ザ・ウォーカー [映画 さ行]
「ザ・ウォーカー」を観ました。
日本では製作者の意図通りにはウケないだろうなぁ…と思いました。
面白かったです。 デンゼル・ワシントンがカッコイイ。
久々のゲイリー・オールドマンのキレた悪役も良かった。
(悪役演じると自分の子供のウケが悪いので、ハリポタのシリウス・ブラックや
バットマンのゴードン警部等の「正義」サイドをしばらく演じていたが)久々に本領発揮。
個人的には、歩き続けていることに意味(重要性)は乏しく、
世界の終末の原因にもなり、またそれでも唯一残った「本」をひたすら守って運ぶ…
というところに意味があると思うので、
タイトルは原題を活かして”THE BOOK OF ELI”の方が良かった気がする。
あと、30年歩き続けている…って、いったいどういうルートなのだろう。
ゴールがアルカトラズ島でアメリカを歩いているなら、余程あちらこちらで時間を費やすエピソードを重ねないと、1年もあれば徒歩でも着きそう。。。。
海をいくつも渡って本当に「世界中を」歩いたのだろうか???(難癖、重箱の隅が趣旨ではありませぬが。)
われわれ日本人にはピンと来にくい宗教・キリスト教ネタ。
運んでいる『唯一の本』が何かはセリフですぐにわかるし、予告編を観れば多くの人が想像していた通り、聖書。
それをカーネギー(ゲイリー・オールドマン)が熱望する理由は、頭では理解できるが、実感を伴わない。
何しろ、たかが『本』が最終戦争の原因になる…というのが、まず、日本人には理解の外。
でも世界の現実は、実際に「今この瞬間も続いているもの」も含め、国際紛争と言えば、みな、根っこは宗教戦争。
(根っこどころか、「隅から隅までずずずいっと宗教戦争!」ってのも多いが。)
雷鳴が轟き稲妻が走り…と、大昔の宗教映画風演出を確信犯でやるあたり、 作りたくてこういう映画を作っているわけで、そこも含めてふつーの日本人(=私)には根本的な理解は難しい。
【鑑賞日:2010年6月19日】
日本では製作者の意図通りにはウケないだろうなぁ…と思いました。
面白かったです。 デンゼル・ワシントンがカッコイイ。
久々のゲイリー・オールドマンのキレた悪役も良かった。
(悪役演じると自分の子供のウケが悪いので、ハリポタのシリウス・ブラックや
バットマンのゴードン警部等の「正義」サイドをしばらく演じていたが)久々に本領発揮。
個人的には、歩き続けていることに意味(重要性)は乏しく、
世界の終末の原因にもなり、またそれでも唯一残った「本」をひたすら守って運ぶ…
というところに意味があると思うので、
タイトルは原題を活かして”THE BOOK OF ELI”の方が良かった気がする。
あと、30年歩き続けている…って、いったいどういうルートなのだろう。
ゴールがアルカトラズ島でアメリカを歩いているなら、余程あちらこちらで時間を費やすエピソードを重ねないと、1年もあれば徒歩でも着きそう。。。。
海をいくつも渡って本当に「世界中を」歩いたのだろうか???(難癖、重箱の隅が趣旨ではありませぬが。)
われわれ日本人にはピンと来にくい宗教・キリスト教ネタ。
運んでいる『唯一の本』が何かはセリフですぐにわかるし、予告編を観れば多くの人が想像していた通り、聖書。
それをカーネギー(ゲイリー・オールドマン)が熱望する理由は、頭では理解できるが、実感を伴わない。
何しろ、たかが『本』が最終戦争の原因になる…というのが、まず、日本人には理解の外。
でも世界の現実は、実際に「今この瞬間も続いているもの」も含め、国際紛争と言えば、みな、根っこは宗教戦争。
(根っこどころか、「隅から隅までずずずいっと宗教戦争!」ってのも多いが。)
雷鳴が轟き稲妻が走り…と、大昔の宗教映画風演出を確信犯でやるあたり、 作りたくてこういう映画を作っているわけで、そこも含めてふつーの日本人(=私)には根本的な理解は難しい。
【鑑賞日:2010年6月19日】
ブロマイド写真★デンゼル・ワシントン『ザ・ウォーカー』/アップ
- 出版社/メーカー: シネマインク
- メディア: おもちゃ&ホビー
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