SSブログ

アバター 特別編(3D) [映画 あ行]

アバター 特別編」を見てきました。
AVATAR_a.jpg川崎のIMAX3Dも考えたんですが、往復の時間も考えるとスケジュールが合わず、近い109シネマズで最近もうひとつの3Dとして導入されたmasterimage3Dというので観てきました。

Blu-Rayをレンタルして以来、(新規追加シーンなんかどうであろうと)もう一度、大画面の3Dで観ておきたいなぁ…と思い直しました。(完全に彼らの商法に乗せられている[ふらふら]のを、よぉ~く自覚していますよ。)

…で、まず思ったのは、
暗い・不鮮明なこと。
家で観たBlu-Rayの明るさ・細部までの鮮明さに比べて、3Dメガネのせいで暗くて、その副作用として不鮮明な印象でした。(最近、老眼が始まって、暗いとかなり観辛い[もうやだ~(悲しい顔)]
コレがmasterimage3Dだからなのか(他の方式の3Dだともっと明るかったのか)は、他を体験してからだいぶ時間が経っているので、印象での比較では意味がないし、記憶は薄れているので、あまりよくわかりません。
立体感はもちろんあるので、観に行った甲斐がなかったという意味ではないです。大き過ぎた期待が少し減殺された…というところです。
IMAX3Dは2010/2以来観ていないし、RealDは2009/12以来です。
印象としては、XpanDも含めて、もう少し明るかった印象があります。(そのうち、再検証が要りますね。)
IMAX3Dは遠い・交通費掛る、RealDは単価高い、対してXpanDは+300円でリーズナブル…ともっぱらXpanDを観ていたのですが、近くにあったXpanD方式の映画館がmasterimage3D方式に変えてしまったので、この暗さがmasterimage3Dの特性だとすると、かなり残念な変更です。
XpanDはメガネが重い等の悪評がありましたが、首掛け紐のリングで長さ調整をして後頭部で締めると、メガネonメガネでも、支え続けなくともズリ落ちない…という利点がありました
masterimage3Dは、メガネが返却不要の1回使い切りのモノ(RealDより安そう...)になり、ストラップもなく固定ができないので、メガネonメガネの場合、ずっと手で支え続ける必要があり、かなりストレスでした。この点でも残念です。 
なお、私には関係ありませんが、masterimage3Dには「子供用サイズ」の用意があります
最近は、仮面ライダーとか戦隊モノとかの子供用3D映画が増えているので、それを考えての 変更だと思います。やむなしですね
RealDの300円別売りのクリップオン・タイプを試してみて、良ければ今後は「3Dは1,900円」と割り切るのかなぁ…と考えています。


改めて、アバターを観て思うのは、クオリッチ大佐スティーブン・ラング)の存在です。
(ちょっと、私、眼の付けどころが変かも知れません。アバターを観て、こーゆーこと考えてるヒトはあまり居なそうな気がします。)
軍人には、大きく分けると、「攻めたくて軍に入った軍人」と「守りたくて軍に入った軍人」が居るのではないかと思います。
ちょっと安易・拙速な類型分けかも知れませんが、守りたくて…タイプはイザという時頼りになり、かつ、無用な無茶はしないであろう…と安心して頼りにできますが、攻めたい…タイプには機会を捉えて何をするかわからない恐さを感じます。
だからこそ、シビリアン・コントロール等の大原則がある。
クオリッチは攻めたい軍人の典型でしょう。それなのに、パーカー(ジョバンニ・リビシ)は、シビリアンとしてコントロールすべき立場だったのに、付け上がらせてコントロールし損なう。
字幕版の限界については前にもちょっとだけ書きましたが、グレースパーカーに対して「飼い犬(←クオリッチのこと)には口輪を填めておきなさい!!」と言い、パーカーが言い返せないシーンがありますが、字幕だとここの訳が違っている。英語セリフはこの辺の本来の立場を示した良いセリフであったのに…と思いました。

パンフレットは、私の行った映画館の場合「以前の公開の時と全く同じもの」とのことだったので、買っていません。


アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]

アバター ブルーレイ版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray



アバター DVD版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組)

アバター DVD版エクステンデッド・エディション(本編3種収録)(初回生産限定3枚組)

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]

アバター ブルーレイ&DVDセット [初回生産限定] [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: Blu-ray



アバター [初回生産限定] [DVD]

アバター [初回生産限定] [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD


【新たに追加されたシーンの主なものは↓です。】

[ひらめき]ジェイクのアバターとしての初出動で、グレースがやっていたナヴィのための学校の廃墟(今は機材倉庫として利用)に寄り、必要な装備を揃えるシーンがあります。
壁に弾痕があり、ジェイクが「ここでいったい何があったんだ?」と尋ねますが、グレースは答えません。この辺は「エクステンデット・エディション」では再度追加されるのかも....

AVATAR_h.jpg[ひらめき]ジェイクも一緒にナヴィ族がスタームビースト狩りをするシーンが追加。ジェイクも見事に1頭斃します。
スタームビーストは、前のアバターには出てこなかった気がしますが、↓で紹介するアバター 公式完全ガイドに載っています。
ナヴィ族の主食だそうです....→→→

[ひらめき]ジェイクとネイティリが絆を結ぶところは、2人がフィーラーを結ぶところがほんの数秒追加されているだけです。
セクシーなシーンの追加を期待した貴方[exclamation]残念でした。

[ひらめき]先祖の声が聞こえる樹を、スカイ・ピープルのブルドーザーで倒された報復として、ナヴィ族がブルドーザーと守備隊を襲い全滅させた跡の様子が描かれています。
ジェイク(とグレース)はクオリッチにスイッチを切られて強制的に戻されて、ブルドーザーのカメラ破壊等を責められて基地に居ましたが、その間にジェイクの抑えがなくなったナヴィ族はイクランに乗って上空から急降下しつつ矢を放つというやり方で、ブルドーザーと守備隊を襲い全滅させます。その被害現場の検証の様子が追加されています。
間にコレ(やったら、やり返されたシーン)があるからこそ、いきなり生命の樹を倒すという暴挙への流れが自然になる気がして、これはあるべきシーンだった、と思いました。(そうでないと、いくらクオリッチ大佐が暴走したにしても、やることが急過ぎて、基地内の心ある人々(居るとして)が付いてこない…リアリティが不足です。このシーンがあると、報復への報復として多少リアリティが増す気がします。)

[ひらめき]スタームビーストは、最後の戦いの中でエイワがジェイクに応えた結果、動物たちが戦いに参加する際に、ハンマーヘッド・ティタノテリウムと一緒に暴走するシーンも追加されていました。

[ひらめき]最後の戦いでツーテイがドラゴン・ガンシップから撃たれて墜ちるシーンが延長されています。ツーテイは墜ちながら空中姿勢を整えて樹の蔓や葉に掴まって速度を落としながら、堕ちて行きます(さすがナヴィ族)。銃弾で即死だったわけでも、墜落そのもので死んだわけでもなく、地上で瀕死状態で倒れている…というシーンがあります。

[ひらめき]ネイティリがクオリッチを斃して、ジェイクにエクゾパックを付け、互いに "I see you." と言った後のシーンが追加されています。
ジェイクは、もう一度アバターになって、ネイティリと共に瀕死のツーテイの許に駆け付けます。他のナヴィ族に見守られつつ、ツーテイはジェイクに一族を託します。

以上が、記憶の範囲で主なシーンですが、パンドラの自然や生物に係る細かな描写の追加は多々あったようです。

改めて観ると、なんで最初からコッチの版で上映しなかったの[exclamation&question]という気がします。
ここまで長い映画ですから、いまさら8分、9分増えてもどうってことなかったろうに...と思います。
たぶん、アバター エクステンデッド・エディションを観ると、更にそちらの方が良い…ということになりそうな気がしますが。。。。


アバター 公式完全ガイド

アバター 公式完全ガイド

  • 作者: マリア・ウィルヘルム
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2009/11/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

この本↑は最初に観てすぐに買いました
設定の細かさ(創り込みの念の入れ方)には感心します。
映画が気に入った人には興味深いし、図がきれいでお勧めです。
ただし、映画のキャラクター(ネイティリ、ジェイク等)やあらすじとは全く関わりなく、謎に満ちた惑星パンドラの全てを学術的に調査した「架空の極秘レポート」の体裁です。
映画のパンフレットの豪華版ではないので、その点はお間違えなく。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。