、本編の第２弾が作られたら、迷わず観に行く

スティーブ・カレルは、この映画まではアメリカでは相応の人気があるコメディ役者のようだけれども感覚の違う日本には合わない。少なくとも自分には合わないという印象だったけれど、完全に見直した。

アン・ハサウェイのスタントシーンは吹替えだろうけれども、時には顔が映っているシーンもあるし、コミカルなところも含めて、この映画で彼女を見直した。こんな役もできるのか…と認識を改め、（女優で映画を選ぶことが多いけれども）アン・ハサウェイ軸ができたキッカケの映画になった。

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この映画の公開時に、予告編で盛んにギャグ場面を見せていたのは、いずれも小ネタではあったけれども、劇場で新鮮に笑えずに残念だった。
例えば、玉暖簾がジャラジャラ落ちるところ、スキを見て電話の受話器を投げ付けたがカールコードで戻ってしまうところ、靴電話のシュールなシーンを大真面目にやるところなど。。。。
この辺は2度目には笑えない、インパクトで勝負のネタなので、ああいう露出のさせ方は、客の興を殺ぐと思う。反省して欲しいと思った。

ビル・マーレイがチョコっとだけ登場しているけれど笑える（エージェント13の役）。えっこんなところでという登場の仕方、かつ、極めて良い味を出しているので、ぜひ、探してください。

大男のダリーブは恐らく、ロジャー・ムーアの007シリーズに何度かでたジョーズへのオマージュだと思うけれども面白い。

ゲット・スマートそのものの元ネタのTVシリーズも相当面白いらしいけれども、残念ながら観たことがない。

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