インセプション [映画 あ行]
インセプションを観ました。
映像が斬新、かつ、ストーリーも面白い。
一部に「よくわからない」とか「説明不足」という声もあるけれど、この映画でそんなことを説明し始めたらものすごく長くなってしまうので、「そこは割愛!感じ取って!!」とやらざるを得ないと思う。
映画って、そういうものですよね。120分とか、どんなに長くとも180分程度に収めなきゃイケナイし、本筋外で長々やってるとそれでまた批判喰らうし、伝えたいことが伝わらないほどに端折っちゃうと「ワケがワカンナイ」と言われてしまう。 そのバランスが脚本や監督の「腕」の魅せどころだし、実際、そこで映画としての面白さが決まると思うのです。この映画に関しては「巧くバランスしている」と私は思いました。
つまり、夢にどうやって入るか…とかそういうところは考えるべきところじゃなくて、夢の中の時間経過が遅いこととかを含めて「そういう前提になってます」という認識のもとで、斬新な映像やストーリー展開等を楽しむ作品だと思う。
この辺りの「『所与の前提とか世界観』があるところ」が、マトリクスと比較される由縁だと思う。
(「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズなんか、『所与の世界観そのもの』の中で展開しているけれど、アレくらい現実から懸け離れちゃうと誰でもそういうものだと理解できるけれど、このインセプションは比較的現実世界に近いから混乱するのだと思う。)
個人的には、マトリクス第1作を観た時の「斬新な映像からの衝撃!」には及ばない(あの時は、あまりに面白くて、直ぐにもう一度観に行った。その後、こちらもいろいろと慣れてしまったから)けれど、すごく面白い。
ライバル巨大企業の2代目に会社を潰したいという「意識」を植え付けるためだけ…というのは、「渡辺謙さん、やり過ぎでしょう。リンボ(虚無)に沈みかけたり、リスクの方がデカイじゃないっすか?!」という気がしたけれど、まぁ、それでも登場人物が他の手(正攻法で企業として競う、等)よりも、この方法がやりたいなら仕方ないし。。。。(???)←「巨大企業なのに内部統制の無い企業」の見本のようです。(笑)
マリオン・コティヤールは改めて見て、やっぱりいい女だなぁ…。(アレくらいいい女だと、コブくらいとらわれちゃうのも大いに納得できる。)
ディカプリオ、確かに印象がシャッター・アイランドと被らないでもないけれど、コチラの方が出来が良い印象(単に映画としてコチラが好みだから引き摺られているかも)。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが良かった。
「500日のサマー」は観逃したが、(ズーイー・デシャネルも好きなので)やはり観れば良かった!と大変後悔している。
ラストはすんごく微妙なところでプツッと切ってしまって、判断を観客に委ねている。 憎いな。。。
(「あと5秒見せろ!3秒でもいい!!気になるじゃないかぁっ!!って感じで、そこにちゃぶ台があったら間違いなくひっくり返している。。。)
今日現在、「もう一度観に行きたい気持ち」と、「まだ他に観たいの一杯あるじゃないか、もったいないだろう!」という気持ちが激しく戦っているところ。明日・金曜はよく行くシネコンのサービスデイ! 危うし!!
【鑑賞日:2009年7月18日】
↓
結局、2回目行きました。
コチラ もご参照。
映像が斬新、かつ、ストーリーも面白い。
一部に「よくわからない」とか「説明不足」という声もあるけれど、この映画でそんなことを説明し始めたらものすごく長くなってしまうので、「そこは割愛!感じ取って!!」とやらざるを得ないと思う。
映画って、そういうものですよね。120分とか、どんなに長くとも180分程度に収めなきゃイケナイし、本筋外で長々やってるとそれでまた批判喰らうし、伝えたいことが伝わらないほどに端折っちゃうと「ワケがワカンナイ」と言われてしまう。 そのバランスが脚本や監督の「腕」の魅せどころだし、実際、そこで映画としての面白さが決まると思うのです。この映画に関しては「巧くバランスしている」と私は思いました。
つまり、夢にどうやって入るか…とかそういうところは考えるべきところじゃなくて、夢の中の時間経過が遅いこととかを含めて「そういう前提になってます」という認識のもとで、斬新な映像やストーリー展開等を楽しむ作品だと思う。
この辺りの「『所与の前提とか世界観』があるところ」が、マトリクスと比較される由縁だと思う。
(「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズなんか、『所与の世界観そのもの』の中で展開しているけれど、アレくらい現実から懸け離れちゃうと誰でもそういうものだと理解できるけれど、このインセプションは比較的現実世界に近いから混乱するのだと思う。)
個人的には、マトリクス第1作を観た時の「斬新な映像からの衝撃!」には及ばない(あの時は、あまりに面白くて、直ぐにもう一度観に行った。その後、こちらもいろいろと慣れてしまったから)けれど、すごく面白い。
ライバル巨大企業の2代目に会社を潰したいという「意識」を植え付けるためだけ…というのは、「渡辺謙さん、やり過ぎでしょう。リンボ(虚無)に沈みかけたり、リスクの方がデカイじゃないっすか?!」という気がしたけれど、まぁ、それでも登場人物が他の手(正攻法で企業として競う、等)よりも、この方法がやりたいなら仕方ないし。。。。(???)←「巨大企業なのに内部統制の無い企業」の見本のようです。(笑)
マリオン・コティヤールは改めて見て、やっぱりいい女だなぁ…。(アレくらいいい女だと、コブくらいとらわれちゃうのも大いに納得できる。)
ディカプリオ、確かに印象がシャッター・アイランドと被らないでもないけれど、コチラの方が出来が良い印象(単に映画としてコチラが好みだから引き摺られているかも)。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが良かった。
「500日のサマー」は観逃したが、(ズーイー・デシャネルも好きなので)やはり観れば良かった!と大変後悔している。
ラストはすんごく微妙なところでプツッと切ってしまって、判断を観客に委ねている。 憎いな。。。
(「あと5秒見せろ!3秒でもいい!!気になるじゃないかぁっ!!って感じで、そこにちゃぶ台があったら間違いなくひっくり返している。。。)
今日現在、「もう一度観に行きたい気持ち」と、「まだ他に観たいの一杯あるじゃないか、もったいないだろう!」という気持ちが激しく戦っているところ。明日・金曜はよく行くシネコンのサービスデイ! 危うし!!
【鑑賞日:2009年7月18日】
↓
結局、2回目行きました。
コチラ もご参照。
インセプション (レオナルド・ディカプリオ主演) [DVD]
- 出版社/メーカー:
- メディア: DVD
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