グレース・ケリー　（四半世紀前の東京の映画事情）：映画　雑感メモ、などなど：SSブログ

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グレース・ケリー　（四半世紀前の東京の映画事情）　[映画　もろもろ．．．．] [編集]

昔っから、グレース・ケリーが好きなんです。
…と言っても、リアルタイムで観た世代ではなく（彼女は親よりも少し上の年代）、84年頃、銀座・日比谷・有楽町あたりで東宝系の映画館で The Hitchcock Festival と銘打ってリバイバル上映をやっていたのを観て…というキッカケ。
（東宝はいまも午前10時の映画祭をやっていますが、当時（84.85年頃）は東宝以外もこういう企画をいろいろやってました。）

初上映時（50年代）復刻版のパンフ・上流社会
追記：よく見るとこの衣装とパールのネックレスは「裏窓」のモノですね。
昔はこの辺、アバウトだったんですね

大学生の頃は名画座で2本立て・3本立て…なんてのを連日のように観て、年間200本くらい映画を観た年もあったのですが、彼女が亡くなったのが82年9月で、やたら映画を観た時期はたぶんそれより後です。
新聞に事故の記事が載っていたのは覚えているんですが、大ショック!!という記憶ではないので、そのタイミングではギリギリ「名前は知ってるけれど出演作は観たことない」だったのではないかなぁ....

グレース・ケリー出演作の中でも、泥棒成金とか上流社会とか裏窓とか、古き良きハリウッド映画の香りたっぷり...のが好きでした。全部、彼女が大金持ちのお嬢さまの役ですなぁ....　(^^ゞ

確か最初が裏窓でした。まどろんでいたジェームズ・スチュアートが目覚めると恋人のグレース・ケリーのスクリーン一杯のどアップが迫って来てキスをする...というシーン、息を呑みました。一発で持っていかれましたね....

彼女がアカデミー賞を獲った喝采も当時スクリーンで観ているんですが、それほど感銘を受けた覚えはない。喝采はモノクロで上記3作はカラー。思うに、単に グレース・ケリー の美しさに眼が眩んでいただけ…だったんだろうと思います。
泥棒成金と上流社会と裏窓の3本は、各々のDVDの最初の版が出た途端に跳び付いて買いました。それらについてはまた改めて書きます。。。
Movie/泥棒成金- スペシャルコレクターズエディション
Movie/上流社会　特別版 High Society

コレも復刻版のパンフ・泥棒成金

Movie/北北西に進路を取れ

← 哀愁（ヴィヴィアン・リー）のリバイバル上映用パンフレット

ガス燈（イングリッド・バーグマン）の復刻版パンフレット→

当時はリバイバル用に新たに用意したパンフを売ったり、初上映時の復刻版を売ったり、何も無かったり、いろいろでした。ここに掲載している復刻版はみな84.85年頃のリバイバル上映館で300円とか350円くらいで買ったものです。

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裏→

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裏→

いまは無い三百人劇場（都営三田線・千石）でのリバイバル上映のパンフとチラシ

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裏→

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裏→

情婦（※）のラストのどんでん返しには息を呑みました。　　よく呑むなぁ。。。
※原題は「検察側の証人」。原題の方が好きです。　さだまさしが検察側の証人というタイトルの歌を作っていますが、たぶんコレにちなんでいるんだと思います。歌詞はちょっと羅生門とか藪の中のイメージに近くなっています。
Movie/情婦

これは、新宿・シアターアップル（目印のコマ劇場がもう無いもんなぁ...）